REPORTTony Hawk's PRO SKATER
PlayStation
2001年11月29日発売発売:サクセス  海外販売:Activision  開発:Neversoft  

  自分は先日GBA版で初体験した、トリック系アクションゲームを代表するアメリカで大人気のタイトル。
  というわけで、早速PS版の初代をプレイすることに。 ちなみに、2000年6月に『トニーホークのプロスケーター』として発売されたものと同内容の廉価版とのこと。


  そのゲーム内容は、予想通り、GBA版をフルポリゴンにしてキャラクターを背後から見る視点に変えたもの (というか、本来は逆なワケなんだけども)。 とはいえ、そのギャップにはなかなか苦しめられた。 まずは、フレームレートの低さ。まぁこれはいかんともしがたいし、プレイしているウチにある程度は慣れる。 マイッタのは、着地判定のキビしさ。 GBA版をデフォルト通りにPRO MODEをオフでプレイしていたこともあってか、とにかく着地でコケまくり。ストレスが溜まった。
  そのストレスを助長させるのが、視点のマズさだ。 ハーフパイプ状のところでジャンプすると、どうにも周囲の状況が分かり難くなってしまうし、何より、通常走行時の視点がマズい。 意外にキャラクターの背後の視点の固定が甘く、例えば、壁に近づくとキャラクターの進行方向と視点がズレて操作し難くなるし、 ターン時は、本来ならむしろキャラクターの視点の先を見て欲しいのにむしろカメラの動きは遅れ気味で、 このターン時にターンする先が見えないというのが、個人的には非常にストレスになってしまった。 まぁ前者は、カメラを地形にめり込ませないための仕様かもしれないし、後者は、フレームレートが低くならざるを得ないPSだからこその仕様かもしれない (フレームレートが低いまま視点がグルングルン動いてしまうと、それはそれで問題)。

  ゲームの基本も変わらずで、「通常ステージ」は、そのステージを2分間滑る間に課題をクリアしていくというもの。 GBA版『2』が各ステージに10個の課題があったのに対し、今作は各ステージ5個ずつ。 ただ、スコアの課題がシビアなので、プレイし甲斐という意味での不満は無し。 1分間×3回滑ってベストスコア2つのトータルでチャンピオンを目指す「コンテストステージ」も同様に、ハードルが高め。 GBA版はスコアを出し易すぎたので、ここは嬉しいポイントだった。
  ちなみに、通常ステージが6つ、コンテストステージ3つの計9ステージ。 もっと箱庭っぽいステージばかりかと思ってたんだけど、一本道、一方通行的なステージがあることにちょっと驚き。

  フレームレートの低さはいかんともしがたいものの、グラフィックはPSにしては相当頑張ってる。 ちなみに、開発はPS『スパイダーマン』『MDK』のNeversoft。それらのソフト同様、“PSでここまでやるか”的なスゴさは感じる。 ハイレゾな上に、見える範囲もそれなりに広いし、さらには、ステージ内の大型モニターで動画が流れてたのにも驚かされた。
  主にパンクロック系の曲をチョイスしたBGMもナイス。

  SuperLite版だからかどうかは不明だけど、説明書の説明不足さはかなりのもの。 スペシャルトリックが各キャラ1つずつしか載ってなかったり、キャラクターの各ステータスの意味が説明されてなかったり、 さらに、ウォールライドに関しては一言も言及されてなかったりする。


  フルポリゴンという作りもあってか、より洋ゲーらしい粗さが目立つところもあるし、さすがに、PSの限界がアリアリな感じも受ける。 これから試してみたいというのであれば、むしろGBA版の方をオススメしたい。 とりあえず、1500円という値段は置いとくとして。で、『同3』が移植されるのを待つ、と。

2002年3月22日記載