アーケードゲーム

【 1973年より前 】
チューハンター


チューハンター

【コメント】_2001.03.12
1972年、アタリポンが登場して以来、 ゲームセンターの主力はテレビゲーム(※1)へと
移行して今日に至っています。 では、それ以前はどうだったのでしょうか。
街なかのゲームセンターではメダルゲームが主流でした。スロットマシーンやメダルを賭ける
競馬、スライド部分にメダルを投入して他のメダルを溢れさせるゲームなどなど。
お店の名前も「カジノ」だったりして賭け事の色合いの濃いゲームが多く、今一つ子供には
面白く無かったように覚えています。(って言うか子供が行く場所じゃなかったですね(^^;)

一方、お子様の娯楽の殿堂、デパートの遊園地では子供用のエレメカ、ピンボール、
お菓子をすくい取るクレーン、メダルの出るパチンコと現在でも見かける物の他に、
最近ではすっかり姿を見かけ無くなった射的のゲームが幅を利かせていました。
射的と言っても夜店の物とは違い実際にコルクの弾は撃たず、筐体に据え付けられた銃で
ガラス越しに筐体奥の標的に狙いを定め引き金を引くとセンサーが反応して、当たりなら
的が倒れ得点が加算されるというものでした。
筐体内部手前にはベルトコンベアで動く移動標的、奥のスクリーンにはライトが点灯している
間だけ点数になる固定標的があり、決められた弾数で一定点をクリアすると1回再ゲームが
出来るというのが大体共通の仕様でした。
狙う物にはアフリカの猛獣、水辺の野鳥(鴨に混じって白鳥がいたなぁ(^^;)、襲って来る海賊、
と様々にバリエーションが有ったのですが、その中で大概どこの施設も必ず1台は置いていた
名機が左のちゃちい図に描いたチューハンターです。

読んで字の如く狙う相手はネズミです。(何もライフルで撃たなくても良いと思うのですが(^^;)
お金を入れると筐体正面の点数計がガッチャガッチャと物々しい音を立てて0にリセットされ、
同じく正面に有る20個の弾丸型の窓にランプが灯ったらゲームスタート。
手前で移動するネズミは壁を歩いてる感じでこちらに背中を向けていて、そこの赤い
当てると”チュー!”という鳴声と共に引っくり返って20点。狙うのが簡単な固定目的は10点で
再ゲームは300〜330点辺りからだったので移動標的を積極的に狙わなければ無理でした。
時々調整不良なのか赤丸に当たってるのに死なないネズミがいて、こういう時は上側の耳の
後ろ辺りを狙うと上手く引っくり返ったようです。

他のゲームの絵を切り抜いた平面の的に対して、結構大きなネズミの立体模型が動き、
命中すれば辺り一帯に甲高い”チュー!”の声が響き渡る、と観客へのアピールの強かった
チューハンターは似たような射的ゲームの中では大ヒット商品だったように思います。
昨今、デパートの屋上の遊園地の撤退も目立つようで更に活躍の場が少なくなりそうですが
機会があれば再会したいゲームの一つです(^^)

(※1.家庭用ゲーム機の普及以前は業務用のブラウン管を使用したゲームをテレビゲームと
呼びました。今はビデオゲーム、アーケードゲームと呼んで区別していますね。)



【 1973年 】
エレポン


エレポンタイトー
【コメント】_2001.03.16
1973年には国内のメーカーからも初のテレビゲームが発売されました。
それがタイトーエレポンセガポントロンです。
いずれもポンの流れを汲むで画面は左図のようなものでした。
その頃はゲームメーカーにあまり関心を払わなかったので自分が遊んだのがエレポンなのか
ポントロンだったのかハッキリ覚えてないのですが、行きつけのお店はタイトー系の物を多く
置いていたので、たぶんエレポンだったのかもしれません。

見ての通り非常にシンプルですが、それまでテレビゲームと言う物は無かった訳ですから
初めて見た時には新鮮な驚きが有りました。で、それ以来すっかりエレポンの虜になった・・・ かと言うとそうでもなくて直ぐに飽きてしまいました(^^;
やっぱりシンプル過ぎるんですね(^^; この後、パドルの数が2枚に増えてサッカーだとか
バレー、ホッケーとスポーツゲームが次々に登場するのですが、どれもポンのアレンジの
域を出るものでは無く、今ひとつピンと来ませんでした。
まぁ、自分がスポーツ嫌いなので、テレビゲームでもスポーツには食指が動かなかったのも
一因ですが、個人的にはこの下で紹介するUFO撃墜ゲームの方が性に合ってました。

それでも一般的にはウケましたから、この種のゲームは素早く家庭用も登場します。
75年にはエポック社から「テレビテニス」が、その後77年には任天堂からスイッチを
切り替えて複数のゲームができる「カラーTVゲーム6」と「カラーTVゲーム15」が
発売されました。ただ、当時の価格でも1万〜1万5千円くらいの値段がした事、
基本的に出来るゲームはポン系統ばかりだった事、何よりアーケードゲームのドットの
細やかさを砂だとすれば家庭用のそれはブロックくらいデカくて無粋だった事などから
買う気にはなりませんでした(^^;



【 1974年 】
NOW PRINTING


次はアタックUFOタイトー



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