REPORTSK8 Tony Hawk's PRO SKATER 2
GAME BOY
ADVANCE
2002年1月19日発売発売:サクセス  海外販売:Activision  開発:Vicarious  

  トリック系アクションゲームを代表するタイトルがGBAに登場。 海外では非常に評価が高い大人気ゲームで、日本でも一部で高い評価を得ているんだけど、自分はコレがこのシリーズ初体験。


  箱庭的な作りのステージの中でスケーターを操作し、ジャンプ台からジャンプして技を出したり、 ハーフパイプでジャンプして技を出したり、手すりをグラインドしたり、「こんなトコも?」ってなところもグラインドしたりと、そんな感じのゲーム内容。
  まず驚かされるのが、スケーターの滑らかな動き。 当然、家庭用機版のようにフルポリゴンじゃないんだけど、このGBA版も、スケーターはポリゴンで表示されてて、非常に滑らかによく動く。
  背景はクォータービュー的な一枚絵の背景で、スケーターが何かの物陰に隠れてしまう場合は、半透明処理でフォローされる。
  十字キーでラジコンちっくにスケーターを操作し、Bボタンでジャンプ、Aボタンでグラインドというのが基本。 ということで、グラインドできる場所にいったら勝手にグラインドしてくれるのではなく、 Aボタンを押しているとグラインドをするという仕様になっており、グラインド中は十字キーの左右でバランスを取らなくてはならない。 自動化で徹底されていた『JSR』シリーズに対して、このゲームはマニュアル的な傾向がかなり強いのが特徴で、 このゲームの面白さではあるものの、壁にぶつかる直前にAボタンで行うウォールライドはちょっとタイミングがシビアすぎ。 視点的にどうしても壁との遠近感が掴み辛いので、せめてウォールライドは自動化して欲しかったところ。 また、壁などに接触したときのスピード減が少なすぎて、特に狭い場所だとピンボールの弾のように自キャラが弾かれてしまうのには参った。
  通常のステージには「チェックリスト」という10個の項目があり、2分間という制限時間内にそれをクリアしていくことで、 賞金を得、そのお金を消費してスケーターの能力をアップさせたり、累計獲得賞金によって、次のステージがプレイできるようになっていく。 チェックリストの課題は、3段階のスコアや、ステージ内に配置してあるアイテム集め、 最後に、全てのチェックをクリアして全てのアイテムをゲットするというチェックがある。 その視点のお陰で、アイテムの位置がわかり難いところがあるんだけど、許容範囲内というか、やむを得ない部分だろう。
  この通常ステージは4つ。 さらに、1分間を3回プレイして、ベストスコア2つのトータルで規定クリアを目指す「コンテストステージ」が2つ。 で、課題のないオマケステージが1つで、計7ステージ。
  地味ながらも、SEがシッカリしてるところもポイントが高く、 キャラを操作してるだけでも楽しいというのは、これまでの携帯用ゲーム機ではなかった楽しさの質なんじゃないかな。
  惜しむらくは、全体的に説明不足の感があること。 特に各ステージのチェックリストがまず日本語に訳されてないのがマイナス。 さらに、訳されていたとしても説明不足すぎて、何をやればいいのかワカランのがチョイチョイある。 ここらへん、サクセスの公式ページを参照にしないとキツいだろう。 また、スコアのハードルが低すぎなのに対し、テープゲットの課題で1箇所だけ異常にシビアなところがあったり、 最後のオマケステージの出現条件が異常にキビしかったり (確か、全ステージ100%だけじゃなく、全キャラで全ステージを100%にする必要がある)と、難易度調整にちょっと甘さがある。 ここらへん、チート(裏技)を前提にしてるような気も。
  ちなみに、チートを使うとプレイヤーキャラとしてスパイダーマンが出現。 『SSX』並にハデなトリックを見せてくれて、なかなか笑えた。


  洋ゲーの移植モノらしい難点はあるものの、 これまでの携帯用ゲーム機の範疇を超えた面白さが感じられた良作だった。未体験な人は是非!なオススメゲーム。
  さて次は、海外版が出たGBA版『3』をプレイするか、それともPSの廉価版で『1』をプレイしてみるか・・・

2002年3月20日記載