HOME > NSR50/80 PAGE > NSRminiラジエターの装着

NSRminiラジエターの装着

2005.10.1 新規

夏に向けて本格的に熱対策が必要になりました。
NSR80純正ラジエターでも、街乗りで90度を超えてしまう日が続いたため、大容量のラジエターに交換することにしました。
定番ではTZR,TZM50のラジエターに換装するのが主流となっていますが、やっぱりホンダ車はホンダという事で、NSRmini用ラジエターにしました。


準備する部品

部品名 型番 コメント
NSRmini用ラジエターASSY 19010-NLA-003他 ラジエターASSY本体です。新品で約20000円前後で購入可能。
オークション等で購入するのも良いかと。
NSRmini用ラジエター用ホースC 19503-NLA-000 エンジン下部ウォータポンプ部とラジエターASSY間を接続するホース。
NSR純正でも流用できると思われるが、短い可能性があるため購入しておいた方が吉。
新品で500円前後で購入可能。
NSRmini用ラジエター用ホースD 19504-NLA-000 フィラーネック部(ラジエター補給口)とラジエターASSY間を接続するホース。
純正ラジエターと比較して取り入れ口が異なっているため純正ホースでは届かない。市販のホースでも問題は無いがこのホースは是非購入したい所。
新品で約350円程度で購入可能。


NSR80ラジエターとの比較

ラジエター比較1 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

NSR80純正ラジエターと並べてみました。如何に大きさの違いが判るかと思います。
これなら冷却効率も格段に上がっています。
ラジエター比較2 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

続いて真横からの写真です。厚みも一回り違います。
この写真を見てもらえると判りますが、ラジエターホースの差込み位置が異なっている事に注目。


NSRminiラジエターの取り付け

NSRminiはご存知の通り生粋なレーサーマシンに対し、NSR50は街乗りで使用します。
その為レーサーには必要のない保安部品が取り付いている為、それらが使用するケーブル類が結構邪魔をします。
そこの所を意識しながら作業を行いましょう。


ラジエター取り付け状態1 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

NSR50の車体にNSRminiラジエターを取り付けた状態。
NSRminiとフレームは共通なので違和感無く取り付けることが可能です。
ラジエター取り付け状態2 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

裏側からの取り付け状態。特に干渉も無くスマートですね。
ラジエター取り付け状態3 画像をクリックすると拡大図が表示されます。

NSR50と異なる所で、ホースDの取り回しが左図の様に変わります。
ホースはフレームに空いている左側の穴から出すのですが、既に通されている保安部品系のケーブル類があって通す事が非常に困難です。
その為当方は保安部品系のケーブルに延長ケーブルを追加し、保安部品のケーブルラインをフレーム右側の穴に通すように変更し、ホースがスムーズに通せました。


ラジエター液の注入

組み付けが終了したら、ラジエター液を注入して終了です。
NSR80純正ラジエターと比較して容量が若干増えていますので、補給時は注意しましょう。

取り付け後の効果ですが、噂通りの代物でした。真夏で気温33度下においても水温は80度前後に安定しました。
ただ冬はオーバークールになってしまうので、対策は必要でしょう。



当ページ内の記事を参考に改造を行い、機器の故障等が発生した場合の責任は一切致しません。
改造を行う際は、すべて自己責任の範疇でお願いします。
又、改造に関する質問等は、掲示板までお願いします。

 
NSR50/80 MAIN PAGEへ