W=H溶液

英名:West-Howland Liquid 外見:薄黄色の液体。無臭。
数値効果:生首状態の人間を存命させる 
由来:
 元ミスカトニック大学医学部の天才外科医ハリー・O・ハウランドがハーバート・ウェストのノートを参考に作り出した液体。“千の顔を持つ月”ハイドラに刈られた首であっても、この液体の中であれば生きていられる。ただし劣化が早いため、頻繁に蒸留して純度を保たねばならない。
登場シナリオ:『首の家』 1997年2月プレイ(オリジナル・シナリオ)

葵: 魔術的な品というよりは……化学薬品?
有味: クトゥルフで魔術と化学は相性良いですよ。いらん化学実験した末に神話的恐怖と遭遇、なんて事は日常茶飯事らしいですよ?
葵: 日常茶飯事かどうかは置いておくとして、言い分は分かったわ。
有味: 水槽の溶液の中に浮かぶ生きた生首、というB級ホラー的な効果を狙いました。
葵: ぱらぱら……(シナリオを眺めながら)。……雨に降り込められた洋館、隠棲した天才外科医、下着姿のうら若き女性、首だけの美少女。
有味: B級でしょ?
葵: さすが2日で仕上げたシナリオだけあるわ。
有味: この前後に凝ったシナリオを作ったので、軽めなものを勢いで作ってみたんですよ。と苦しい言い訳。ちなみに有味アーカム・シリーズの準レギュラー、クリスティン・フランセス・フォールワース嬢はこのシナリオが初出です。
葵: タンスの中から出てきた縄で縛られた下着姿の女性、というド派手な登場の仕方でね。


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