Motoが働いております、第1航空隊について、
ちょこっと御紹介致しますね。
第1航空隊は、鹿児島県の大隈半島に位置する鹿屋航空基地、第1航空群に属する部隊です。主な行動エリアは東シナ海ですが、日本海、太平洋をも行動範囲とし、日本周辺の警戒と訓練を日々実施しています。
第1航空隊が保有する航空機は、P−3C哨戒機です。もとはアメリカの旅客機「エレクトラ」を改造したもので、本家のアメリカ、日本をはじめ諸外国が使用する世界でも有数の哨戒機です。その設計と初飛行は古いですが、卓越した性能は、いまだに作戦機として第一線の任務遂行能力を誇っています。主任務は警戒監視、対潜水艦戦等でありますが、搭載機器等を順次アップデートし、高性能化する潜水艦、多様化する各種任務に対応しています。
現在、海上自衛隊のP−3Cは白色と灰色のツートンカラーから、順次灰色一色に「ロービジ」化されています。また、これまで垂直尾翼に描かれていた、各隊のスコードロンマークは現在は消されており、P−3C部隊で残っているのは第51航空隊と第203教育航空隊となっています。なお1空のマークについては現在格納庫前の看板に残っています。これは、基地のすぐそばにある、鹿屋市立鹿屋女子高等学校の先生がデザインされたもので、1空の「1」をかたどった噴煙が、桜島の火口から海へたなびいている様子をアレンジしたものだとのことです。桜島は燃える意味を含めてオレンジ、噴煙は緑多き鹿児島を表すためにダークグリーンになっていました。
工事中!