過去視の水晶

英名：Retrocognate Crystal	外見：ゴルフボール大の多面水晶球
数値効果：時間逆行（1,000万年遡る毎に正気度を1ポイント喪失する）
由来： 　元白凰区の鵺木家が保存している魔術的物品。数種の香薬等の助けを借りることにより、時間を逆行することが可能。ただし、時間逆行中に神話的存在の注意を惹く可能性がある。
登場シナリオ：『少女の策謀と猟犬と』、2005年2月3日発表（短編小説）

有味：	拙作に登場させたアイテムです。効果はかなり月並みですね。
葵：	「ゾン・メザマレックの水晶（永劫の珠）」と同様の症例ね。
有味：	ちょうどC・A・スミスの作品集を読んでいたので影響を受けました。と、もっともらしい逃げ。
葵：	でもオチはロングなわけね。ウボ＝サスラに到達する前に猟犬に見つかっちゃったって所かしら？
有味：	ウボ＝サスラに到達するほど強力な魔術アイテムじゃなかったんでしょう。余計な実験を試みた科学者には、これでも十分不幸ですが。
葵：	神話の魔術師物語の典型ね。いらん事して神話的存在と遭遇して……というのは。
有味：	名前の付け方を失敗したかなー、と思っています。同名の超能力とは「過去視」のニュアンスが違ってますので。「時間逆行の水晶」とすれば良かったかも。それにしても、こういったタイムマシン系のアイテムは多いですねー。
葵：	有名なところでも「ド・マリニィの掛け時計」とかね。偉大なる種族も生粋のタイムトラベラーだから、何か装置を隠していそうだわ。
有味：	……今後のシナリオのネタをばらさないで下さいよ。