REPORT『トゥームレイダー3』
Playstation
06/24/99
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というわけで、お馴染み、代表的洋モノ3Dアクションパズルゲームの第3弾。 1、2個所程詰まったものの、なんとかクリア。 ただ、流石にツラかった。これで、元々の海外版はセーブ回数に制限があるとは・・・。 ちなみに、日本語版は、敵の耐久度を減らしてあるそうだ。どおりでやけに敵が柔らかいな、と。 おかげで終盤以外ではピストル以外使う場面が少なく、他の武器の弾数が思いっきり余ってしまった。
今回、レイラは世界中(インド、南太平洋の島、ネバダ、ロンドン、南極)を飛び回るのだけど、 そのおかげで全体的に統一感がなくなってしまった。 マップの作りもそのステージ毎に違う人が作ったのか、マップの仕掛けにもそうとうバラツキを感る。
実は、前作に比べて画面の解像度が上がってるんだけど(いわゆるハイレゾ)、 テクスチャが粗いこともあって、プレイしていて画面が綺麗になったな、っていう感じは薄い (ただ、あらためて前作をプレイすると、かなり画面が粗く感じる)。 ムービーは相当綺麗。一瞬だけ使う分には、一般映画に使われてもわからないんじゃないか、というほど(人物を除く)。 トリックの難易度は、それほど上昇してない(それでも十分難しいんだけど)。 ただ、何個所か「すべき事はわかってるのに、それができない」っていう詰まり方があるのがツラい (例:コインを使ってキップを買うのだろうけど、どれが販売機だかわからない)。
ボス戦は、体力制のゲームなのに、ほとんどの攻撃が即死のものばかり、 しかも、レイラの操作性も良いとは言えないので、かなりキビシイ。
どうやら、このシリーズのウリのひとつになるつつあるような各種の乗り物の存在なんだけど、 全体的に操作性が相当悪く、かなりのストレスになった(特に、水中スクーターとトロッコ)。
イロイロ文句を書いたものの、前作までの良さは受け継がれてるので、 当然、面白いゲームではあるのだけど・・・
ちなみに、シリーズ共通の不満点は、 周りを見渡すことが重要なゲームなのに、「あたりをみる」に制限が多いということ。 レイラが邪魔だったり、壁に張り付いてたり天井にぶら下がってるところから足元(真下)が見えないとか。
しかし、レイラはトレジャーハンターとのことだけど、 やってることは007顔負け、人射殺しまくり、自然生物射殺しまくり。 個人的にはネバダステージなんか好きだったんだけど、エリア51ということで宇宙人系で、 トゥームレイダー自体には、かなり不釣り合いな感じだったのも事実(加えて、ちょっと突飛だし)。 なんか、レイラというキャラをアピールしてる部分もあるし、 このままこの路線で続くくらいなら、そろそろ題材を変えたらどうかと思う。
いうまでもなく、前作をプレイすることなく手を出しちゃいけないゲームだ。

FIRST IMPRESSION『バイオレンスキラー』
Nintendo64
06/24/99
なにやら物騒なタイトルだけど、副題は「TUROK NEW GENERATION」というわけで、 『時空戦士テュロック』の続編にあたる、DOOM系3Dシューティングゲーム。
基本的な欠点は前作『テュロック』と変わってないかと。 モヤが強すぎて敵を見つけ辛い(でも敵の狙いは正確)とか、 マップにメリハリがないとか、 ワープポイントが沢山あるので、マップの全体像が掴み難いとか。
良くなった点は、 (ハイレゾパック無しでも)グラフィックが向上。サウンドも良くなった。 システムがちょっと変わって、前作にあった、死んだらリセットっていう感じも無くなったし。
操作感にはちょっと違和感アリ。 特に、左右のスライド移動がワンテンポ遅れるのがイタイ。 ジャンプの高さも低くなって、ダイナミックな移動は無くなった感じ。 ここらへんは、プレイしているうちに慣れると思うけど。
攻撃の当り判定はさらに厳しくなった。 これは、当った場所によってダメージが変化する(頭を打つと即死)っていうシステム変更にも関係してる。
今回、日本語の音声での演出があるんだけど、違和感アリアリ。 英語音声+字幕の方がよかった。
パッケージには、 「このゲームソフトには出血などの表現が含まれていますが、発売時にはオプションの選択で表現(出血)を消しています」 との注意書きがあって、一見、暴力表現の警告かと思ったけど、良く考えれば、 「オプションで設定すればちゃんと血が出るから、バイオレンス好きも安心だね!」 って意味だよなぁ。
他機種のソフトの一般的な値段は5800円なわけで、 普通の人に、それに2000円上乗せするだけの価値があるかは疑問(定価7800円)。 何よりもまず、前作をプレイしてない人は前作からプレイした方がいい。
余談だけど、 数あるこの手のゲームの中でも(前作と比べても)、相当酔い易いような・・・ このテのゲームが好きな自分でも、最初の30分くらいは相当キツかった。
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FIRST IMPRESSION『トゥームレイダー3』
PlayStation
06/14/99
お馴染み、代表的洋モノ3Dアクションパズルゲームの第3弾。
今回、日本語版の販売が、ビクターからエニックスに変わったんだけど、 それに伴っての変更点が幾つか。 まず、主人公の名前の日本語発音が「レイラ」から「ララ」に変更。 確かにスペルはLARAなんだけど、アクセントを考えれば「レイラ」も間違いではないはず。 そして、デフォルトの操作のボタン配置が前作と違う。しかも、同梱の海外版は前作と同じボタン配置。意味不明。 ゲームの内容を考えれば、新規ユーザー獲得より、過去、このシリーズをプレイした人達がまず最初のターゲットのハズ。 なのにこの変更は理解できない。くだらないことで、独自色を打ち出すなって。 ゲーム本編での前作からの変化は、 グラフィックが微妙に向上。主にエフェクト面で(水紋とか)。 そして、新しく、「這う」「ダッシュ」の追加。「這う」はなかなか良い。ただ、あくまでも雰囲気的なもので、パズル的な面白さはない。 しかも、気を付けないとゲームのテンポを崩す恐れがある(動きが遅いので)。
難易度は、更に難しくなってる予感。 いや、「難しくなった」というより「意地悪くなった」って感じか。 今のところ困ったのは、動かせるブロックの見分けが付け難くなってるのと、ピラニア (最初、水中に魚影が見えて「あぁ、お魚さんね。外人さんってこういうとこ凝るよね」と思って水中に入ったら、速攻で食い殺された。 動きが速い上に、攻撃力が高く、しかも武器で殺せないので非常に厄介)。 気のせいかとは思うんだけど、ビミョーにカメラワークが悪くなった気がする。 「見たい方向を向いてくれない」「見たいとこが見れない」等のストレスが多くなった気がする。 舞台が舞台だからかなのか、全体的に地形も見難い気がする。ここらへん、非常に感覚的なものなんで断言はできないんだけど。
ムービーシーンもビミョー向上してる(特に、人間の表現)。
ま、内容は相変わらず。前作、前々作が気に入ったのなら問題のないデキ。 が、そろそろマンネリ感が漂ってきてる。
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FIRST IMPRESSION『エアガイツ』
PlayStation
06/14/99
で、ドリームファクトリーの格闘ゲーム第3弾がコレ。 トバルとは違い、アーケードで先行リリースしたものの、アーケードでは大コケ。 たまに「斬新すぎてゲーマーに受け入れられなかった」っていう評を聞くけど、それは違うんじゃないかな。 単に「受け入れられ難いゲームだから受け入れられなかった」だけのこと。斬新さとは別問題。
移殖という点に関しては、 グラフィックはかなり劣化。もともとがPS上位互換基板だったことを考えればやむなしか。
FFから追加キャラ3人。FFをロクにプレイしてない自分としてはなんとも。 まぁ、格闘ゲームの追加要素として、追加キャラは最上の要素だと思うので、評価したい。
ミニゲームは、まぁオマケ中のオマケということで。
問題は、クエストモード。 今回、本編のゲームとは全く関わりがなくなってしまったようだ(ストーリー的な関連はある)。なんじゃそりゃ。 あくまでも、本編に関連するからこそ、オマケとして意味をなすと思うんだけど・・・。
細かい変更点では、 キャラセレクトの絵が2Dのコミック風になったこと。 これは、アーケード版にあった中途半端な「鉄拳っぽさ」が払拭されてグッド (アーケード版は、ナムコとの共同開発だったはず)。 そして、YOYO陽子が、鬼子母神陽子になった(YOYO YOKOも残ってるけど)。それがフルネームなのか!? そういや、アーケード版のときも思ったんだけど、李書文の職業が「殺人拳法家」ってのはマズイだろ〜。 マス大山の熊殺しとはわけが違うんだから。 アイテムの出現がオプションで変更できるようになっていて、デフォルトはオフに。当然だ。
総合的に、家庭用オリジナル要素は結構な量。 アーケードで失敗して「このままじゃヤベぇぞ!」っていう心境を察せられる気がする。
ゲーム本編に関しては、いずれ別枠で書くつもりなんだけど、 次は『エアガイツ2』じゃなくて、『トバル3』がいいなぁというのが正直な感想。 いよいよ『ファイナルファンタジーファイターズ』かもしれないけどね、と最後に皮肉を。
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REPORT『TOBAL 2』
Playstation
06/12/99
今もあるんだか、もう解散したのかよくわからないドリームファクトリーの格闘ゲーム第2弾。 前作に比べて、完成度は大きく向上したものの、 セールス的には大きく下回った(前作の50%以下)不運っぽいゲーム (理由は幾つかあると思われるけど、あえて書かない)。 ここ最近のマイブームで、やっとクエストモードをクリアした(最後のオマケ的なダンジョンを除く)。
前作の「作りかけ?」っていう完成度の低さと比べなくても、単体の格闘ゲームとして完成度は高い
前作に比べると、浮きが大きくなり、空中コンボが出来るようになり爽快感がアップ。 技も増え、2人増えた追加キャラも特色がある。
グラフィックも向上。あくまでもポリゴンのモデリングで勝負しようとしてる方向性は評価できる。 鳥山明のキャラをポリゴンで再現するという点でも良くできてるし。
技のモーションは、ゲーム的なバランスもあってややもったりしてるものの、 ガードされた時のひっかかり具合はなかなか秀逸。 ただ、当り判定には、たまに嘘臭さを感じる。
「読み」と「テクニック」のバランスもいいと思う。 ただ、投げぬけとジャスト入力のタイミングはシビアすぎるのでは (よって、ジャスト入力が重要なグリンが使い難い)。
プラクティスモードでは、リングアウトがない練習ステージが欲しかったところ。
クエストモードは、所詮オマケか。 ランダム要素が強すぎて、どうにもバランスが悪い。 普通のフィールドでの操作感もイマイチ。 ただ逆に、オマケと割り切れば、結構ハマれるのも事実。長く遊べるし。
総合的に見て、家庭用では最も遊べる3D格闘ゲームのひとつ。

FIRST IMPRESSION『全日本プロレス 王者の魂』
PlayStation
06/09/99
『ファイアープロレスリング』シリーズで有名なヒューマンが送る、全日をフューチャーしたプロレスゲーム。
登場レスラーは24人。若干マニアックなレスラーまで結構フォローしてる。 ただ、ある程度力の差がはっきりしてる全日だけに、ゲーム中でもそういった意味では厳しいバランス。
回数制限制の魂ボタンというシステムは荒っぽい作りなものの、 結構全体的な試合の流れはプロレスっぽくなる。さすが老舗の技。
ただ、レスラーの体力なりスタミナなりが全く表示されないので、状況が掴み難い。 せめて、自分のレスラーのスタミナくらいは表示して欲しかった。 タイミング命のゲーム性だけに、そのタイミングはシビア。 表示的なフォローもないので、それを掴むまでには時間がかかると思う。
ゲーム中の馬場さんの解説コメントはいい感じ。逆に、アナウンサーの実況はイマイチ。 効果音はショボめ。 グラフィックは・・・評価が難しいところ。 PSにしては頑張ってる、って感じか。解像度も高いし。 (無表情だけど)顔は似てる。胴体も悪くない。が、それ以外は・・・
レスラーエディットはかなり肩透かし。 見た目、技、共にもうちょっと細かくエディットしたかった。
プロレスゲームらしいプロレスゲームではある。 つまり、少なくとも、プロレスファン以外お断り、プロレスゲームファン以外お断りなゲームということになる。 ただ、プロレスゲームファンが満足できるゲームかどうかも疑問なんだけど。
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REPORT『時空戦士テュロック』
Nintendo64
06/04/99
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洋ゲーらしく、エンディングは超アッサリなDOOM系シューティングゲーム。 なぜか、主人公テュロックはインディアン風。
このゲームのキモはジャンプアクションにある。 同じくジャンプが重要なDOOM系というと『西暦1999』があるけど、 あれに比べると、圧倒的に足場が狭い場所が多すぎ。落ちる落ちる。 逆に移動する足場は少なく、タイミング勝負のジャンプは少ない。
3Dスティックで主人公の向きを変えることからもわかるように、 上下も含めて周囲を見渡す状況が多く、これも重要な行動となる。 つまり、武器も自分でちゃんと狙いなよ、ということか、 この手のゲームにしては武器の当り判定が厳しい。 結果、敵キャラの中では的が小さく動きの激しいトンボが非常に強い(ある意味最強)。
全体的に強いモヤがかかっていて、視界が悪い。 こっちが敵を見つける前に、敵から攻撃されることが多い。 最初のうちは、敵の攻撃の狙いが荒いので、「なるほど、そういう風にバランスを取ってるのか」と思ってたんだけど、 後半の面になるにつれ、敵の攻撃も正確になり、どんどん厳しくなっていく。
それらの要素が、セーブポイントの少なさとあいまって、難易度はかなり高め。 ちなみに、セーブポイントの少なさは、今度発売される続編でも改善されてないとのこと。残念。
ワープポイントが多く、マップの作りは相当荒い。いきあたりばったりな感じ。
圧迫感というか恐怖感は少ない。戦闘、戦闘でそれどころじゃないし。 そこらへんのメリハリの付け方もイマイチ。
舞台は、主にジャングル風。ただ、最後付近はSF風でなかなかいい感じ。 全体的に、グラフィックはかなり良い。特に、敵のやられっぷりは見事
どうでもいいけど、説明書には 「新聞紙で弓矢を作ればもう気分はテュロック」 「ナイフは最高! ただしナイフで勝てる敵の時に使うこと、イイネ!」 とバカゲーノリなコメントがあるものの、そこ以外はいたって真面目。中途半端だ。
まぁ、今は売り値が下がってるので、 この手のゲームが好きならば買って損無し、っていう程度のゲームか。 グラフィックを除けば、同系の良作『QUAKE』『007ゴールデンアイ』『西暦1999』などに比べると1、2ランク落ちるというのが正直なところ。

REPORT『ELEMENTAL GIMMICK GEAR』
Dreamcast
06/01/99
硬派かつ丁寧な作りの2Dアクションパズルゲーム。
予想以上にあっさり終わってしまった。 全体的にヒントは少なめなものの、 他の優秀な同系ゲームに比べると、難易度はむしろ低めかと。
戦闘全般は、かなり不満がある。 長距離攻撃は出るまでが時間がかかり使いにくいので、必然的に接近戦(パンチ)になるんだけど、 自機のリーチがあまりにも短く、接近戦にも程がある、といった感じ。 また、そのパンチも出るまでビミョーに隙があるし。 そのくせ、ザコ敵は容赦なく長中距離攻撃をしてくる。 敵からのダメージも大きめで、 割と日常的に、死んでコンテニューして直前からリスタート、になるので、 それがパズルの緊張感をも削ぐ結果になっている。 ポリゴンキャラのボス戦も、「ボスの陰で自機が見えなくなる」「視界外から弾を撃ってくる」など視点に問題あり。 結構カタめのボスが多いので、ボスの体力は表示して欲しかった
謎解きの部分は、なかなか良質。 不条理感はなく、パズルを解いた達成感はある。 もうちょっと指先を使うパズルがあるとなお良かったと思うんだけど。 それは、行動の組み合わせのバリエーションが少ないのが原因(移動中にできる行動が少ない、など)。
ウリの一枚絵の背景画は良し悪し(主に、良し)。 確かに、そのかなりの描き込み具合に感動するものの、見づらい場面も幾つか。 音楽は全体的にかなり良かった。 それに伴って、全体的な世界観はグッド。好み。 EGGの設定・デザインもいい感じ。
ストーリーの大筋は悪くないものの、 細かいイベントや演出の部分は、もうひと頑張りしてほしかった。 住人のセリフなどで世界観をさらに膨らませれば、さらに素晴らしいゲームになったのでは。 セリフがとばせないのも不満。
3D全盛時に生まれた、2Dの良さを生かしたアクションパズルの秀作。 このメカ(EGG)と世界観を生かした、次なるゲームに期待したいところ。

FIRST IMPRESSION『ダイナマイト刑事2』
Dreamcast
06/01/99
MODEL2基板のアーケードゲームから移殖された、ファイナルファイト系アクションゲーム。
前作からの違いは、左右だけでなく、8方向に攻撃ができること。 でも、思っていたほど違和感はなく、プレイ感覚はあまり変わらない。 ただ、今作は、そのミッションがあんまり刑事っぽくないんだけど・・・
アーケード版からの違いは、グラフィックの大幅強化、イベントシーンのムービー化。
家庭用要素としては、 古のゲーム『トランキラーザーガン』がプレイできるのと、 高難易度モード「激闘編」の追加、 コメントがかなり笑えるイラスト集など、なかなか充実。 前作のキャラの復活もあるんだけど、 絵が変わっただけで性能は変わらず。残念。
今までのこの系統のゲームに比べて、1プレイ時間が短い。 これは決して欠点ではなく、サクッとプレイできていい感じ。 殴る・投げる・撃つ、それぞれの爽快感があり、操作も簡単で、最高の接待ソフト。 ただし、やはりアクションゲームのサガ、 一人プレイでそこまで長持ちするゲームではないかも。
アホなテイストがありながらも(特に、イラスト集でもその傾向が顕著)、 ゲームとしての完成度は高い、と、 まさに、バカゲーかくあるべし
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