REPORTDuke Nukem Advance
GAME BOY ADVANCE[海外]
2002年8月12発売発売:Take2  開発:Torus  

  大元の『Duke Nukem』とは、かなり前に海外PCで出てたサイドビューのアクションシューティング(『魔界村』みたいなタイプ)で、 ちょっとだけプレイした経験があるんだけど、いかにも2Dの洋ゲーアクションゲームって感じだった記憶がある。 その後、『Doom』世代のFPS『Duke Nukem 3D』として復活し、 『Quake』に先駆けて3D空間を表現したFPS(上下を向いたりジャンプができたりした)として大ヒットしたわけだけども、 この『Duke Nukem Advance』は、その『Duke Nukem 3D』の移植版ではなく、GBAオリジナルのFPSな模様。
  開発のTorus Gamesはオーストラリアにある会社とのことで、この後に他社から発売されたGBA版『DoomII』の開発もしてたりする。


  基本的な操作は『Dark Arena』他、GBAの各種FPSとほぼ共通であろう、 十字キーで前進後退&左右旋回、LRキーで左右平行移動、Aでショットというもの。
  一応、『Duke Nukem 3D』から継承ということでか、ジャンプができたり(Bボタン)視点を上下に動かせたり(L+R+十字キー)するのはエラい。 ジャンプは(キビしいジャンプアクションこそ強いられないものの)良いアクセントになってる一方で、 視点操作の方は、上下を向くっていうんじゃなく、視界が高低に動くというだけという擬似的なものだし、 『Doom』同様、縦方向には(って、実際は横方向にもなんだけど)ある程度自動的に狙いを付けてくれる仕様なので、特に面白さに繋がってるというわけではない。 ステージデータもおそらく『Doom』同様の多層構造がない半立体的なものだし、一部に制限時間のあるステージがあったりはするんだけど、 マップをズンズンと進んでいき、キーカードをゲットして行動範囲を広げ、マップのゴールを目指すというゲーム内容も、まんまと言っていいだろう。
  武器セレクトはセレクトボタンを押しながらLRとなっており、 武器選択中もゲームは進行しているので、咄嗟に武器を切替ながら戦うのはちょっとキツいものがあるな。
  全19ステージは「エリア51」「エジプト」「シドニー」「エイリアンの宇宙船」という4箇所が舞台になっていて、 オブジェの描き込みやステージ内のギミックも結構凝っており、それなりにバリエーション豊かなステージ構成になっている。 先にプレイしたGBAのFPS『Dark Arena』と比較すると、絵的に若干バリエーションが豊富で、描画レートが若干滑らかに感じられる代わりに、 細かいところで独自色を打ち出してた『Dark Arena』に比べると、敵の動き・バリエーション、武器の内容など、より『DOOM』に近い内容と言える。 耐久力関係は、お決まりのアーマー&体力制だし、いつでも進んだ範囲ならマップを見ることができるという仕様も『DOOM』同様。 単体で見れば『Dark Arena』よりよく出来てると思うんだけど、新鮮さという意味ではイマイチ。
  それをフォローするのが、主人公「Duke」のキャラなんだろう。 単独でエイリアンを粉砕していくマッチョなヒーローDukeは、減らず口叩きまくりで、敵を倒せば「DAMN, I'M GOOD!」等のセリフをかますし、 「なんだこの妙な効果音は?」と思ったら、どうやらDukeの口笛のようだったりするし、 ステージ間やステージ内での簡単なデモシーンでは、司令官である「General」と軽妙な会話を繰り広げてる(はず)。
  難易度は適度。というか、ノーマルではちょっとヌルいくらいかもしれない。


  基本的に無難な作りになっているし、新鮮さを求めないのであれば『Dark Arena』より良い選択なんじゃないかな。 データがセーブできるというのも遊びやすさに繋がってるし(ちなみに、『Dark Arena』や今プレイ中の『Ecks vs Sever』はパスワード制)。

2003年1月27日記載