入手した情報から判断すると、基本的にホイール以外は東京モーターショーの展示車通りで販売されるようです。ドアの枚数(2/4)、ボディー・カラー(白赤黒銀)以外はまったく選択の余地のないワン・グレード。噂のDSGや6ATなどはなく、5MTのみです。
エンジンはもちろん1.8T。でも、ゴルフ4に載っていたのとはちょっとセッティングが違うようで若干だけ高回転よりになっているみたいです。5MTのギア比もまったく同じというわけではなく、1速2速は同じですが3〜5速は若干高めのギア比になっているようです(後退、最終は同じ)。これは車重が1180kg(4ドア1210kg)とゴルフ4よりも100kgも軽量なことからきていると思われます。それゆえ、立ち上がりは鋭く、3速以降の伸びも十分なのではないかと。
ホイールは16インチ(205/45R16)で、”GTI”と名前の付いたアルミ・ホイールが付くようです。おそらくプレス・リリースの2ドアについていたゴルフGTIそっくりのやつかと。サス関係は素のポロと同じ(スポーツ志向のセッティングで15mmダウン)で、これも一部噂されていたマルチ・リンクの投入などはないようです(当たり前か)。でも、フェイス・リフト後の9Nはかなりリファインされているそうなので、どんな味付けの脚になっているか興味深々です。
プレス・リリースで流れている2ドア(欧州仕様)についていた、ヘッドライト・ウォッシャー、オート・エアコン、シート・ヒーターの設定はありません。少し残念ですが、ま、無くてもどうということはないものかと(笑)
それよりも、メーカー・オプションがまったくないことが残念です。サンルーフはもちろん、マルチメディア・ステーションも設定されません。そのため、マルチファンクション・インジケーターがつきません。あると便利なんだけどなぁ‥。
お値段はなんとルポGTIとほぼ同じ218万(税抜)4ドアは20万アップ。ノーマルのポロから約50万アップ。この差額で追加されるものは、エンジン以外にはフォグ・ランプ、銀縁メーター、空気圧警告灯、ブレーキ・パッド磨耗警告灯、革巻ハンドル、カラード・バンパー/サイドモール/ドアミラー/リアスポイラー、ハニカムメッシュグリル、赤ブレーキキャリパー、ツインエキパイ、サイドシルパネル、革ブレーキレバー、革シフトノブ、スポーツシート、メタル調インパネ、アルミ調ペダル、アルミ・ホイールなどです。
意外にも無くなったものもあって、リアシートのアームレスト、グローブ・ボックスの鍵なんかが標準ポロから無くなってます。
あと、東京の展示車にはボンネットの裏にインシュレーターがついていましたが、ついているんでしょうね? ちょっと気になります(笑)