FMしみず マリンパル
キックオフサンデー
9月19日のオンエアー

 
サンフレッチェ広島戦後のペリマン監督の記者会見

 もちろん、重要な結果です。
 まずこのゲームについて二つの考えがありました。一つはまず負けてはならないというゲームです。
 そしてもう一つは、相手が最もいいプレーは対戦相手のミスを突いてカウンターを仕掛けるときです。特にフォワードの久保が大きなスペースに走り込むときは、非常にダイナミックなプレーをしました。それプラス、ノボリが出場停止だったことを考えて、今日のプランはサントスと大榎が中盤の真ん中の位置で強くコントロールしながらプレーする形でした。
いつものノボリのような形でテルがもっとフリーに攻撃に絡むようにして、アレックスとイチが自由に前に行ったりしました。
 特にワイドなプレー、アウトサイドを使ってそこでボールを奪われてもそんなにカウンターにはなりません。もともとアウトサイドを使うのはエスパルスのスタイルです。
 そのプレープラス、中盤で二人の選手が守備的な意識を持つという形でしたから、それほどエンターテイメント性はなかったかもしれないんですけど、非常にソリッドにプレーすることが出来ました。
 きょうは非常にプロらしいパフォーマンスだったと思います。そして、重要な結果を残すことが出来ました。
 そして、いいチームと対戦して勝てば今後の試合のことを考えれば、いい自信につながっていくと思います。
 今日は安永、ノボリが欠けていたのにもかかわらず、強いベンチ構成でした。それにけが人も出ませんでしたから、今のところすべて順調です。
 優勝のことについて考えすぎても喋りすぎてもいけません。フィールドの上でそれに向けて労をするのです。それは王者のような行動をとるのではなく、王者になるための行動をとるのです。
 つまり、コントロールすることです。自分たちのスタイルをキープし続けることです。
 前節、ヴィッセルと対戦したんですけど、非常に難しい形の中で我々のスタイルを貫き通すことが出来ました。それはどのゲームでも重要です。
 自分たちの形でプレーすることができれば、良いと思います。自分たちのスタイルはよくわかっていますが、相手のスタイルはどうなのかわからないものですから。
 ヴィッセルのようにはっきりとしたスタイルを持っているチームと対戦するときは、相手のチームのスタイルでプレーしてしまう可能性もあります。でも、我々はそれを乗り越えることが出来ました。

沢登選手に代わった大榎選手についてペリマン監督

 サントスがジュビロ戦で退場させられた次の試合にも、大榎を先発で起用しました。でも、サントスと大榎が同時にプレーする試合は、これが初めてです。
 オジーは非常に効果的に彼ら2人を使っていました。そのあと我々が(やり方を)変えたことで、大榎は外れてしまったという形です。
 メンバーの中に入れておいて使わなかった試合もたくさんあります。でも「がんばれ!」という声も、一番最初に出す選手であり、「良かったよ!」という声も一番最初に言います。非常にいいクラブのメンバーです。
 そして練習やサテライトの試合でのクオリティを見てみると、チャンスがあればプレーしなければいけない選手だという考え方です。
 11人以外の選手の中では非常に重要なそして必要な選手だと思います。
 そして、きょうのゲームに関しては我々が要求したことをきっちりとこなしてくれました。
 強くコントロールして、自分のポジションから大きく離れないで、自分たちがボールを持ったときも助けて、ディフェンスのシールドにもなっていました。
 常に重要な場面にいました。きょうはベストプレーヤーだったかもしれません。

大榎選手のコメント

 ノボリとタイプが違うしね、同じことは出来ないんで、自分が出来る与えられた仕事をやろうと思って。サントスと同じ2枚で、特に攻撃の時も2人真ん中にいて、こぼれ球を拾うという指示で。
 2枚いると、やっぱり攻撃が少し薄くなるかなと、まあそのへんが心配でしたけど、アレックスと市川がいつもよりも前でプレーしてました。自分たちが2枚いる分、前が薄くなる、やっぱり点を取りにくくなる、(ボールを)もらったときは逆を見て、空いているときはボールを出して、それも自分の特徴の1つだと思います。
 同サイド、同サイドってやっぱ、逆サイドが空くことがあるし、うちのサッカーって同サイドに行きやすいんで、そこから崩していくケースが多いんで、後半も右サイドから逆へ逆へって言っていたんだけど、なかなか自分とこ来て、経由して逆へって言うケースは少ないですよね。
 ああうときは、もっとサッカーを簡単にやって、つなごうよっていう感じのことは言いたいんですけど。そこでサッカー無理して、狭いところを崩したり無理なことをするんじゃなくて、空いているところを簡単につなぎたいなって思っているんですけどね。その辺はちょっとうまくいかない、もうちょっとリードして向こうが点ガンガン取りに来るときに、そりゃプレッシャーかかっていて危なくて逃げることも当然ありますけど、そればっかじゃなくて、斜めでもらって逆へとかね。そういう空いているところを簡単に使えるような、やっぱプレッシャーかかっていなくてボールを持っちゃって、プレッシャーかけられて裏へ蹴るていうケースがちょっとあるんで、そのかかる前にもっと簡単に裁いて、相手のプレッシャーの矛先を変えるという、そういう簡単なプレーをやることによって、うちのリズムが出てくると思います。
 後半もやっぱり2、3回ですよね。いい形でつながって最後に出たとか、あとはどっちかと言ったら、ワンチャンスをガッっと速攻みたいな形で、1点目もそうですけど、ああいう時の方が点は入りやすいですけど、ああいうサッカーでしか点は取れないと言う形じゃなくてね、やっぱりもうちょっとボールをしっかりキープして、つないで、空いてるところを崩していくということをねやりたいですね。
 動けなくなった分、やっぱりボールを動かすようにそういう意識はあります。まあ、でも自分のプレーがだんだんわかってきたていうか、自分がドリブルでどんなにガーっていって、相手の裏を狙って行くプレーヤーじゃない、しっかりボールを配球して組み立てるというそういう仕事だったけど、この年になってわかってきたなんて遅いかもしれないけどね。
 最後は少し足つったけどね、まあ気持ちよくプレーはできたと思います。僕個人はね。

アレックス選手のコメント

 DFとの勝負で勝って、キーパーと1対1になって、その時にあせらないで、打つふりをしてフェイントして、そうしたら空いてたんで打つしかないって感じでした。
 前半頑張って相手が疲れてから、まだ後半があるというか、後半は結構スペースが広かったんで、スペースを使って勝負しました。1対0になってちょっと楽になったこともあって、後半の方がやりやすかったですね。
 (体力には)自信あります。やっぱそういうフィジカルの面で気にしてたんで、90分間走れように練習したんで、出来るようになったけどまだ満足していません。もっともっと、練習したいですね。
 神戸のグラウンドは良かったです。、6時からの試合と言うことで、あまり暑くなくて良く走れました。芝も短かったから、日本平とちょっと違うけど、良く走れていました。
 チームが首位になったし、まあ2位になったとき優勝する意識があるんで、勝ちたい気持ちがすごくあるんで、その中で頑張っていきたいですね。

 


 
ヴィッセル神戸戦後のペリマン監督の記者会見

残念ながら、ありませんでした

森岡選手のコメント

 今日はちょっとああいう相手だったんで、うちも同じ様にはまり過ぎちゃったかもしれないけどね、でも良くやったんじゃないですか。
 今日はもうちょいうまくはやれたなぁって思うんですけどね、特に後半。ただ、全体の意識が深く守ろう意識にちょっと入っちゃったかなっていうか、途中でメンバーも代わって3枚の1枚、戸田も淳二さんと代わったのもそうだし、全体的に、僕的にはあんだけ前に人数かけてきているときほど、もうちょいうまいこと、ラインを揃えられたらなぁ感じだったんだけど、まああんまりにもフリーで蹴って来るんで、そのへんの粘りっぷりを見せようかなっていうわけじゃないけど、必死にセカンドボールに耐えたって感じでしたね。
 でもね、思ったよりもヴィッセルのプレッシャーのかけ方とか・・・
ヴィッセルの長谷部選手「思ったようにだろ!」
森岡選手「思ったように、あ、すいません、大丈夫ですか?」
記者たち「あっはっは!」
 思ったようにね、すごい前から来たんで、後半なんて特に僕、ボール持てませんでしたし、すごい、なんていうのかな、やり辛かったことにはやり辛かったけどね、ただそういう中でもあいつと同じ土俵みたいな戦い方でも負けたくなかったんで、まあその面じゃぁ良く集中出来たんじゃないですかね。ディフェンスラインは。
 今日は涼しかったんでね、日曜日挟んでいますし、ひざのケガも思ったほどじゃなかったんで、だいぶまた復活したかなって。1ヶ月前くらいに言ったように、だんだん自分の季節になってきたんで。今日は全体的にもまあ、戦うっていうイメージはすごい良かったんじゃないですかね。特にアウェーですし、こういう関西の方に来てのアウェーっていうのは、あんまりいい思い出がないんで、うん、あんまりいい思い出ないですよね。特に今年港泊の時は一回も勝っていなかった気がするんでね、みんな夜のこと考えているのかなんだか知んないけど。けっこう、負けちゃうことが多かったんで、その面で、まず、良かったかな。

久保山選手のコメント

 今日は強引さがあったんで、自分でも良かった点だと思いますね。
 今日、ジュビロとか試合を見たんですけど、どうしても決めるときに決めないと、あとでやられちゃうというのずっと思っていたんで、決めるときはきちっと決めて、FWとしてしっかり決めなきゃなって思っていました。
 どうしても放り込んでくるからDFラインとか下がっちゃうし、ディフェンス頑張るしかないですからね。
 けっこう(空中戦は)苦手だと思いますね。
 僕らはつないでつないでやるしかないですけど、まあああいうチームには絶対負けたくないですね。蹴って何が面白いかわからないですけど、なんだろね。
 面白いのかね、腹立ってきますよね。
 試合中はそんなの(不敗神話とか)思っていないですよ。あとから聞けばそうかなって思うだけで、でもアレックス外しすぎでしょう。ねっ、あいつ2点くらい入ったのに。3本くらいですか?アレックス決めてくれ!!ロングボールにもぜんぜん簡単に対応できるんじゃないかなと思いますよ。2点差あれば。
 (ファビーニョとのコンビネーションは)まあ別に、練習の時とかも一緒でやっているから、まあコンビネーション的なものはなかったけど、スローインとか、そういうところでも問題なかったですよ。ファビはまたいいところがあるんで、僕もファビからボール受けやすいんで、違った動きになってくると思います。
 僕ね、このグラウンド相性いいんですよ。神戸ユニバー。サテライトの時から、横浜時代、ここで優勝したんですよ。サテライトリーグ。その時も2点取って、優勝した覚えがあります。芝も良かったですねぇ。最初から。でも腹立ちますよね、まあいいだろうけど。冷や冷やしました。

西澤選手のコメント

 また戸田が脈が上がっただか、顔がこーんななっていたから。
 克己さんもオレ日和って言っていましたからね。オレが相手にはいいチームって言っていました。放り込んでくるから。
 久しぶりに戦っているなって気分になりますからね。サッカーしているなっていうよりも、戦っているなっていう方が、自分として気持ちがいいですね。終わってみて。
 自分のとこにあんまり楽しくないから、それよりもああいう試合の方が、きょう見たい方が、楽しいです。
 格闘技気分ですね。相手は韓国人だしね。ホント、そっちだね。
 (急に出場するという準備は)まあ、それなりに。
 (くさったりするとこは?)くさったら、ほかのチームも取ってくれないし、就職活動の場でもあるから、頑張っとかないと、でもあいつは頑張っているなっていうのがあると、ほかのチームもじゃあ買ってやろうっていうのがあるから、そこでくさったら負けなんで、常に常にうちはいい商品届けますよっていうのをコンセプトしていないと、ほかのチームにも行けなくなっちゃうんで。はい。
 (コンディション維持は)そんなことはないですけどね、最近ちょっと健さんといろいろサッカーの話をして、期するものがあったんでこのままじゃいけないって思って、そういうこともあって。草薙の家の露天風呂で、健さんと2人で。誓い合ったんです。
 (その結果は)まだまだですよ。これからです。基本的なビジョンですから。草薙の家を造ろうと。
 あっはっはっ、全然違うじゃん!
はい。何億でできるのかなとか、いろいろ2人で検討したんですよ。そのためにはまず金だろって。じゃあ頑張ろうって。
 (広島での見せ場は)あったらいいですね。出たらきっちりと、仕事をしたいと思います。
 

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