Armored Core Variable Infinity Archives
NINEBALL BREAKSHOT




NINEBALL BREAKSHOT (HUSTLER-1)
第三世代ACとしての『ナインボール』の構成を模索した機体。初代『ナインボール』のパーツ構成を元に、それらに相当する第三世代AC用パーツを使用して組み上げられた。コア部分は初代『ナインボール』では軽量型コア『XCL-01』が使用されていたのに対して、第三世代パーツではポピュラーな軽量型コアである『CR-C840/UL』を選択、その他のパーツ構成も初代『ナインボール』に合わせたものが選択されている。右手携行武装に関しては、初代『ナインボール』が装備していた『WG-XP2000』(厳密にはその改良型で、一般に出回っているものとは連射性能等が著しく異なる)を、第三世代AC用に拡大再設計した『WG-XP4000』を装備している。
新たな『ナインボール』を完成させる為の、最初の一手と云う意味合いを込めて『ナインボール・ブレイクショット』なる名称が与えられたが、数度の戦闘に試験的に投入されたのみで、一旦、分解されている。これらの戦闘で得たデータを元により完璧な機体が再構築され、後に第三世代版の『ナインボール』として完成を見る事となる。
2007年春頃だったと思いますが、ACVIのシリーズがも徐々に充実してきた時期に、『クレスト CR-C840/UL 軽量級Ver.』と『ミラージュ C02-URANUS』の発売が決まり、前者のコアと後者の腕、それから以前に発売された『クレスト CR-C90U3』の脚部を使えば、初代『アーマード・コア』に登場した『ナインボール』の様な機体が作れるのでは、と妄想していました。恐るべき事に、その当時、私は『アーマード・コア・ナインブレイカー』と云うゲームに関して、タイトルを知っているだけでその内容を全く知らず、勿論の事ながらそのゲームにリメイクされた『ナインボール』が登場している事も知らなかったのでありました。
その後、『ナインブレイカー』でのリメイク版『ナインボール』の存在を知るとほぼ同時に、ACVIでこのリメイク版『ナインボール』がリリースされる事を知って、『ナインボール』という機体や名前、その存在が未だにユーザに愛されている(?)のを知り、命名者、要するに『ナインボール』の名前だとか設定だとかを考えた本人として、なんだか嬉しくなってしまったのでした。
勿論、その後にACVIで『ナインブレイカー』版『ナインボール』が発売になった訳ですが、せっかくACVIで出たのだから、模型的な楽しさを追求して、前述の通りに『クレスト CR-C840/UL 軽量級Ver.』のコアを使ったバリエーションを作ってみようと思い、実行してみました。初代『アーマード・コア』での『ナインボール』は軽量型コアを装備していたので、ACVIで発売になっているものの中で最もその形状に近いものとして、この『CR-C840/UL』を使用しました。その他のパーツは『ナインブレイカー』版に準じているのですが、右手武装のみ、初代『ナインボール』が装備していた、初代『AC』シリーズに登場した『WG-XP2000』を元にしたものを作ってみました。




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初代『ナインボール』が装備していた『WG-XP2000』を、第三世代AC用パーツとして拡大再設計したもの。尤も、初代『ナインボール』が装備していた『WG-XP2000』は形状こそ同じであれ、連射性能等が著しく異なっている事で知られているが、この『WG-XP4000』はその性能に関して、『ナインボール』が装備してたそれを模したものとなっている模様だが、詳細は解っていない。『WG-XP4000』は、『ナインボール』を第三世代ACのパーツで構成する事を目指した際に、ワンメイク・パーツとして製作されたもので詳細は公開されておらず、しかもこれを装備した『ナインボール・ブレイクショット』が数度の実戦にしか出ていないという事もあり、性能を推測する為のデータも多くはなく、殆ど何も解っていないのが現状である。
初代『AC』に登場した『WG-XP2000』を元に、ACVIにあわせてオリジナルで作成してみました。『WG-XP2000』は比較的小さめの武器なのですが、今回は若干大きめ、AC用ライフル銃程度のサイズとしています。初代『AC』の武器のデザインコンセプトとして、エネルギー兵器(ビームガンなど)は、現実の銃火器のデザインからやや離れて、寧ろ家電などの電器製品的なラインとする、というものがあったので、それに準じてデザインを考えてみました。ほぼ全てをプラ材で工作し、各社ディティールアップパーツを貼り付けてあります。
WG-XP4000 PULSE GUN

*注意*
当サイトでは、各種設定(機体のサイズ、武器や装備の性能や機能)に独自の解釈を加えています。
これは、公式設定、ゲーム本編等に一切関係なく、
これらに影響を与えるものではありません。