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HDDの交換

2005.9.30 新規

ここでは搭載されているHDDの交換を行う上での、現存環境のバックアップ方法を中心に記載しています。


<重要>HDDを交換する前に

当然といえば当然ですが、HDDを交換する前に大事なデータは別途CD-R等にバックアップしておきましょう。

また、PCを分解する作業が発生する訳ですから、作業中の破損,特に静電気による破損などは十分に注意が必要です。
当然ですが、分解中の破損で修理に出した場合、保障期間中であってもメーカーは保障対象外として有償修理となります。
その点は十分承知の上で作業を行ってください。
作業に自信がなければ、おやめになった方が良いです。最近ではHDD交換サービスも行っていますのでそちらを活用しましょう。

尚、当ページを見ながら問題が発生した際の責任は一切取りません。ご了承下さい。


バックアップするには。。

最近のノートパソコンは、リカバリ領域を隠し領域としてHDD内に収めているケースが多くなってきました。
その為、HDDだけは容易に交換できても元の環境(出荷状態)に戻すことはできません。
そこで、既存のHDDのデータを丸ごと新しいHDDに移してしまえば全く問題はありません。
バックアップソフトは各社からさまざまなものが発売されています。
今回、アーク情報システム社から発売している「HD革命 COPY DRIVE」というソフトを利用して、環境移行を行ってみました。


今回、当方が準備したものは以下の通りです。
  • バックアップソフト「HD革命 COPY DRIVE Ver1.0」×1
  • 2.5インチHDD×1
  • 2.5インチ用外付けHDDケース(USBorIEEE1394)×1
交換するHDDは先のことを考えてなるべく容量が大きいものを選びましょう。
2.5インチの外付けHDDケースは、バスパワーで動作するものもありますが安定性を考えるとACアダプター付属のものが良いと思います。
バックアップ終了後は元のHDDを入れて使うも良し、別のHDDを買って使うも良しです。 又、接続コネクタタイプをUSBにする場合は、USB2.0のものにしましょう。



バックアップ手順

画像はありません まずは購入したHDDを外付けHDDケースに組み込みます。
組み込み方法はケースの説明書を参考にしながら組み込みます。
画像はありません 次に「HD革命 COPY DRIVE」をインストールします。インストールは画面の指示に従って実施して下さい。
画像はありません 先ほどHDDを組み込んだHDDケースを接続します。新しいハードウェアが認識される旨の表示がでるかと思いますが気にせず続行します。接続後はフォーマットは行う必要はありません。
コピー選択画面 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

接続後、先ほどインストールした「HD革命 COPY DRIVE」を起動させ、自動的にメイン画面が表示されます。
画面内左側に表示されている「コピー元のHDD」,つまりPC本体に入っているHDDの部分にチェックを入れます。
次に画面右側に表示されているコピー先ハードディスクでは先に接続した外付けHDDのものにチェックを入れます。
チェックを入れたら画面中央に表示されている「スタート」をクリックします。
コピー確認画面 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

すると画面が切り替わり、コピー内容の確認画面が表示されます。
ここで重要なのが隠し領域であるリカバリ領域も認識され、コピーされる事です。
問題がなければ「次に」をクリックします。
チェックディスク中。。 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

すると自動的にチェックディスク画面が表示されます。
チェックディスクのオプションは大事なバックアップですから、実施することをお勧めします。
準備ができたら「開始」をクリックすると、チェックディスクが開始されます。
コピー開始! 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

チェックディスクが終了すると、ディスク検査が終了した事を記す画面が表示され、コピー開始準備が整った事を示します。
ここで「コピー開始」をクリックするとPCが再起動を開始されますので、起動中のアプリケーションは事前に終了しておきましょう。
コピー中。。 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

再起動がかかると、WindowsXPロゴ表示の後にコピーモードを示す画面が表示されます。
このときはキーボード等には触れず、終了するまでじっくり待ちましょう。
コピー時間で20分以上はかかりますので、この間お茶でもしておきましょう。
コピー中に何らかの問題が発生するとエラーが表示され、PCが自動的に再起動されます。
結果 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

コピーが終了すると、自動的に一旦再起動されます。
再起動後、「HD革命 COPY DRIVE」内の「便利ツール」で「ドライブの分割と結合」を起動させます。
外付けのHDDを選択し、リカバリー領域を含む全てのデータがコピーされている事を確認して下さい。
尚、コピー先のHDDが元のHDDより容量が大きい場合、余剰分は「空き領域」として表示されます。

ここまでくればバックアップは終了です。


HDDの交換作業

HDDの交換作業の方法に関しては、ここでは割愛させて頂きます。
なぜかというと、すばらしいサイトが存在するからです。
以下のリンク先のホームページには、当機種のHDD交換作業の詳細がきめ細かく記載されています。
私もHDD交換の際は非常にお世話になっております。

:Page内「インターリンク MP-7310の分解、HDD換装手順」へ進んでください。


新HDDでの起動

HDDの交換が済んだら、さっそく起動してみましょう。
バックアップが問題なくできていれば、普通に起動するはずです。
起動中にエラーが発生した場合、起動ディスクがアクティブになっていない等が考えられます。

当方としては、せっかく新しいHDDになった訳ですから、一旦リカバリする事をお勧めします。リカバリ領域が正常に動作する事の確認も合わせてできます。
起動中にAlt+F8を押し続け、リカバリが実施される事を確認して下さい。 リカバリを実施した際は、当然初期状態な訳ですから、先にバックアップしたデータを戻してください。



さあこれでしばらくは製品寿命が延びたかな?
HDDが交換できれば、無線LANボードの変更も難なくこなせますので、是非チャレンジしてみましょう!

 
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