佐々木禎子 作品リスト |
作 品 名 | 出 版 社 名 |
内容紹介とは名ばかりの、戯言
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欲求不満なラプソディー |
スコラ・ルチルノベルス(版元倒産のため絶版) |
学園もの。すごーく顔が好みのクラスメート(男・受)をゲットするために悪戦苦闘する調子のいいガキんちょな高校生(男・攻)と、その仲間たちのバンド青春もの。はじめて「平地にある高校」に生徒たちを通わせたことが(私的には)意味がある作品。H度は薄いです。脇役であるコンタくんが私の好みなんである。そしてイラストの初田さん(現在は改名されて「鹿乃しうこ」さんになってます)は壱王くんが好きだと言いました、まる。 |
東雲リボンステークス | スコラ・ルチルノベルス(版元倒産のため絶版) | 学園もの。閉ざされた山の上に蜃気楼のようにある東雲学園(男子校)での高校生ラヴァーズたちが繰り広げる酒池肉林(うそ)…H度は薄いけれどキスシーンはたくさんある。「したいけど、できない」モヤモヤ感満載の思春期の感情だけが酒池肉林している淡いお話。イラストの天乃さんは村本くんが好きなんだそうである。 |
クライマックスご一緒に | フランス書院・ラピス文庫 |
学園もの。ショタもの嫌いな方はご遠慮ください。早世しちゃったけど冗談じゃねーぜ、うら…と「あの世」から恋の成就のために帰ってきたバカな男の子が主人公。現世年齢は小学生のダーリン(攻)はすでに社会人になっているハニー(男・受)と一緒にクライマックスを味わえるのかっ。H度、ふつう。ラピス文庫です、という感じのHで。はい。 |
モーニングキスをよろしく | フランス書院・ラピス文庫 |
大学生と水商売。珍しく年齢があがりました。十代じゃないものを書くのは珍しい。「ある日、突然」出会ったとたんにフォーリン・ラブもの(基本だね)攻に感情移入して書いたんだが別にあたしはこんなタラシではない。イラストの初田さんが、初田さん(現在は改名されて「鹿乃しうこ」さんになってます) 的に攻男くんを1998年度かっこいい活字男ベスト1に選択してくれた。ビバ! |
さかあがりの地平線は恋の視線 | 白泉社・花丸文庫 | 学園もの。私的に珍しい東京近郊の高校もの。相手を落とすために策を練りまくる、バカなんだかマメなんだかわかんない攻さまが二人揃った短編2本。受の男の子二人はそれぞれに「悩む奴」と「ノー天気な奴」だけど両者揃ってハッピーエンド。 |
ホットロマンスが止まらない | 白泉社・花丸文庫 | 学園もの。車を盗んでドライブしたり喧嘩をしたり、高校生のお子さまなりに真剣なちゃらちゃら遊んでいる主人公たち、男二人(は、当然、友情が愛にっ)と女一人(女はやはり強く賢く美しく。ルパン三世におけるフジコちゃんっぽくね)の物語。お子さまな夜の盗賊団遊びまくるの巻。 |
不完全で完璧なキス | フランス書院・ラピス文庫 | プー太郎と高校生の年下攻。「捨てられていた動物クンを拾って連れ帰ったら、ほだされて」いつしか恋に。(基本だね)この本が、改名第一弾ということで、しうこさんの「あとがき」ページつき。ついでに私の「あとがき」でブル(BU)がプル(PU)になっていて悲しかった。「あとがき」の著者校正がなくて添削できなかったんです。痛恨の一撃でした。ごめんね。ブル好きのみんな。 |
ぼくらは恋をするカタチ | フランス書院・ラピス文庫 | 発明親父と二人暮らしのかわいい高校生の受くんが謎の住み込み家政夫の手におちるまでのあれこれ。実はこの家政夫は某国のスパイで、とか、マフィアの一員で、とか、あやしい秘密結社のエリート諜報部員で、とか、考えたり、考えなかったり。考えたのか、考えてないのか、どっちなんだ。はっきりせんかいっ。……ちゅーわけで読者さんから「攻くんの謎が気がかり」という意見がたくさん。彼の生い立ちその他の謎は私が墓場まで持ってゆきます。っていうほど大層なものでもないけどね。 |
キミはボクの恋のおまもり | フランス書院・ラピス文庫 | 幼いころのイジメっ子とイジメラレっ子が高校になって再会。そして何故か同居することになってしまって、さあ大変。イジメっ子はあいかわらずガンガン迫って苛めてくる。が、苛められてはいるものの、かつての不快感とは別な感覚が目覚めてきて、あれれ? というような話です。眼鏡の美形の攻くんが個人的ツボだったり。 |
パラダイス・ガレージ |
潟Cースト・プレス発行アンソロジー本『カサブランカ帝国』収録作
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「カサブランカ帝国」は百合もののアンソロジー本です。ネットを通じて、うちのサイトを見た編集さんからメールで「書きませんか?」というお誘いをいただきました。女の子どうしもの書きたかったので飛びついて書きました。14歳の女の子どうしのかわいい物語です。 |
鬼石 | 角川春樹事務所・ハルキホラー文庫 | こちらも「カサブランカ帝国」と似た感じに、ネットでお知り合いになった作家さんから編集さんをご紹介いただいて「初めてのボーイズ外」に挑戦してみました。「パラダイス・ガレージ」と同時期にプロット書いたりしていたので微妙にアプローチが似てます。女の子が主人公のホラーです。 |
ロッカールームでキスをして | 徳間書店・キャラ文庫 | 雑誌キャラに掲載していただいた「レインボウカフェでお茶を」とその続きです。働く男はかっこいいのだというコンセプトで書いたんだけど微妙にかっこ悪い気もしてます。 |
その夜ぼくは盗まれた | フランス書院・ラピス文庫 | 高校のPC部の2カップルがドタバタする話。編集さんに佐々木の男の趣味そのものを「変わってますよね」ときっぱりと言われたのがこの話の作者的いちばんの衝撃かもしれません。へなちょこな傾向の男の人が攻なほうがツボなんです。 |
ナイトメア・ハンター | 徳間書店・キャラ文庫 | 屍死鬼(グール)とその退治屋さんのお話。「退魔ものが書いてみたい」という佐々木の提案を通していただいて好きに書いたお話です。しかし例によって攻さまがなんかこう「かわいい」方向に流れがち。もはやこれは佐々木の習性。 |
SPも恋をする!? | フランス書院・ラピス文庫 |
政府要人を警護するSPたちの恋愛もの。警視庁に電話してお話をうかがったりとドタバタしたのもいい思い出だ。で、結局、好きなように現実をねじまげておもいきり佐々木設定フィクションにしてしまったというシロモノ。書いててやたら楽しかったです。 |
くくり姫 | 角川春樹事務所・ハルキホラー文庫 | 女の子が主人公のホラーです。解説が名文でクラリ。「わたしたちのおともだち」の物語を書きたいと念じていた部分がとりあえず伝わっているらしく嬉しいなあと解説を読んでホアアンとなりました。ジュネ投稿時代の佐々木作品が好きなかたには読んでいただきたいなあ。よろしくです。 |
けなげなミルク・ボーイ | フランス書院・ラピス文庫 | 学園もの。先生攻生徒受。牛乳瓶ラブな話。書いてる私は楽しかったが……。 |
最低の恋人 | 徳間書店・キャラ文庫 | 学園もの青春ラブ。タラシな攻とコマシな受。青春て恥ずかしいですよね。いたたたた、な話。このカップルはとても好きだなあと書いていて思ってました。 |
恋愛ナビゲーション | 徳間書店・キャラ文庫 | 大学生ラリーもの。雑誌掲載作に、そのあとのお話を書き下ろして文庫にしていただきました。 |
危険なキミも悪くない | フランス書院・ラピス文庫 | 学園もの。しかも生徒会。とても佐々木らしいアホな方向にはずれた生徒会。もはや誰も私を止められないというか我が道をいってしまったというか。妙に楽しく書いた話でした。 |
スウィート・マジック | 小学館・パレット文庫 | 学園もの。可愛いお話。自分的にはお気に入り。 |
したたかに純愛 | 徳間書店・キャラ文庫 | リーマンもの。色っぽさをめざしてみたり。 |
恋とペットと時限爆弾 | 二見書房シャレード文庫 | ペット探偵とフリーターの若干ですが年の差のあるカップル。雑誌掲載作に番外をつけて文庫に。 |
夏の秘密 | 小学館・パレット文庫 | 学園おさななじみもの。ボーイズラブ度低め成長もの。 |
彼氏になりたきゃどう言うの? | オヴィスノベルズ | 社長さんが攻。で、山岳もの。ヘリコプターで救出シーンをウハウハ書きました。 |
野菜畑で会うならば | ジュネノベルズ | やっとまとまった「野菜畑」でございます。 |
好きじゃなければやってられない | 小学館・パレット文庫 | オタクだがかっこいい教師攻でけなげ元気高校生受。 |
誘惑のジンクス | オヴィスノベルズ | 腐れ縁なふたりの社会人もの。私には珍しく正当派にかっこいい攻だと思ってます。 |
Kissing | 徳間書店charaコミックス | 高久尚子さん作画 佐々木禎子原作のコミックスです。高久さんにかわいらしく麗しく描いていただき、とてもしあわせでした。 |
ニュースにならないキス | 徳間書店・キャラ文庫 | アナウンサーもの。攻かっこよし受綺麗。 |
天使のような人だから… | 小学館・パレット文庫 | 天然美人受に元気年下けなげ攻。犬のバチタが激プリです。 |
プラトニックな愛撫 | 二見書房シャレード文庫 | 学園もの青春ストーリー。雑誌掲載作に番外をつけて文庫に。 |
三ッ星シェフの心得 | 徳間書店・キャラ文庫 | シェフもの。シェフ同士がバチバチしつつ惹かれあい。 |
秘密のキスは放課後に | 小学館・パレット文庫 | 学園もの。可愛い元気受くんが活躍します。 |
ロマンスの旋律 | オヴィスノベルズ | 邦楽の作曲家受美人さんと建設業のちょいと強引攻くんとの大人テイストラブ。 |
レイトショーはお好き? | 徳間書店・キャラ文庫 | 雑誌掲載作にプラス書下ろしで文庫に。映画監督志望の元気受くんとミニシアター経営とぼけた大人な攻とのほわほわラブ。 |
秘書の条件 | 徳間書店・キャラ文庫 | 美人有能秘書とできる専務とのアダルトラブ。 |
密約は甘く縛る | オヴィスノベルズ | こちらも美人有能秘書受けです。社長カコイイよ。 |
裏切りのディスタンス | 二見書房シャレード文庫 | 総会屋攻めで没落美人強気ぼっちゃん受けの復讐ラブ。総会屋ネタはいつか書きたくて書きたくてやっと書かせてもらえて嬉しかったです。 |
遊びじゃないんだ! | 徳間書店・キャラ文庫 | 雑誌掲載作にプラス書下ろし。見目麗しい少年が借金のかたに……の借金ものですが、金額のせこさと展開が佐々木らしいです。地に足ついてるつーか、はじけきれないつーか。 |
ラストヘブン | 徳間書店エッジノベルス | 伝奇学園青春もの。一夜にして海に沈んだ伝説の都市キラクをテーマにして書いてみました。見世物小屋ラブ魂とスプラッタ萌えの魂が弾けてました。書けて満足。 |
砂塵のかなた | フランス書院 f−ラピス文庫 | アラブです。潅木工事の技師受けでアラブプリンス攻め。アラブ好きなんですが「書いていいよ」と私にアラブを書かせてくださるところがなくて……。やっと欠けたのでノリノリで書きました。 |
花嫁は薔薇に散らされる | 徳間書店・キャラ文庫 | なんでも屋をやってるカワイコちゃん受けが「花嫁になれ」と依頼されて偽装花嫁に。相手は大手企業重役で、いきなりニューヨークに飛んでしまう。いったことないんだよNY。そして、いってみたいんだよシラキュース。という気持ちで書いて旅行欲を満たしてみました。 |
ドロップアウト 甘い爪痕 | 講談社ホワイトハート文庫 | 香港マフィア攻めで無資格医師受け。攻めも受けも脇役も「かっこよく!」を自分のなかの合言葉にして書きました。これも、いったことないんだよな香港。いってみたいな香港と思って書いていました。 |
唇で恋を刻もう | オークラ出版プリズム文庫 | 「初心に戻ろう」がキーワードの、かわいらしく、そして初々しいお話です。作中に出てくるバンドは実在のバンドではありません。 が、作中に出てくる小説は カート・ヴォネガットの 『タイタンの妖女』です。 |
指先の愛撫 | フランス書院 f−ラピス文庫 | 修復師と不動産業を営む若手社長ラブ。私はホテル経営者とか不動産関係者が好きなのかなとふと思う。特に知り合いは、いないのに。たぶん建築物萌えに関係して、そういう業種の人を書きたくなるのだろう。これは骨董ラブ魂が高じて書いてしまったお話。大人の恋愛のじれったさを書きたかったんですが、書けてたのかなあ。でもそのときどきの精一杯!! |
ドロップアウト 堕天使の焦燥 | 講談社ホワイトハート文庫 | ドロップアウトの続刊です。はじめてのシリーズもの。これに関してはとにかく登場人物みんな「かっこよく!」が自分に対しての戒めなので気合入れてます。気を抜くと私はすぐいろんな人たちを変人にしてしまうので。でも脇役に複数の変わったぬらりひょんたちが存在してます……。中国にはいってきた。しかしいまだ香港にはいけないままだ。 |
蜜の香り | 徳間書店・キャラ文庫 |
調香師と広告担当者とのラブ。「変人でもかっこよく!」を心の合言葉にして書きました。なんだか可哀想な生き物だな私は……。香水が好きなので、そして香水はセクシャルなアイテムだと私は思っているので、色っぽく、恋愛の楽しさを書けたらいいなと思って書きました。 |
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佐々木禎子 雑誌掲載作品リスト |
タ イ ト ル
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掲載雑誌名
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内容紹介とは名ばかりの思い出し笑い
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野菜畑で会うならば | 大JUNE 64号(1992年5月) | 学園もの。人間の顔がみんな野菜に見えてしまう主人公のそりゃー大変な話。タイトルは「ライ麦畑でつかまえて」からもらいました。ライ麦の主人公のホールデンが間違えて覚えていた歌の本当のタイトルは「ライ麦畑で会うならば」だったんだよね。実は書いてないけど続編があってタイトルも決まっている。続編タイトルは「雪だるまの休日」野菜畑から抜け出した主人公は雪だるまの国に行くのである。いつ人間世界に帰還するんだろう…。とほほ。 |
永遠の秘密 | 小JUNE 62号(1993年8月) | 学園もの。タラシでいい男の春臣くんは幼なじみの同性のクラスメートがずっと好きでした。手に入れてもいないうちに失うことを怯えて悼む、そんな話。私の話の原点みたいな主役である。ふはは。 |
月の林檎 | 小JUNE 64号(1993年12月) | 学園もの。「永遠の秘密」と同じ、山の上にある高校でのお話。空にかかる欠けた月が誰かの食べかけの林檎の切れ端みたい見える、とある夜の物語。一行だけ削りたい箇所がある。が、削るまえに掲載されてしまいました。しくりん。 |
春休みの子供たち | 小JUNE 66号(1994年4月) | 学園もの。自分の夢が弔われている墓場みたいな街に帰ってきた「夢食い少年」のバクと、現実的な男の子のお話。バク視点じゃないところが佐々木的かな。わははー。 |
幻へようこそ | 小JUNE 67号(1994年6月) |
SF調。タイトルは山口百恵ちゃんのアルバム収録曲からとったのでした。脳内視覚レンズを信頼するというか、読んでくださる方の想像力を信用することで書けた話。力不足の観あれど私はとても好きです。この話。うはふ〜。 |
寄生者狩り | 大JUNE 78号(1994年9月) | SF調。同一世界の別ストーリーのお話を天乃永遠さん主催同人誌に掲載していただいてます。いまとなっては赤面してしまって読み直せない作品筆頭作だ。はーはー奥さんいまなに着てるの? はーはー(意味不明) |
マリー・アントワネットとお呼び | 小JUNE 69号(1994年10月) | 学園もの。東雲学園という蜃気楼のような学園での幻みたいな男の子たちがおりなす物語。女装する生徒会長などボーイズ系のアイテム目白押しなのになんか違うのは「暗い」からか? 働いていた会社の上司の名前オンパレードで同僚女性が「課長と部長が〜やめてぇ〜」と悲鳴をあげていたのも懐かしい。いやん。 |
ジャンク天国 | 小JUNE 71号(1995年2月) | 学園もの。「マリー・アントワネット」と同じ東雲学園シリーズ。フィンガー5の「バンプ天国」からタイトルをもらい、歌いながらワープロを叩いていた。かなりキツイことを書いたつもりだったのに案外と読んでくださった方からの反応がよくて驚いた。それとも悪評はうちまでたどりつかなかったのだろうか。ぶひ? |
はじける舗道、とける波 | 大JUNE 81号(1995年3月) | SF調。一晩で書いた。とにかく書きたくて、書いた。女の子二人のお話なのでジュネに載ることはないと思っていたのに掲載していただけて嬉しかった。わーい。 |
東雲リボンステークス | 小JUNE 72号(1995年4月) | 学園もの。東雲学園シリーズ。スコラルチルノベルス「東雲リボンステークス」に収録されています。 |
ムーンライトハンディキャップ | 小JUNE 74号(1995年6月) | 東雲学園シリーズ。これも「東雲リボンステークス」(ルチルノベルス)に収録されています。 |
少女心中 | 新撰組 2号(1995年8月) | 学園もの。女の子二人もの。いろいろ下手くそなところはあるけれどすごく好きな作品。佐々木らしいっちゃ、すごく「らしい」話。これをきっかけにして「書きたい」という気持ちがより切実になったところがあります。むひょー。 |
天使という名の白い薔薇 | キャラセレクション7月号増刊(1999年5月) | 学園もの。顔も頭もいいのに超絶ドジですぐ転ぶ、そんなトボケタ攻と、かわいい顔して小柄で強気、でもちょっぴり鈍感くんな受が、恋愛を自覚して、告白して、くっつくまでのあれこれ。久しぶりの雑誌掲載。久しぶりのセンシティブ系。『東雲の頃の佐々木が好きでした』とおっしゃる方には、読んでいただきたいです。よろしくー。うぴ。 |
あたたかい幻に抱かれて | 小説ピアス10月号増刊(1999年9月) | 高校生の幼なじみものなのだが、総枚数の半分がエッチシーンというある意味でスゴイ作りになっています。依頼してくださったピアス誌の編集の方が「よくぞここまで」と驚いたという、佐々木にしてはハードな設定になっています。でも掲載されてみたら、他の作家さんたちと比較したら私のなんて、てんでお子さまだったので、佐々木『素』で笑いました。わはははははは。 |
レインボウカフェでお茶を | キャラ12月号(1999年10月) | 佐々木的には、はじめてのサラリーマンもの。タイトルは忌野清志郎@心のボスのアルバム『レインボウカフェ』からいただきました。シナリオライターをめざしつつ会社事務員をこなす受を、かっこいい肉体労働派の攻が、なだめたり、すかしたりしておとしてゆく話。ふふふ……。 |
心の解放区 | 小説ショコラ2000年5月号 | 勢いづいて二度目のリーマンもの。郵便配達のおにーちゃん受でリーマン攻。ミント菓子の商品名はピンキーで、ハートのピンキーについてはネット友だちに聞いてずっと書きたかったの。なんとなく、かわいいじゃん。噴水の裏側のシーンを派手にしたかったんだけど私の描写力じゃここが限界っつーか、一回、はいってみたいなあ。噴水の裏。むふ。 |
心に花を咲かせましょう | 集英社コバルト(2001年年1月18日発売)雑誌 | 教育実習生と高校の生徒とのピュアラブストーリー。最近の私には珍しいキス止まり。うはうは。 |
歩く花 |
マガジンマガジン梶@小説JUNE(2001年3月25日発売) |
5年前の投稿作です。突如ジュネ編集部内で発掘されて掲載されたというお話。視点主人公が女の子でしかも描かれているラブは老人でした。パチンコの機種も古いし出てくる歌も古いのがご愛嬌。5年もたつと見直すのが本人も怖いってば。てれてれ。 |
雪だるまの休日 | マガジン・マガジン鰹ャ説JUNE (2001年7月25日発売) | なにを思ったか『野菜畑で会うならば』の続きを10年ぶりぐらいに書きました。 ふ、ふふ。 |
ご奉仕します | マガジン・マガジン鰹ャ説ピアス11月号(2001年10月11日発売)/td> | 攻が受に無理矢理ご奉仕する話。佐々木はどうもそういう攻が好きらしい。苦笑。 |
恋愛ナビゲーション | 小説キャラ(2001年11月22日発売) | 大学生ラリーもの。ドライバーとナビとの恋愛。佐々木は元自動車部なのでいろいろなことを思いだしながら書いてみました。 知っていることを基盤にして書くとときどきけっこう恥ずかしい。脇の男女カップルが佐々木的には好きなんだけど、いかがでしょうか? みんなでしあわせになってくれるといいなあ、と。この人たちは。はははふふふははは。 |
レイトショーはお好き? | キャラセレクション(2002年1月22日発売) | ミニシアター経営者と映画好き青年との恋愛。書いてすぐ「私はしかし映画に詳しくないよ。どうしよう。たすけて」と思ったのも書き終えるといい思い出。書いているときに「映画館で映画が見たいよ」と。しかしいまだ行けていないのだった。くすんくすん。ふう。 |
雲より高い場所で | マガジン・マガジン鰹ャ説JUNE (2002年4月25日発売) | 山岳警備隊と山小屋の息子の話。私的テーマは「クールビューティー受」でしたがクールが高じて「なにを考えているのかさっぱり読めない謎の人」に。ひゃはは。 |
エッセイ・テーマ「初恋」 | 小説キャラ(2002年5月22日発売)掲載 | 初恋がテーマのエッセイというか思い出語りみたいな。 |
恋とペットと時限爆弾 前編 | シャレード (2002年9月28日発売/二見書房)掲載 | ペット探偵のテキトーでグータラな色男攻とフリーターのトラウマ持ちの受が巡り会いそして事件に巻き込まれ……。とても書きやすい攻くんでしたが後日、作者と攻くんの性質がわりと似てるのではないか疑惑が内々で湧き上がり、思い当たるところがかなりあったことで私はちょっと嫌だなと思った。あんまり似た人って出したくないよなと。とほほ。 |
恋とペットと時限爆弾 後編 | シャレード (2002年11月29日発売/二見書房)掲載 | 後編で事件は解決し恋も速攻解決だ。この受くんは書いていくうちにとてもかわいいなと感じ、書きながら、心底、愛でていた作者でした。こういう子は好みなの。けなげで、がんばってて、意地っ張りみたいな。 をほほ。 |
エッセイ・テーマ「キョーフ体験」 | 小説キャラ(2002年11月22日発売)掲載 | キョーフ体験がテーマのエッセイというか思い出話。 |
音楽ネタ・コラム | 潟}ガジン・マガジン発行『スーパークロスワード』 | 去年から、隔月発行のクロスワード雑誌に音楽ネタのコラム書かせてもらってます。小説はいつも改稿が多いのにエッセイやコラムみたいなものはリテイクがほとんどないことに複雑な心地になるのだった。(佐々木の連載は終了しました。楽しかったー) |
Kissing | キャラセレクション9月号から四回にわたって連載 | はじめての漫画原作です。高久尚子さんに漫画にしていただきました。ウレシハズカシ! |
プラトニックな愛撫 | シャレード3月号(1月29日発売)掲載 | 定期的にふと書きたくなる思春期学園もの。真面目っ子受とやさぐれ攻の恋愛。書いててジタバタしたくなって実際ジタバタしました。うぎゃあああああ。 |
9年目のキス | 小説キャラ(2004年5月22日発売)掲載 | おもちゃ博物館に働くかわいい受くんとミステリ作家のかっこいい攻くんとの恋愛攻防戦。というほど攻防してませんが。恋に奥手で不器用で真面目な受くん。うひひ。 |
エッセイ +「ニュースにならないキス」 ココだけcomicフォーカス |
11月22日発売の雑誌小説chara掲載 | ニュースにならないキスの一部を漫画にしていただきました。プラス佐々木のエッセイが。 |
裏切りのディスタンス | 二見書房 シャレード3月号(1月末日発売予定)雑誌掲載 | 総会屋に陥れられた受くんが総会屋に挑むのだがその気持ちがいつしか恋になる……というシリアスもの。一度書いてみたかった設定だったのでがんばってみました。書けて嬉しかったです。 |
Loving | 4月25日発売 雑誌キャラコレクション掲載 | kissingのふたりの番外編。働きだしてからのふたりのラブラブっぷりに照れる感じです。 |
遊びじゃないんだ! | 5月21日発売 雑誌小説chara掲載 | ぽやんとした王子みたいな青年と若手実業家の恋の行方とそのやりとり。中途半端でとらえどころのない受くんに作者の私も振り回されたお話でした。 |
アルチザンは挑発する | 二見書房 シャレード(3月末日発売予定)雑誌掲載 | 玩具デザイナーとマーケティング担当者の戦いと愛。やたら戦いがちです。素直じゃないデザイナーさん受けが書きやすかった。包容力のある年下攻めって私自身が好物だ。 |
エッセイ | 小説キャラ(5月22日発売)掲載 |
エッセイを書きました。わりとエッセイは好評らしい。家族がネタ持ち人生だからな我が家は。ありがとう。家族たち。 |
気分しだいで脱がないで | 二見書房 シャレード(7月末日発売予定)雑誌掲載 | スーツ特集でのショートショート参加。SS苦手だということを自覚。精進します。 |
モエ★ダン | 小説DEAR+ フユ号 | 萌える男子」の略で「モエ★ダン」。 愁堂れなさんからバトンをもらいまして、 私の萌えについて語っております。 |
恋のからくり | 二見書房 シャレード(5月末日発売予定)雑誌掲載 | からくり屋敷萌えという私の変な資質が露呈してます。建築家の受けくんとホテル経営者の攻めのおぼっちゃまとのぬらりひょんラブ。とらえどころのない攻め・変わり者の攻めというのは私の場合なにも考えずに書くと自動的にそのようになってしまうので、この話はとても書きやすかったです。でも読者さんとしてはこんな変な攻めでもいいのかなあ……(悩) |
王子覚醒 | 小説キャラ(5月発売)掲載 | 「遊びじゃないんだ!」のその後の彼らのお話を漫画家していただきました。漫画になった彼らはとても愛らしい……。 |
佐々木禎子的に
いちばん気に入っている作品
最新作がいつでもいちばん好き(ズルイ答えですか?)
いちばん気に入っているキャラ
表・賢吾くん(『最低の恋人』)/裏・ウィングロック(『はじける舗道、とける波』)
ウィングロックは普段は岩なんだけど翼があって空を飛ぶ岩石系怪鳥。
いちばん反響のあった作品
『野菜畑で会うならば』かな?
いちばん反響のあったキャラ
壱王くん。衣斐匡くん。
お裁縫さん。イッチュー。
『欲求不満なラプソディー』 『モーニングキスをよろしく』
『鬼石』『レイトショーはお好き』
2002年10月十六日 追記