REPORT『Juggernaut 戦慄の扉』
PlayStation
12/18/98
誰も知らないであろうこのソフト。
実は、ファミ通で銀殿堂入りを果たしたソフトなんだけど、 同じ週にゼルダが満点ということもあり、ほとんど注目されず。
まず、簡単にストーリーを紹介すると、 「魔(Evil)に乗っ取られた彼女を救うためにに、彼女の精神世界にダイブする」という話。
で、簡単にどんなゲームかと言うと、 (『Dの食卓』+『MYST』)/2に猟奇的な味付けをしたものって感じ (難易度的には、『D食』寄り。普通の人でも、独力で解けるレベル)。
もうちょっと説明すると、 基本となる館での謎を解いて、8つの扉を開き、それぞれのサイドストーリーを読む(この部分は謎解きナシ)、というゲーム。
そのサイドストーリーが、トリッキーな話が多く、結構楽しめる。
ただ、根本のストーリーが、愛vs悪をなんのヒネリも無く描いたものなんで、ちょっと勿体無い感じはする (なにやら意味深なエピローグがあるんだけど、結局、わけわからんかった)。
難点は、同じ所の往復が多いなど、館での移動が面倒くさい
Evilのデザインがカッコ悪い。などなど。
全体的に、なかなか良い感じの恐怖の描き方ではある。
ビックリさせるような仕掛けはほとんどなく、 どちらかというと、真綿で首を絞められるような恐怖がある。
やはり、こういうのは、部屋を真っ暗にして、大音量(もしくは、ヘッドフォン)、と、 積極的に恐怖を楽しむ姿勢がないと、充分に楽しめないゲームだと思う。
それができる人には、オススメできるソフト。 でも、¥6800は、ちと高いか。
余談だけど、「戦慄の扉」っていう副題はどうかと思う。
なんか、「フォレスト・ガンブ 一期一会」「ロブ・ロイ ロマンに生きた男」を思い出してしまった。

REPORT『クロス探偵物語』
SEGA SATURN
12/13/98
自分の知る限り、最高の推理系アドベンチャーゲーム。世に言う「隠れた名作」そのもの。
トリックも次第点だし、ストーリーも面白い。 ちゃんと考えないと解けない、コマンド総当たりでは解けない、そんなゲーム性も良かった。
全七話だけど、選択肢無しの読み物あり、3Dダンジョンあり(これは、良し悪しなんだけど)、とバラエティに富んでいる。 なにより、主人公の黒須剣を始め、各キャラクターが魅力的。 アニメ調過ぎない絵柄も、個人的には好み。
マッハシークという技術により、CD-ROMゲームにありがちなローディング時間がない。体感ではROMゲームと変わらない。快適。
ただ、単語入力シーンのとき、文字数がわかっちゃってるのは簡単過ぎたんじゃないかな。 各章の導入・エンディング以外の本編中にも、音声を入れて欲しかったし (感動の第四話はフルボイスだけど)。
続編を超希望。っていうか、根本的な話が解決してないし(剣の親父のこととか)、続編製作は義務。お願いします、ワークジャムさん。
オープニングの、ピチカートファイブのテーマ曲はカッコ良かったんだけど、そのバックがゲーム画面の使いまわしだったんで、移殖・続編の際には、ちゃんと凝ったヤツを作って欲しいです。
しかし、こんな良質ゲームが、5万本も売れてないってのは、悲しい限りだなぁ・・・。

REPORT『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
Nintendo64
12/09/98
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結論から言うと、最高のアクションパズルゲームだった。
特に、各神殿のパズルは最高。難しいけど、理詰めでちゃんと解ける、そんな難易度は見事としか言いようがない (最後のガノン城はちょっと肩透かしだったけど)。
空間の再利用というか、限られた空間で密度の濃い仕掛けを作る、 この点は、他のメーカーには真似できないと思う。
ただ、RPGとしてはどうかな、と。
本来の意味の、役割を演ずるゲーム、ということからすれば、 精神は子供のまま大人になったリンクの心情がイマイチ理解できず、感情移入できなかった。
もちろん、各面のパズルを解いているときは、リンクと一体になっているけど、 それはトゥームレイダースと同じようなもんだから、RPGっていうとどうかな、と。
日本で一般的に言われるRPG、物語をベースに世界観やキャラクターを楽しむといった点でも、 とにかく、セリフの量とパターンが少ないのが致命的で、 キャラクター達に愛着が湧かず、生活感(存在感)の欠けたキャラクターが多かったように思う。
また、RPGでの常套手段である、会話の中にヒントをちりばめてプレイヤーに推理させる、そういった部分が欠けていたし。
映像的な表現力と、そういった意味での表現力のアンバランスさを感じた。
一個一個の演出はいいものがあったのに、その演出する素材が薄っぺらいために、 大して心には響かないイベントが多くなったんじゃないかな。
そういった意味で、クリアしたときの感覚は、MDの『ランドストーカー』に近いものがあった。
ストーリー云々ではなく、パズルを解いたという達成感というわけ。
そういった点を踏まえていれば、このソフトを買って間違い無い。っていうか、買え
そういった点を踏まえれば、このゲームを超えるゲームはなかなか出ないぞ。
あ〜、やっぱ、音声はあったほうが良かったかも。
最後のガノンドロフのイベント(ガノンドロフがアップになるやつ)とか、 せっかくカッコイイのに、字幕で見づらくなってた・・・。
あのフォント自体は好きなんだけどね。

COLUMN「ゲーム批評」最新号ヲ読ム
general
12/07/98
『バロック』の米光さんが『ザ・ゲームメーカー』を批評してる。ゲームがゲームなだけに、ゲームデザイナーさんに批評してもらったのかな。
禁断の発売前ソフト批評、期待ハズレ
なんとなく甘口だし。ま、メーカーが発売前に貸すくらいだから、それなりのソフトが集まったんだろうけど。
忍者・探偵ゲーム特集は面白かった。やっぱ、『クロス探偵物語』は良いね。当然、続編希望。
けど・・・アレ? 前号の予告では「忍者、スパイ、探偵ゲーム特集」となってたのに・・・。
『007』はもちろん、『スパイvsスパイ』や『スーパースパイ』の記事を読めると思って期待してたのにィ・・・。
ゲーム批評編集部選‘98年ザ・ベストゲーム。
全体的に納得のランキング。『七つ風島物語』(11位)入っててよかった。
『ABE a GOGO』が7位・・・。あとでプレイしてみるかな・・・。
カプコンの岡本さんが新連載開始。面白かった。
その代わり、わびん日記が最終回。悲しい。
やっぱ、批評以外の読者のページは要らん

REPORT『July』
Dreamcast
12/07/98
基本的な話の筋は面白かった。でも、それだけなソフトという感じ。
まず、ゲーム性が低い。ゲーム的に考える部分は非常に少ない。
音質、ムービーの画質等で、Dreamcastのパワーを見せ付けるが、それが効果的に使われてない。
話の大筋は良いものの、主人公達の行動ひとつひとつの動機が不明瞭。
章が一日ごとで区切られてるので、話がブツブツ切れてしまう。
主人公の一人称の視点で語られ、その言葉が少ない為に、状況が把握しづらい。
会話が主体のゲームだから、フル音声になるだけでも結構印象が変わったかもしれない。
キャラクターも魅力的だし、もったいないゲームだったなぁ・・・。
タイトルは非常にキレイ。お気に入り。
TVCMはよかった。でもゲーム画面が出てないし、実際のゲームの内容とのズレも感じる。
そういや、オープニングのイナゴの大量発生のCGムービー、非常にカッコ良かったんだけど、ゲーム中に使われてないんですが・・・。
ところで、映画化って話を聞いたんですが、ホントですか!?
キャラデザのひとり、トニーたけざきさんの漫画「岸和田博士の科学的愛情」(ワイドKCアフタヌーン全12巻)は、強烈に面白いのでオススメ。

COMING SOON『戦国TURB』と『セブンスクロス』
Dreamcast
12/03/98
やはり、戦国TURBフォントを使わせてもらってる身としては、紹介しないわけにはいかない。
ま、そうでなくても紹介しただろうけど。
思えば、不憫なゲーム達ではある。Dreamcastのソフトとしては、一番最初に画面が公表されたので、
「なんじゃ、こりゃ?」
「Dreamcastってこんなもんか」
「これを最初に発表するセガの戦略がそもそもの間違い」(セガ云々は、あんまり関係無いはず。)
「PS・SSでギャルゲーでも作ってろ!」(NECインターチャンネルと勘違いしてるらしい。ちなみに、NECホームエレクトロニクスが作ってる。別会社。)
などの、怒号を浴びせられ、その他の新作が続々と発表されるに従って、影が薄くなっていく・・・
しかも、発売日が、『セブンスクロス』は『ソニック』と、『戦国TURB』は『セガラリー2』と、セガのキラー級タイトルとバッティング。 ・・・あまりにも不憫だ・・・
だがしかし、ちょっと待て。
この2タイトルはいずれ来るぞ。 少なくとも、自分的には既に来てる
『セブクロ』と発売日が同じ予定だった『神機世界エヴォリューション』の発売日が延期になったのも追い風になるはず。(これはこれで悲しいんだけど)
画面写真をみるだけではどんなゲームか想像しにくいのが、難点だろうけど、とりあえず、両ゲームの公式サイトを見て。良いよ。
・・・あんまり、紹介にならなかったかな・・・
ゲーム雑誌の評価に関わらず、自分は両方とも発売日に買います。
そして、いずれ、感想文を書きます・・・

COLUMN3D酔いとは
general
12/03/98
自分視点のゲームをプレイすると、乗り物酔いと同じ症状になる時がある。それが3D酔い。
ただ、人によって、酔うゲーム酔わないゲームが分かれるのが面白い。
元祖酔いゲーといえば、PCの『ウルフェンシュタイン3D』であり、それに続くのが同じくPCの『DOOM』だろう。
また、N64の『マリオ64』のように、プレイヤーを後からカメラが追うようなゲームも酔う人が多い。
ポリゴンが主流となった今、酔いゲーは続々と増え続けている
対応措置としては、慣れる、TV(モニタ)から離れてプレイする、などあるが、最終的には、酔い止めを飲んでからプレイするということだ。 ちなみに、自分は滅多にゲームでは酔わない。良かった。
それでも、体調を崩してたり、既に酒に酔ってたり、そういう状況で酔いゲーをプレイすると酔うときもある。
その他の酔いゲー:『バーニングレンジャー』(SS)、『ディセント』(PC・PS)など
期待の酔いゲー:『魔剣X』(DC)

FIRST IMPRESSION『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
Nintendo64
12/03/98
秒間コマ数が少ないんで、周りを見渡すときとか、ちょっとガクガク。 ここのところ、ずっと『ペンペン』をプレイしてたせいもあるかもしれないけど。 でも、それが逆に、イベントシーンでは、動きに重みを出して良い感じ(映画風というか)。
風景などのグラフィックは素晴らしいし、イベントシーンの見せ方も上手い。 特に、幻想的な表現が上手いな〜。
音楽は若干軽い感じもするけど、オカリナの音色は良いねぇ・・・。 あの音色は、ココロにうったえるモノがある。
Z注目ができる距離が思ったより短い。 確かにあんまり距離が長いとゲームバランスが破綻するのは分かるんだけど、 敵の説明くらいは、敵が見えるとこにいればして欲しい。 敵にZ注目したときの操作は、リンク中心の操作(バイオ的な操作)の方が分かりやすい気がする。
あと、やはり、自由にジャンプできるようにしてほしかった。 そうなると、ゲームバランスが難しそうだけど。
一部の街の表現がバイオ系(一枚絵にポリゴンをのせるタイプ)なのは御愛敬。 あの表現は、あんまり広いスペースを表現するのには向いてないと思う(『FF7』もそうだったけど)。
謎を解く快感は、量、質ともに良さそう。 長く遊べそうだ。
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REPORT『ペンペントライアイスロン』
Dreamcast
12/03/98
Dreamcast本体同時発売ソフト4本のうちの1本。 秒間60コマのなめらかな動き、サイケでイッちゃってるキャラが魅力。 「滑りパート」「歩きパート」「泳ぎパート」に分かれている。よって、「トライアイスロン」。
「トライアスロン」じゃなくて「トライアスロン」。「イ」忘れられがち。
なかなか面白くなるまでに時間がかかった(自分の場合、約2時間プレイして、ちょっとブルーになって寝て、起きてプレイしたら、急に楽しくなった)。 最初、一人で練習してるうちは、「歩きパート」がカッタルイ。スピードは遅いし、やることもないし。 ただ、レースをするようになると、「歩きパート」も楽しめるようになるハズ。
主な不満は、ボリューム不足。 一度コツを憶えるとスイスイクリアできるし(自分の記録は、総競争回数48、総1着回数40)、コースも4つと、ちと少ない。 ただ、全コース2回クリアするころには、滑るコツみたいなのがわかってきて、今度はタイムアタックが楽しくなる。 良いレースゲームの基本、走れば走るだけ速くなる、その要素がこのソフトにはある。
レース中に、それぞれのいる場所が示されるコース図があればなお良かったと思う。
何気に、レース後のリプレイがキレイ。ムービーもキレイ。
これの為にDreamcastを買え、とは言わないけど、Dreamcastを買ったら是非一度は試して欲しいソフト。
ちなみにマイ使用キャラは、バック&ティナ。