あなたの道に従って <詩編119:33-40>
◇勝田教会では年に一度「総員礼拝」をしています。この教会に関係するすべての人が一同に会し、共に唯一の主を礼拝します。ふだんから、教会にきている人たちは多彩であると思いますが、こうして子供たちも一緒に加わりますと、なおいっそう、教会にはいろいろな人がいるのだなあと感じます。
教会は実にさまざまな部分から成り立っている一人の人間のようです。パウロは教会を「主イエス・キリストの体」と言っていますが、その通りです。教会は具体的には私たちひとりひとりの集まりですが、全体は主イエス・キリストのお体です。ですから、私たちはその一部、各パートを受け持つ者です。
◇さて、詩編119:33-40には「道に従って」というお言葉が繰り返して出て来ます。この詩人の信仰告白です。ここでの「道」とは神様の御意志、御心です。信仰とは神様の御心に従うことです。私たちは自分の信念を貫くことと、信仰を一緒にしがちですがそれは間違いです。自分の思いをやめにしてでも、神様の御心に従うのが信仰です。
◇8月の第一主日は「平和聖日」であります。平和でありたいとみんなが願っています。あの悲惨な経験だった第二次世界大戦でさえ、「真の平和を立てるため」と思って、多くの命が散っていったのです。みんなが平和を願ってやまないのに平和が壊されるのはどのようなときでしょうか。それは自分の善意を主張するからではないでしょうか。自分が考え得る最もよい方法でことを為そうとするからでしょう。
身近な家族のことを考えてください。その一員を家族みんなが愛しています。ある問題が起きたときには全員で心配して、このようにするのがいい、あのようにする方がいい、そんなことはしないが良いなどと、自分の善意を主張します。そのぶつかり合いが平和を壊すのです。それぞれにとっては最善ですが、それを主張していては本当の平和は続きません。
◇これが最善、これしかない、と思える自分の思いをやめにして、神様の御心に聞くところから平和は始まります。平和を作り出すのは、御心に従って生活することです。主イエスは「平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ5:9)と言われました。私たちこそ、主の道に従って現代を生きる神の子たちなのです。