Armored Core Variable Infinity Archives
NIGHT STALKER




NIGHT STALKER (CHEVRON-4)
レイヴンズ・フラック『シェヴロンズ』4番機。ポジションはバウンサ(支援)。クレスト系パーツを中心に平均的なパーツで構成され、遠距離砲撃戦に特化した武装を搭載した機体。背部装備の左右両方ともにグレネードランチャを装備し、後方からの支援砲撃を行う。
A.C.V.I.シリーズの『クレスト CR-C90U3 デュアルフェイスVer.』と『クレスト CR-C75U2 白兵戦Ver.』を組み合わせたものです。この2セットのキットでそれぞれ新規に追加されたパーツで構成しました。独自設定のレイヴンズ・フラック(ACチーム)『シェヴロンズ』の仕様で作成しました。
武装は『デュアルフェイス』から右手装備に『CR-WR76RA』、左右のの背部装備に『CR-WB78GL』、『白兵戦』から左右の肩装備に『CR-E90AM2』を使用しています。
ACの集団戦闘が実現した場合、後方から遠距離の支援射撃を加える役割の機体が存在するのではないかと想定した機体です。遠距離からグレネードを投射、もしくはライフルで狙撃を行い、目標に接近されそうになったらミサイルで牽制してまた距離を取る、といったシーケンスを妄想しています。弾倉が見当たらない事からプラズマガンだと思い込んでいた『CR-WR76RA』が狙撃を、『CR-E90AM2』が自律的に投射できるのか、どちらも解らないのですが。
キットレビュー:クレスト CR-C90U3 デュアルフェイスVer.&クレストCR-C75U2 白兵戦Ver.
A.C.V.I.シリーズの第五弾、第六弾が出る前に発売になった『ミラージュ YC07-CRONUS ヴィクセンVer.』は、元になったACPPに登場した『ヴィクセン』のデザインと、その後のアレンジ版のデザインが、共に河森氏ではないのですが、この第五弾、第六弾で河森デザイン画稿が存在するパーツを使ったACがA.C.V.I.に復帰したという事になります。尤も、河森デザイン画稿が存在するのは第六弾『クレスト CR-C75U2 白兵戦Ver.』の状態で、第五弾『クレスト CR-C90U3 デュアルフェイスVer.』は、後に発売になる第六弾と同じ頭部と腕部、第二弾のコア、それに別の脚部を組み合わせたものの様です。この頃からA.C.V.I.では各部のパーツの重複が始まっていくのですが、この第五弾と第六弾の2つでは、組み合わせる事で、それまでに登場していないパーツだけを使った1機をアセンブルする事ができます(逆に第二弾のコアと脚部、第六弾の頭部と腕部が余ります)。ここでとりあげた機体がそうである様に、ここでは第五弾の頭部と脚部、第六弾のコアと腕部をアセンブルした機体を仮定して解説します。まず何よりも頭部ですが、『ARMORED CORE』シリーズ伝統ともいえる『EYE』シリーズが付属するのが大変に嬉しいところです。初代ACの頃から脈々と受け継がれたこの意匠は、リアル性とヒーロー性を同居させた、AC世界の象徴存在の一つであると思います。尤も、A.C.V.I.ではこれに先行して頭部セット002で他の『EYE』シリーズがリリースされているのですが。
コアに関しては後部に展開ギミックを持つ反面、全体的に若干地味なデザインで、初代ACの標準コア的な意匠のものです。胸部下側のダクトの取り回しなども初代のそれを連想させます。腕部もまた比較的標準的なデザインで、第一弾の様に前後方向へ、第二弾の様に横方向へ、それぞれ突出する事なく比較的コンパクトにまとまっていますが、コアにとりつけると意外に力強いデザインです。肩上部のダクト周辺のパーツの構成が綺麗にまとまっていて良いと思います。
脚部は、脛側面の反復デザインが面白く、腰側面のスカート状の装甲も含めて、突起が多く派手なデザインなのですが、若干、安定性に欠け可動範囲も狭い様に感じます。また、各部のラインが統一されていなく、デザインの流れのベクトルがまちまちになっているのが気になります。尤も、装甲表面のディティールや、前述の通り反復デザインの楽しさなど、非常に立体映えするデザインだと思います。




*注意*
当サイトでは、各種設定(機体のサイズ、武器や装備の性能や機能)に独自の解釈を加えています。
これは、公式設定、ゲーム本編等に一切関係なく、
これらに影響を与えるものではありません。