私とトランペット


出会い
私はトランペットが好きである。聞くのも好きだが、勿論下手ながら自分でも楽器を握ることも有ります。そもそもなぜトランペットかなのか?今考えてみると深い考えも無くこの楽器を選択したような気がする(笑)
理由、何かかっこいいし目立ちそうだから(そんなところだと思う)それと当時流行っていたアメリカ横断ウルトラクイズで流れていた、スタートレックのテーマを亡きファーガソンがハイトーンで演奏しているのにあこがれたのかもしれません。


のめりこむ

最初は、学校にあった楽器で練習し、しばらくして入門用の安価な物を購入・・・入門物のお手本のようなラッパライフをすごしていたのですが、入門用の軽いものではどうしても大音量が欲しい時に音が割れて酷い音が鳴ってしまうのでポチの購入を真剣に検討したのが楽器を握って2〜3年目だったと思います。


ポチとの出会い

ポチとは楽器屋さんに色々な楽器を試奏させてもらって、(2時間ぐらい)選びました。実は当時私なりに欲しいモデルがあり(アメリカ製)それを中心に試奏したのですが、どれも私の言うことを聞きません。で仕方なく国産のものを何本か試奏して見たのですが、大体想像が付くものばかりで、購入を諦めようとしている時に、楽器屋が国産の新型モデルを出してくれました。
あまり当てにせずためしに息を入れてみると・・・えぇっ何これすごいじゃん!!音のなりは少し重ためだけど、かなりの音程の確度と、いくら息を入れても乱れない忍耐力
.・・・・こっこれ下さい!!これがポチとの出会いでした。


残念賞

チを手に入れてご機嫌なラッパ道を歩んでいる時に事件は起こりました・・・自転車でこけました(笑) コケついでに唇を切り、前歯を折ってしまいました。致命傷です(涙)
幸いにも唇を縫合した医師が、管楽器の心得の有る方で事情を汲んでなるべく細い糸で極力傷や形状の変化の無いように処置をしてくれました。(但し非常にデリケートな縫合で多少の力加減で開いてしまうので要注意との事でした)
で、前歯に至ってはかろうじて残った歯根を流用して、元と同じ形の前歯を装着する方向で治療は進みました。
どちらも2ヶ月は楽器を握らないと言うのが条件でした。勿論私は条件を飲み治療に専念しました。
が、しかし意に反して半月目に半ば強制的に楽器を握ってしまい、歯根はゆがみ、唇は半開き 今度こそ完全に再起不能になってしまいました。


その後のポチ

ご主人様を失ったポチは、その後信頼できる知人のラッパ吹きに10年近く面倒を見てもらうことになりました。大事に面倒を見てもらっていたようで、私の手元に帰ってきた時には、パーフェクトなコンディションで、且つ前から外れていた3番ピストンの貝(飾り)も戻っていました(^_^)


ポチの帰還

ポチがは一度初心に帰り、へたくそでも良いので楽器を握りたいと言う気持ちから預かってもらっていた知人から戻してもらいました。試行錯誤して音の出るポイントを探しながら放屁のような音が出るようになったのは、2ヶ月ぐらい経ってからの事かなぁ。
但し少し息の入りの重ための楽器なので少々苦労しました。へたくそで人に聞かせることも出来なくてもやはりラッパは楽しい!!グッドです(*^。^*)


続きはまた今度、今日はここまで(ブラウザの戻るボタンでもとってください)