Armored Core Variable Infinity Archives
DANGER MINE DX




DANGER MINE DX (地雷伍長)
《万年最下位のアリーナの名物レイヴン。標準パーツのみで組まれた機体を駆る。カレーが好物》『デンジャーマインDX』は、地雷伍長が愛機『デンジャーマイン』を第三世代ACのパーツを使って組み上げた機体である。初代『デンジャーマイン』に倣って極標準的なパーツで組み上げられているが、部分的に廉価版のパーツを使ったり、アリーナでの激戦のダメージからの修理が間に合わず代替品で補修したりと、若干マイナス方向でのカスタマイズが顕著となっている。
武装は度々変更されているが、ヴェトロニクスの進化によって両手武器が可能となった関係か、昨今は両手にハンドガンを装備するのみの超軽装タイプのアセンブルを好んでいる様である。
ACVIを使って、ACPPに登場した『デンジャーマイン』を組んでみました。
基本的に近似のパーツを使ってアセンブルしたのですが、頭部とコアは似たものがあるのですぐに決められたものの、腕と脚に関しては若干悩むところです。脚は割と標準デザイン的なCR-LH80S2を使用、ただし、足首部分のユニットを間引いて貧弱なシルエットにしました。ここを省略する事で、初代ACのデザインのシルエットに近くなったと思います。ちなみにこの改造を行うと足首の可動範囲が飛躍的に広くなると云うオマケがついてきます。尤も、ポリキャップが丸見えになりますが。腕に関しては、デザインラインが非常に単純なCR-A72Fを使用する事にしました。面が単純であるが故にマーキングを入れる部分が多く、特に肘から下にはいろいろとデカールを貼って楽しめました。部分的に細かなパーツを間引いて、「パーツが足りていない、修理が(予算の関係で)追いついていない」といった雰囲気を演出してあります。
塗装は、機体が黄色と云うこともあって、チッピングを過剰に入れて、使い込まれた重機的な雰囲気にしてみました。黄色はキアライエローから若干オレンジに混色、黒はティーアシュヴァルツ、所謂NATO黒です。エンブレムその他のマーキングはデカールによるものです。
ACPPと云う作品は、殆ど全ての文字設定やストーリー、登場するメカの設定画の多くを担当したのもあって、自分が関わったゲーム作品の中でも代表作に挙げたいくらいに思い入れが強いものでした(これ程にゲーム全般のあらゆる部分に関わった作品はずっと後年になるまでありませんでした)。中でも『地雷伍長』の設定は、そのエンブレムも相まって強く記憶に残るものになっていて、是非ともACVIとして立体にしてみたい機体だったのですが、これにて念願が叶いました。
全くの余談ですが、『地雷伍長』の名前は、田河水泡の漫画『のらくろ』に登場する『破片二等兵』を元ネタとして考案したのでありました。




*注意*
当サイトでは、各種設定(機体のサイズ、武器や装備の性能や機能)に独自の解釈を加えています。
これは、公式設定、ゲーム本編等に一切関係なく、
これらに影響を与えるものではありません。