心の中にある空洞は とても深くて ときおり 狂ってしまいそうなぐらい その空洞に飲み込まれてしまいそうになるぐらい 弱い自分が居ることを知る 強くなりたいわけじゃない 心の空洞を埋めたいわけじゃない この痛みもまた 自分の一部で 空洞が埋まってしまって 忘れてしまうことのほうが きっと苦しい いつか・・・いつか・・・この空洞に飲み込まれる日が来て 自分でなくなってしまうかもしれないけれど いつか・・・いつか・・・自分の弱さも このどうしようもない 自分の不幸も 優しく 受け止めることができたなら 少しは 人に近づけるのかもしれない 足掻いて 足掻いて 足掻いて もがいている 姿は 人間から見れば滑稽にみているのかもしれない それでも 私は 人になる為に 今日も 足掻いている 心の空洞と自分自身の弱さと共に生きる為に |