レフ板を使ってみる

  
  レフ板を使うことで、今までと違った写真が撮れます、
   とても有効な道具なのですがあまり使っている方を
  見かけません。

  なぜでしょう? 面倒だからかな〜?

  花を撮ってみて、ひとつの花に明るく写っている部分と、
  暗く(濁って)写っている部分があることって気になりませんか?

  肉眼で眺めていると、そんなに気になりませんが写真になると
  気になりますよね?

  分かりやすい例が、春に咲く梅とか桜などの高い位置に
  咲いている花を撮ると、花の中心部が暗めに写ってしまいますよね。

    また、日影の花は優しい感じに撮れますが、光が不足するため
  色が濁りがち。

     そんな時、レフ板を使って光を補ってあげるのです。

  手前から光を補うことで光が花全体にまわって、色の濁りも取れます。

    まあ、上手く説明できませんが、一度レフ板を使ってみれば、その効果に
 驚くことと思います。



  私の持っているレフ板です。
  どれも直径は30cmくらい、
折りたためば半分くらいの
大きさになるので持ち運びに
不便ということはありません。

左は四角いタイプ

上はレフ板としてではなく直射
日光を和らげる目的で売られて
いるもの。

下は一般的なレフ板

右は花撮影に特化したもの。

レフ板を使う上で最大の問題は
固定ができないということ。

これらのレフ板は自立しません。
風があれば倒れます。

四角いタイプは自立しやすいかなと
期待しましたが、さして変わりありません。

アシスタントがいれば解決する
のですが。




真ん中に穴の開いたレフ板は
このようにして使用します。

なかなかのアイデア商品では
ありますが、怪しさ倍増ですね。

ある程度、背丈のある花には
とても有効だと思います。

このレフ板の弱点は背丈の低い
花には使えないということです。

 



長い間、悩んだ末、思いついた
自作レフ板です。

下半分がありません。
小さな花を撮るには
いらないのです。

白い部分は白のガムテープを
貼ってあります。

どうやってフードに固定するかが
問題なだけで、写真に写るわけ
ではありませんから相当がさつな
出来です。

銀紙タイプの方が反射は
強いけれど、白いものの方が
自然な写りが期待できます。




こんな感じになりますね。

実際に使用してみた感想は、
このように、かなり近づいていないと
効果が無いということでした。

思いっきりのマクロ撮影に
有効と言えます。

比較写真←クリックしてください。
レフ板の基本的な使い方は
写真に写りこまないギリギリの
ところに立てることですが、
このように下に置いても効果が
期待できます。

比較写真←クリックしてください。
このように日影に咲いている花は
柔らかな感じに写り、それは良い
ことなのですが、色が濁りがちです。

レフ板で少し光を補ってあげました。

比較写真←クリックしてください。


レフ板の使い方に絶対はありません、臨機応変に、ファインダーで効果を確認しながら、
花のまわりに置いてみる事です。
立ててみたり、寝かせてみたり、強く反射させたり、控えめ効果にしたり。
映画監督になった気分で、自分のいいと思う光を捉えてみてください。


レフ板を自立させる上手い方法がありましたら、ぜひ教えてください。
棒を取り付けて地面に刺す、、というのもいいかと思うけど。

レフ板、私は市販のものを使っていますが、A5サイズの白い紙でも充分に
効果があります。
まずは、白い厚手の紙をレフ板として実際に撮影してみてください。
効果ありますよ〜(^o^)丿

今回、いつもと違うカメラで比較写真を撮り、思うような写真が撮れませんでした。
手に馴染む。ということは大切なんだなと(^_^;)