Armored Core Variable Infinity Archives
NINEBALL RUNOUT




NINEBALL RUNOUT (HUSTLER-1)
『調停者』『ブラック・デス』『ナイトメア』『終末に訪れる者』『死の舞踏』など、多くの異名で呼ばれ、その殆どが畏怖と尊敬と共に語られる、最強の存在。『ナインボール』は全てのレイヴン、そして彼もしくは彼女らが駆るACの頂点として君臨し、今尚その栄光を欲しいままにしている。
『ランナウト』、即ち「相手に一切の攻撃の機会を与えず勝利する」という名を与えられたこの機体は、現時点で確認できる、『ナインボール』のホット(最新)・バージョンである。存在そのものは律儀にも機体登録がなされている事から判明しているが、その詳細は殆ど解っていない。ただ、この機体と遭遇したレイヴンの生還率が比較的高く、目撃情報等から、ある程度までの性能が推定されている。
なお、目撃情報の多さは、この機体と遭遇する様な機会のあるレイヴンは、それなりに場数を踏んだベテランに限られており、戦闘不能状態に陥った際に速やかに戦線離脱を試みる、要するに引き際を弁えた者が多い為である事に起因している。対峙したレイヴンの勝率は限りなくゼロに近いものの、生還率もまた高く、この機体に何度も苦杯を嘗めさせられたレイヴンも多い様だ。
機体そのものは既存のパーツの組み合わせで構成されているが、その殆どがカスタム・チューンされており、通常のACとは全く異なる性能を叩き出している。通常、こうしたパーツ本体へのカスタム・チューンは、機体全体のバランスを著しく不安定にさせ、とても扱えない代物になる為に厳禁とされているが、何らかの非公開技術あるいはレイヴン本人の力量、もしくはその両方によって補正が行われていると看做されているが、要するに殆どが不明である。機体を駆動させるジェネレータは、この機体の為に専用設計された超高出力のモデルを搭載している様だが、活動時間その他を犠牲にしている訳でも無いらしく、通常のものと比べた場合の圧倒的な性能差が何処から得られているのか、これも解っていない。
ナインボールの中のヒト、ハスラー・ワンさんも、たまには別のパーツでアセンブルしてみたい日もあるのではないかと想像して組んだ、ナインボールの別バージョンです。
設定上「最強!」などと妄想してしまうのも、まあ、ナインボールだから仕方ないというか、ハスラー・ワンさんなのだから仕方ないといったところかもしれません。
ハスラー・ワンさんが「脚に赤い2本線が入ってないとダメ」「肩は上に出っ張りのあるデザインでないとダメ」「太腿部分は全部赤じゃないとダメ」といったコダワリを持っているのかどうかは解らないのですが、そうした、初代『ナインボール』のデザインにとらわれない、別バージョンの『ナインボール』にしてみました。ACVIで発売になっている、即ち『ナインブレイカー』版の『ナインボール』からは、コアと、右後武器(『MAGORAGA』)だけを引き継ぎ、それ以外は全て換装した状態になっています。ちなみに、『ナインボール・ブレイクショット』から引き継いだパーツは一つも無い事になり、結果的に『ナインボール・ブレイクショット』と、この『ナインボール・ランナウト』の2機を同時に組み上げておく事が可能です。
腕パーツが『CR-A71S2』なのは、単純に現在ACVIで発売になっている腕パーツの中で個人的に最も格好良いと思っているからです。この腕パーツは、コアへの取り付け軸の位置の関係上、かなりの「怒り肩」になるので、大変に気にいっています。また、コアパーツの『CR-C98E2』と組み合わせると、頭部パーツが埋まった様なシルエットになって迫力が増す様に思えます。肩には初代『ナインボール』準拠のエンブレムを入れてみました。
脚パーツ『CR-A71S2』の2本線の塗り分けが無く、フトモモの部分の塗り分けも異なるのは、これも単に、ACVIが非常に細かくパーツ分割されているので、それを生かして塗り分け部分を変更してみただけです。腕も含めて、基本的に「本体」となる部分を黒、それ以外の部分を「赤」としています。
塗装は、赤の部分はクレオスの旧クリアレッドをベースに混色したものでのキャンディ塗装、黒の部分はスーパーブラックに赤パールを混ぜた色で塗装しているのですが、旧クリアレッドもスーパーブラックも廃番になってしまったのが残念でなりません。




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『YH12-MAYFLY』の改設計タイプ。『YH12-MAYFLY』がダブル・スリット・タイプのセンシング・システムを有するのに対して、こちらの『XH12-DRAGONFLY』ではシングル・スリット・タイプに統合されているのが特徴。これは、オリジナル・ナインボールが装備していた第一世代ACのパーツである『HD-X1487』に倣った物である。スリット・ラインのカラーリングは金色で、何らかの特殊コーティングが施されているものと思われるが詳細は不明。
『YH12-MAYFLY』の上側の透明パーツ部分を埋めて、初代ACに登場し、『ナインボール』が装備していた『HD-X1487』を思わせる形状に変更してみました。『HD-X1487』は自分がデザイン画を描いた事もあり、思い入れがあるので、こちらに似せたものを装備させてみたかったのです。
『目』が金色なのは、単純に格好良さそうだったからというか、通常戦闘モードでは青色なのに対して、最強モード発動時に金色に光るとか何とか妄想してみただけです。割とどうしようもない。
XH12-DRAGONFLY HEAD PARTS

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携行するプラズマガンは、明らかにCR-WR93RLの筐体を使っているが、出力と照準性能が大幅に上昇している。砲身前端に増加パーツを装着しているのが確認されているが、これがプラズマ弾体の収束・加速用のブースタである事は間違いない推定され、このパーツが通常以上の出力を発生させているものと思われている。照準性能に関しても、プラズマガン本体にかなり大型のセンシング・システムが増設されており、これによって能力向上を行っていると推定される。CR-WR93RLはクレスト社の製品だが、同社からはいまのところのこれらの増加システムに関してのアナウンスは一切なされていない。
「強引に増強した」といった風の改造を施してみたかったので、実際に強引に各種パーツを増設しています。砲口周辺は、元のパーツの一部を切り取り、砲口にブースタを増設した風にしてみました。着火器具風味のディティールは、純粋に「遊び」です。大型のセンシング・システムはドラゴン製の1:6 StG44に付属していたヴァムパイア赤外線投光装置をそのまま使っています。また、そららの結線も強引に外付けしたといった風にしてみました。カールコードは殆ど意味が無いと思いますが、なんとなく。
詳細不明 UNKNOWN

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背部の折畳砲も同じくクレスト社製のCR-WB78GLに近いが、砲身がまったく異なり、その他にも差異が多い事から、単純に機関部の一部を流用しただけの別物と解釈されている。これもまた同社からはアナウンスが一切なされていないが、非公式筋の情報として、リニア・ライフル砲である事だけがリークされている。呼称からするに、弾体を加速させると共に、強烈な回転を与えるシステムではないかと推定されているが、これもまた詳細は解っていない。
キット付属の『CR-WB78GL』を元に、砲身部分を『GAZE HOUND』と同じ、タミヤ製『1:35 チャレンジャー2』のものに変更しました。後半部分も『CR-WB78GL』を元に流用パーツを貼り付けてあります。シリンダはモーターサイクルのキットのフロントサスペンション周辺からそのまま流用し、ブレーキキャリパまでそのままです。他に弾倉を自作して追加してみました。
詳細不明 UNKNOWN

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実際にこの機体と遭遇したレイヴンの多くに強烈な印象を与えているのが、腕部に装備された連装プラズマ・トーチである。しかも非常識な事に、この機体では左右両方の腕にそれを装備、しかも全てを同時にドライブし、合計4本のプラズマ・トーチでの格闘戦闘を展開可能な事が解っている。『ランナウト』の装備では珍しく、この連装プラズマ・トーチに関してはクローム・マスターアームズの試作製品である事が公表されており、性能も幾らか判明している。同社のAC『ヴィクセン』の装備として鮮烈にデビューした連装プラズマトーチ内蔵シールドの眷属であり、その市販バージョンとしてミラージュ社がライセンス取得した上で改設計されたYWL03LB-TAROSの流れを汲んだものである。これもまた非常識な事に、それぞれ刀身発生用の超小型ジェネレータを内装しており、本体側ジェネレータの状態に関係なく刀身をドライブする事が可能となっている。
プラ材と市販のディティールアップパーツ、モーターサイクルのキットのエンジン関係のパーツを組み合わせて作ってみました。とにかく外連味のある楽しい装備を作ってみたかったので、連装プラズマトーチを左右に装備、合計4本でのチャンバラをするという派手なものにしてみました。これもまた割とどうしようもない。
詳細不明 UNKNOWN

*注意*
当サイトでは、各種設定(機体のサイズ、武器や装備の性能や機能)に独自の解釈を加えています。
これは、公式設定、ゲーム本編等に一切関係なく、
これらに影響を与えるものではありません。