REPORT『Syphon Filter』
Playstation
08/23/99
アイ・ラブ・狙撃というわけで要チェックなこのゲーム。 その内容は、 (トゥームレイダース+ゴールデンアイ)/2とか、(天誅+メタルギアソリッド)/2とか、 まあそんな感じのテロリストをやっつけるゲーム。 個人的に『メタルギア・ソリッド』に求めて得られなかった部分を満たしてくれるゲームだった。
こういったゲームで日本語吹き替えの場合、雰囲気台無しな場合が多いんだけど、 このゲームはシブめの声でなかなかグッド。 主人公がオッサン(35歳)なのも良い(和製ゲームでは少ないし)。 ムービー中のキャラの顔は相当ヒドい。今時、あんなの珍しい。
20のミッションで全体が構成されていて、 ひとつのミッションでも、ミッション遂行中に無線で連絡が入って任務が増えていくのがなかなか斬新。 そのバリエーションも豊か。 ただ、各ミッションを繰り返しやり込む要素はないんで、一度クリアしたらそれまで。 全体的なボリュームもそれほどないので、長持ちするソフトではない。
洋ゲーということで、全体の難易度は高い。 でも、死んだ時の復活ポイントも結構マメで、コンテニュー時のロードが短めなんで、 やり直しのストレスは少ないのが救い。 制限時間のないミッションがほとんどなので、割と落ち着いてプレイできるのも良い。 ただ、ミッション14は納得がいかない。難しいというより、理不尽。 あと、ミッション16は、敵が延々と湧いてくるので戸惑った。 そういった敵の多い場面では、ロックオンの性能が悪いのも気になったし。
TARGETゲージ(自分の武器の命中率)、 DANGERゲージ(MAXになると敵の弾が当る)のアイデアは秀逸。 撃たれてもなかなか当たらないし、 「物陰から顔をだし射撃」といった行動にも意味が出るので、 激しい銃撃戦の雰囲気が上手く再現されている。
敵の頭に照準を合わせるとヘッドショット(頭を撃つと即死)の表示が出るので、 ちょっとヘッドショットがやり易すぎる気がするけど、 これもバランス調整の一環かな(できないと難しくなりすぎるのは目に見えてるから)。
思っていた以上に、狙撃の範囲が狭いのはマイナス (敵の足音が聞こえるところから狙撃してもねぇ・・・)。 こっちの視界に敵が入ったかどうかで、 (敵がこっちを認識していないのに)敵の行動が変わるのはいただけない(嘘っぽい)。 壁越しに敵に発見されるのもマイナス。 ここらへんは、ハード的な限界か
確かに、グラフィックもPSにしてはかなり頑張ってるのはわかるんだけど、 正直、N64なり、DCなり、もうちょっと高性能のハードで遊びたいゲーム。
個人的には、PSでは久々の大当たりのゲームだった。
ただし、洋ゲーの経験がない人が手を出すと、痛い目を見るかも。

REPORT『AIRFORCE DELTA』
Dreamcast
08/17/99
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空戦は男のロマン。それを再認識するゲーム。
初心者向けのノービスモードがあるものの、全く別のゲームになってしまう。 やっぱり、エキスパートでプレイしてこその、このゲーム。 空間を自由に飛び回れる楽しさを満喫したい。
そういった初心者へのフォローよりも、 基本的な飛行操作を訓練できるプラクティスモード (空に浮かぶ輪っかをくぐる、とか)みたいなものの方が望まれるんじゃなかろうか。
横の解像度が低いようだけど、そのおかげなのか全編安定して60fpsの滑らかさ。 こういった、視界の動きが激しいゲームでは、滑らかな描写は効果的。 クドイようだけど、爆発エフェクトがショボイのは残念。
一部の特殊なミッションを除き、難易度は低め。 敵の地対空の弾幕が弱い気がする。 護衛ミッションが高難易度になるのはこの手のゲームのお決まりだけど、 自分が一番苦労したのは、落下する人工衛星を攻撃する面。 というわけで、ミッションは多彩で飽きさせない。 ただ、贅沢を言えば、 「基地が敵の襲撃を受けている! 全機スクランブル発進!」みたいなのが欲しかった。
そういえば、一緒に攻撃する味方機みたいなのは無し。 敵味方入り乱れて、って面白そうなんだけど、技術的に難しいのかな?
全体的に隙の無いデキ。 最高の3Dシューティングゲームでは? という声が上がるのも理解できる。 ただ、好きな人のためのゲームという域を出ていないのは確か。 PCの『STRIKE COMMANDER』(空戦版『WING COMMANDER』って感じのゲーム)のように、 ドラマ仕立てにすると面白そうなんだけどなぁ。

REPORT『エコーナイト#2』
Playstation
08/17/99
ゴシックホラーの雰囲気漂うアドベンチャーゲームの第2弾。
グラフィックはかなり向上。ポリゴンのキャラクターも随分マシになったと思う。 日本語の音声も、前作ほど違和感が無い(単に慣れただけかも)。
基本的な美点・欠点は前作と変わらず。 最大の美点は、絵・音などからなる全体的な雰囲気の良さ。 効果音・BGM共に効果的に使われている。
全体的に謎解きが単調なのも相変わらず。 各謎とも直線的すぎて、ひとヒネリ足りない。 考えるような謎をもうちょっと増やして欲しかった。
残念ながら前作より衰えてしまった点もある。 ひとつは、恐怖感が激減してしまったこと。 前作でこのノリに慣れてしまったというのもあるんだけど、 にしても、驚かせるようなネタが少なすぎたように思う。 光に弱い悪霊も、ほとんど活躍の場無し。体力回復の薬草余りまくり。
ストーリーも、やや厚みがなくなってしまった。 各幽霊のバックストーリーとかは、物悲しくていい感じなんだけど、 本筋の話は一本調子。やはりヒネリが足りない。
恐怖、謎解き、の要素が薄くなり、 さらに雰囲気を楽しむゲームってのが強調された感がある。 よくできてるゲームではあるんだけど、 個人的な期待は裏切られちゃったな。

REPORT『ソウルキャリバー』
Dreamcast
08/12/99
ナムコのDC参入第一弾の、アーケードから移殖された3D格闘ゲーム。 ちなみに、前作『ソウルエッジ』、AC版『ソウルキャリバー』共に、 ものを言えるほどプレイしてないんで、その比較はパス。
各ゲーム誌絶賛しただけのことはある。流石ナムコってとこか。
いまさら多くは語らない
良い点は、グラフィック(特に、肉感、金属感などの質感)、モーション、数々の家庭用付加要素、などなど。 不満点は、今のところ、各キャラのしょぼいエンディング程度。
アーケード版の時から言われてたように、 モーションがナチュラルなだけに、下段技・中段技の見極めが難しい。
技数も多く、奥も深そうなんで、ゲームバランスについてはまだよくわからない。 CPU戦は、易しめで丁度いい感じ。
「凄いのは分かったけど、面白いの?」ってよく言われるけども、 その「凄さ」が「面白さ」と直結してるってのが、このゲームの美点なんだと思う。
格闘ゲームが嫌いな人以外は、ほぼ満足できるゲームじゃないかな。 もちろん対戦格闘ゲームなんで、対戦相手がいるにこした事はないけども、 一人用モードも充実で、なかなかのボリューム。 格闘ゲームが得意でない人でも、ある程度上手くなれるような仕掛(トレーニングモード&一人用のミッションバトルモード)があるんで、 積極的にチャレンジして欲しいソフト。

FIRST IMPRESSION『AIRFORCE DELTA』
Dreamcast
08/01/99
コナミのDC初のオリジナルタイトルとなった、3Dフライトシューティングゲーム。 PSの『エースコンバット』系のゲームで (ACの製作者が作った、っていう噂も流れたんだけど、真偽のほどはわからず)、 AC1・2のような、ある程度現実的な世界観となっている(登場するのは、ほとんどが実在の戦闘機。ただし、舞台は架空の国)。 ストーリーなどの雰囲気は「エリア88」 (舞台は中東ではなく、ヨーロッパ風なんだけど)。 ミッションでお金を貯めて強い機体を購入していくんだけど、 どうせならエリア88のように、弾薬や機体の修理にもお金がかかるようだったら面白かったのに
また、各機体の性能差が運動能力だけなのも残念。 装備にも変化が欲しかった。
機体の数はかなり多そうで、リプレイもカッコ良いんで、自己陶酔にはもってこい。
ゲーム本編のグラフィックは、かなり美しい。 特に、地形の美しさは特筆に価する。 ただし、爆発エフェクトはショボイ。
シミュレーションの部分とゲームのバランスは良いと思う。 また、初心者向けの操作(天地逆にならず、ゲームっぽい操作)が用意されているなど、 初心者に優しい作りになってるのも良い。
地味だが良作、そんな雰囲気が漂っている。 パッケージ、タイトルも地味なんだよねぇ・・・
現在、ステージ5終了。全20ステージらしい。
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REPORT『ワールド・ネバーランド Plus』
Dreamcast
08/01/99
パッケージのジャンルには、「架空世界体験シミュレーション」とある新ジャンルのゲーム。 要するに、架空の世界で架空の人生を楽しもう、という主旨 (ちなみに世界観的には、RPG的な剣と魔法の世界となってる)。 別に、自分は英雄でも勇者でもなく、他の住民と同じ立場で、 他の住人ができることは自分にもできるし、逆も然り。
恋愛、結婚、仕事、昇進、出産、と、 世界体験シミュレーションというより、ある意味、人生シミュレーション。 もちろん、かなり簡約されているし、シンプルなんだけども、 それでも、人生の本質的な部分が現れてくるから面白い。 「あぁ、現実もそうかも」と何度となく思った。
また、子供が成人したら、その子供をプレイするようになることも可能だし、 かなり長く楽しめる(逆に、そのまま死ぬまでプレイすることも可)。
浮気とか、離婚とか、二股とか、あったら面白いのに、とか、 兄弟や親子の関係が若干希薄かな、とか、 もうちょっと会話のバリエーションがあった方がいいな、とか、 そういう要求は限りないんだけど、こればっかりはしょうがない。これから(続編とか)に期待したい。
何が面白いのかっていうと説明が難しいトコなんだけども、 かなりハマり度が高いゲームであることは間違いない。 ある程度の想像力のある人なら、間違いなく楽しめるんじゃないだろうか。
で、オススメなんだけども、どうせ買うならベスト版の出てるPS版をどうぞ、となってしまう。 セーブ・ロードの時間が短くなっているくらいの差とのことだし、 DC版のウリであるはずの通信機能は、そこまでのウリにはなっていない。 ましてや、PSでは続編も出ているわけだし、このDC版がイマイチ売れてないのもやむを得ない。 通信をゲーム本編に組み込むなり、グラフィックを全面的に描き換えるなりして欲しかった。 DCで次があるといいのだけども・・・

REPORT『バイオレンスキラー』
Nintendo64
08/01/99
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やっとの思いで、今頃クリア(一応、シークレット(裏技)は一切使わず)。 クリア時のセーブデータのプレイ時間は約42時間。 狙撃重視のプレイをしたのが原因か。
そう、このゲームの一番の良いところ、それは狙撃。狙撃の重要性・爽快感は『007』より上だ。
望遠機能付きの狙撃用武器があるおかげで、 敵を見つけ難い・敵を見つける前に撃たれる、等の不満点はやや解消された。 ただし、それを多用するとプレイ時間が延びるのは明らか。 元々セーブポイントが少ないため、平気で1、2時間のプレイを強要される。 この手のゲームで酔ってしまう人にはかなり厳しい。
敵の頭を撃つと、大抵の敵が一撃で死ぬようになった。 逆に、頭を撃たないとなかなか死んでくれないようにもなった。 動いてる敵の頭を近距離から狙うのはかなり難しいので、否応にも狙撃の重要性が高まってくる。 遠くから哨戒する敵を発見し、その頭を一撃で打ち抜いた時の快感は、何物にも代え難いものがある。
プレイ時間が長くなる原因はそれだけではない。 各ステージ共に、後のステージで手に入るアイテムを使わないと進めないところが必ずある。 つまり、(最初の面と最終面を除き)各面とも最低2回ずつプレイしなければならないということになり、 元々各ステージともかなり広く複雑なのでプレイ時間が長くなってしまう。 加えて、今回、復活する敵はかなり限られていて、ほとんどの敵が最初のプレイの時に死んでしまうので、 一度クリアした面をプレイすると、非常に間延びした感じになってしまうのがツラいところ。
ラスボスは肩透かし。 弱い上に、盛り上がる演出も無し。 エンディングもアッサリ(これは洋ゲー全般に言えることだけども)。
グラフィック・音楽・効果音それぞれかなり良かった。
SF的な背景、自然っぽい背景、共に良くできている。 敵のデザインもいかにもって感じでいいし、その動きも良くできている。 特に、敵が撃たれてのたうち回る動きは、前作からさらにパワーアップ。 やはり、こういう世界観を作るのは、日本人には真似出来ないところ。
音関係は、特に効果音的な部分が良かった。BGMに挿入される叫び声とかも含めて。 ただ、日本語の音声はイタイ。せっかくの世界観が台無し。
武器の数は結構多いんだけど、それぞれの武器のギミック、動きも凝ってるし、 ほとんどの武器にそれぞれ利用価値がある (自分の場合、使わなかったのは麻酔系の武器くらいだった)。
ただ、各面でパーツを集めていってできる最強の武器は、 前作同様、使う機会無し。 そのパーツを集める各面のボーナスステージみたいなとこは、 かなり雰囲気のあるグラフィックで好みだったんだけど。
前作に比べるとややユーザーフレンドリーになってるとはいえ、やはり難易度も高めだし、 この手のゲームが得意でない人にとっては、1回のプレイ時間が長いのがツラい (得意な人にとってもツラいかも)。 安易に手を出すべきでないソフト(まだ、値段も下がってないし)。
しかし、やっぱこういうゲームって、BGMの音量を小さくして(無しでも可)、 効果音重視にした方が盛り上がる。 当然、大音量orヘッドフォン着用で、部屋を暗くしてプレイしたい(←俺ってコレばっかだな)。