RPGマガジン創刊号 掲載シナリオ ![]() 2008年6月7日 プレイ
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志半ばで不本意にも亡者の船を降りる事になったガーリックでしたが、故郷に帰って自らの意志をある人物に託します。紫の街の島で船長をしていた弟・ジンジャーです。ガーリックの認めた紹介状を手に、ジンジャーは亡者の船の傭兵団が逗留するアルギミリアの首都カドサンドリアにあるハンスヘルト邸へと向かいました。
カドサンドリアについたジンジャーを迎えたのは、兄から聞いていた面々と、そして意外な人物でした。なんと、フィオリアとジンジャーはかつて一緒に冒険していた仲間だったのです! 導かれるようにして再会したかつての仲間に奇縁を感じ、斧使いジンジャーが亡者の船の傭兵団に合流します。 フィオリアがパーソナリティを務める新番組(?)「らっきー☆ぱらだいす」によりジンジャーもデーモン武具で身を固めた立派な魔神傭兵になり、同時に前回の冒険でフィオリアが封印したデーモン・ファイター「ララハト」もデーモンの武具を与えられます。 新しい仲間を加え、一行はルテル船長の魂の在り処を求めて旅を続けます。
灯明皿の幻術には大苦戦しました。あと一撃で死ぬという状況にフィオリアとジンジャーが追い込まれましたが、奇跡的なダイスの目もあり(例によってオープン・ダイスですが)、どうにか全員生還できました。フィオリアのデーモン・ファイターは死んでしまいましたが、彼の活躍は決して無駄ではありませんでした。第1話で入手し、ここぞという場面の盾として活躍してきたティスマンのノームもついに死んでしまい、激戦だった事を偲ばせます。 どこかの宇宙公国の公子も言っていましたが「戦いは数だよ!!」というのが本当に当てはまるのが『ストームブリンガー』です。動死体は一撃で屠られてしまう弱い敵だったのですが、数で押されると歴戦の傭兵団といえども窮地に陥ります。 今回は参加キャラクターを絞ったので、外伝にはスタイン、ハンスヘルト、シャゼが回りました。「巨大な影」という、何やら不安を掻き立てる冒険に挑んでいたようです。 最近キャラクターの出入りがあるため、亡者の船の傭兵団内で派閥争いが勃発しつつあります。
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