[10/15] Wed
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◇ ヒヨコ豆とインゲンのカレー
今日は、朝にものすごい胃痛に襲われて。なんか、立っていられなくて、布団の上でもがき苦しんで、きばに散々心配をさせてしまいました。吐くだけ吐いて、胃散を飲んだら何とか痛みはおさまりましたが。学校に行っても、リンパ節は痛むは、寒気がして冷や汗が出て来るは、目の焦点が合いにくいは、体の平衡が保ちにくいは…って、明らかに風邪だよ>オレ。
昨夜、パジャマの上だけ洗っちゃったからってTシャツで寝たのがマズかったか?などと思いつつ、保健室で葛根湯をもらって飲んだら幾分かマシに。何て素直なオレの体…しかし、ちょっと不安だったので早めに年休を取って帰ることにしました。
さて、早めに帰ってきて、少し体を休めたらちょっと調子がよくなったので、朝心配させたお詫びも兼ねて、前々から「作りたいねー」と言っていた『ヒヨコ豆とインゲンのカレー』を作る事に。ヒヨコ豆はきばが茹でて冷凍して置いてくれたのがあったので、下ごしらえの手間も省けました。
さて、準備するのは
○ヒヨコ豆 ○インゲン ○牛豚挽肉 ○たまねぎ ○にんにく ○生姜 ○カレールー
○バター ○赤ワイン ○醤油 ○砂糖 ○チャツネ(あれば) ○生クリーム(任意)
○各種香辛料…ローリエ、ナツメグ、コリアンダー、チリパウダー、カレーパウダー等々
(各適量)
…あいかわらず分量、量ってねぇし(笑)。しかも香辛料とか、その時のフィーリングだし。
1.ヒヨコ豆を茹でます。
思いついたその時に茹でられるってもんじゃありません。前もっての準備が大切です。
茹でる前にまず、ヒヨコ豆を水に浸します。たっぷりの水に一晩つけて、十分吸水させましょう。
茹でるときには圧力鍋が手軽です。普通なら何時間もかかる様な茹で豆も、圧力鍋なら
5分で出来ます。ていうか、それ以上圧力かけると崩れます。
茹で上がったら、冷まして冷凍しておくとその後の調理に便利です。
2.挽肉を炒めます。
鍋に油を引き、まずは刻んだにんにくと生姜を炒めます。
この時、油が冷たい内からにんにくを入れ、ゆっくりと弱火で炒めていくと、
非常に香りがよく出ます。強い火だと苦みが強く出てしまうので、焦らずに。
また、挽肉も強い火で炒めすぎると水分が飛び、パサパサして焦げてしまいます。
弱火でじっくりと炒めていくが吉でしょう。
もともと、挽肉は肉そのものの旨味より、味を染み込ませて楽しむものですから、
焦がしてしまうと台無しです。
今回はヒヨコ豆がメインの甘辛い感じのカレーにしようとしたので、ここで下味付け。
醤油と砂糖で甘辛い味を付け、赤ワインを投入して煮詰めていきます。
決して焦がさない様に。
3.タマネギを炒めます。
タマネギを粗めのみじん切りにしたら、バターを溶かしたフライパンで炒めていきます。
挽肉同様、弱火でじっくり炒めていきましょう。焦がしては元も子もない。
ホワイトソースを作るときの様な感覚で、透き通ってくるまで炒めます。
タマネギが透明になり甘みが出てきたら、簡単に下味を。
今回はクレイジーソルトとローズマリーで香りを付けました。
とにかく、あんまりカレールーに頼りたくはないので、逆に一つ一つの素材にちゃんと
味付けをしておきます。
4.煮込んでいきます。
1.と2.の挽肉とタマネギを鍋に入れ、水を足して煮込んでいきます。
出汁は十分出ますので、追加の出汁は必要ありません。
ヒヨコ豆は一度煮てあるので、あまり煮込む必要がありませんから、
ここで調味をしておきます。チリパウダーやカレーパウダーなどで味を馴染みやすくし、
通常ならば最後の調味に加えるチャツネをここで投入。全体に甘みを付けます。
平行して、インゲンを茹でておきましょう。
筋を取り、塩を加えたお湯で堅めに茹でます。後でカレーの中で火が通るので、
柔らかくしすぎない様に。
また、インゲンをお湯から揚げた後、水にさらすと水っぽくなるので、
そのまんま放置プレイで冷まします。ここでも余熱で火が通るのでご注意を。
鍋のタマネギがいい具合にとろけてきた感じになれば、カレールーを入れます。
今回はジャワカレーを使いました。<余ってただけ
辛目のカレールーなのでチャツネ等で甘みを付けましたが、甘いルーであればむしろ、
唐辛子などで辛みをつけるのも良いでしょう。この辺はお好みで。
5.ヒヨコ豆とインゲンを入れます。
凍ったヒヨコ豆を、そのまんま入れます。インゲンも同時に入れましょう。
少し火を通せばルーにとろみがつくので、そうなったら火を止めて少し置きます。
ヒヨコ豆が温められ、インゲンに火が通りきったくらいになれば、全体の味も調います。
挽肉を使うと、この調和が取れるまでの時間が短くて済むのが利点ですな。
最後に、生クリームでまろやかさを演出します。コレはまぁ、無くてもイイでしょうし、
牛乳でも可能です。ただし牛乳は、水っぽくなるのでバター併用が吉かも。
ヒヨコ豆のホクホク感がたまらない一品です。
インゲンの食感がアクセントになり、面白いカレーです。
※ ヒヨコ豆の選び方
美味しそうなのを選びましょう!!(きば:談)
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