モンスーリ公園
Le Parc de Monsouris
●池の近くの遊歩道と滝。こちらは小さな植物の茂みが重なり合い、西側とは対照的な趣。

  この公園が造成され始めたのは1868年だそうで、完成まで10年かかり、イギリス式庭園で人造湖が配されています。結構古いんですね。元々は風車のあるような荒れ地だったようです。開園当日に、その人造湖の水がなぜか無くなってしまい、責任を感じた技師が自殺してしまったそうな…。
 この公園の中にはパリ市の気象観測所や、旧パリ子午線の通過点を示す南部子午線標識もあります。どちらも公園南部の中央よりちょっと西よりのあたりです。
 公園に植えられた木は、1400本あまり。樹齢100年なんて木もざらにあるようです。そのうちのひとつはパリ気象台のそばの台地にあるセコイアの巨木です。

●池の周りの木々もうっそうと茂っていますね。その向こうに現代的なパリのアパルトマンが見えてしまっているのが、若干残念?
     
●池の開けた側からはこんな眺め。すかっとした空間から島の緑を眺める…というのもまた一興なのです。
●公園の中にあった、げーじつ的なオブジェ。赤がきれいですね。
Les parks et jardins de paris