Wariiors

Paragon Cityの巷をたむろするストリートギャング達が、他の街のチンピラと決定的に異なる点が一つある。それはヒーローや他のヴィラン組織に対抗するため自らスーパーパワーを身につけているという点だ。
そして彼らにスーパーパワーを供給する源こそ、古代魔法文明の産物アーティファクトであり、古代魔法文明の中心都市の一つオランベガが眠るParagon Cityは、この大いなる力の宝珠を巡るヒーローとヴィランの争奪戦の中心となってきた。
そしてアーティファクトを狙うストリートギャングの頂点に立つ組織、それがタロス島にその本拠地を置くといわれるギャング団、ウォリアースなのだ

だがウォリアースそのものについては、依然として謎が多く、その実態については他のギャング団ほど知られているとは言い難いのが現状だ。
そもそも彼らの首領についてもほとんど知られておらず、他のストリートギャングとの関係についてもヘリオンズとアウトキャストが彼らの傘下又は強い影響下にあるらしいという事以外何も分かっていないのだ。
だがヘリオンズやアウトキャストの構成員と同様、それぞれ使用する武器によって分類され、その扱いの巧みさによって上級構成員と下級構成員に分けられてい ること、そして昨年の9月頃から急にエレメントの力を有する構成員が台頭し始めたことなど、同じ体系の元に組織化されていることは疑いあるまい。

一方ウォリアースの構成員達は他のギャング団と比べ己の肉体に自身をもっておりエレメントのパワーによらず得意の武器一つで戦うことを好むが、にもかかわらずその実力は他のギャング団を遙かに凌駕している。
彼らは、己の拳を武器とするWarrior Bruiser(LV 20 – 29)、ショットガンのWarrior Buckshot(LV 20 – 29)、サブマシンガンを操るWarrior Gunner (LV20-29)、重いスレッジハンマーを振り回すWarrior Slammer(LV 20 – 29)、そしてナイフ使いのWarrior Slicer (LV20 – 29)という下級構成員に加えメイスの達人Crusher(LV 21 – 29)、巨大なバトルアックスを手足のように駆使するHewer(LV 21 – 29)、ブロードソードマスターのSlasher(LV 21 – 29)と、まさにそれぞれの武器を極めた闘士(Warrior)なのだ。
そして更に究極まで己の武器を極めた達人はHewer Eliteのように、Eliteの称号を与えられ、組織のトップに君臨するのだ。

ウォリアースの目下の最大のライバルは、同じタロス島を本拠地とする麻薬カルテルTsooである。
ウォリアースとこの謎の東洋の暗殺組織はその翼下の組織共々、目下全面的な抗争の渦中にある。今のところウォリアースと翼下のギャング団はParagon Cityの完全征服を企み、日に影に陰謀を巡らすTsoo陣営の攻勢に晒されている感があるが、昨年のエレメントパワーの強化など着々とアーティファクト のパワーを自らのものにしている現状から見ると、このまま押されっぱなしとも思えない。Paragon Cityのヒーローとしては今後もギャング戦争の行方からは目が離せないだろう。

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