キーパーの言い訳。



 プレイ時間は2時間33分54秒です。
 見積もりより30分多くかかりましたが、それは私がふざけすぎたからでしょう。

 かなり実験的なシナリオ/セッションだったので、キーパーとしては「なるほど」と思う箇所がいくつもありました。
 探索者が1人なので、プレイヤー側にもそれなりの力量が求められると思います。「ロールが失敗したからセッション失敗」という危険はダブルタイム・ルールの導入によってシステム的に回避されていますが、「プレイヤーが思うように行動してくれなくてセッションがグダグダ」という危険性は人的パワーによる所が大きいため、事前の見極めが必要かもしれません。
 今回は私のクトゥルフでは超常連のプレイヤーさんが、探索者として既に活動しているキャラクターを使ってセッションに挑んだため、概ね滞りなくシナリオは終了しました。プレイヤー個人の打開力が少なからず必要になると思います。

 なお、中盤ののマークのファーストフード店ネタはシナリオにちゃんと書かれたものです。宇宙的恐怖と身近にあるお店を比較して不気味さや焦燥感を盛り上げる演出が主目的なのですが、例によって15分に1回は笑いを入れないではいられない私の悪い癖により、それ以降白凰市は殺人ピエロ教団が暗躍する地獄の街になってしまいました(笑)。リプレイでは大幅カットしてあります。らんらんるー。
 タイトルになっている「生ける神の手」とは、“名状し難きもの”の手(=手先)である黄の印の守り手の事を言っているのだと思います、多分。

 こういう1人用シナリオを集めたシナリオ集があっても面白い気もします。

 今回、摩周くんのにょきっとした手を提供してもらった素材サイト フリー素材CGイメージさま
 JOJO織本作成支援(笑) JOJO顔Maker ヴァージニア・ルームさま