============= PRESS RELEASE ====================================      big mission 2000 頂点へ。戦士たちの誓い。        ペリマン監督 今季限りでの退任決定のお知らせ    ================================================================    拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は清水エスパルスに格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。  清水エスパルスのステファン・ジョン・ペリマン監督が今季の契約満 了時(平成13年1月1日)をもちまして退任することが決定いたしまし たのでお知らせいたします。なお今季の残りゲーム(Jリーグ2ndステ ージ、アジア・カップウィナーズ・カップ、天皇杯)についてはこれま で通り指揮を執ります。  エスパルスではペリマン監督の指導力・功績を高く評価し来季も契約 する旨のオファーを出して交渉を重ねてきましたが、本人の意志が強く 今季限りで退任することが決定したものです。なお本件は本日の東海 チャンピオンシップ(vs名古屋グランパスエイト at 日本平スタジアム) の監督会見時に急遽発表致しました。  皆様におかれましては、告知にご協力いただきますよう、お願い申し 上げます。                               敬具                記 (本日行った会見時のコメントにつきましては、以下の通りです) 【ペリマン監督コメント】  このチームは素晴らしい選手・クラブ・サポーターを持っている。そ して来季はアジア・スーパーカップを控え、世界クラブ選手権に出場す るチャンスもある。そのようなチームに残らないという決断は簡単なも のではなかった。  しかし私は5年間このクラブにいて、エスパルスにとってそして私自 身にとって変化が必要な時期であると思っていた。このような気持ちを 持っている以上、このまま監督であり続けることは正直でないと思った。 このクラブには正直さ、誠意というものが光り輝いている。その中で正 直でない行動はとれない。エスパルスの素晴らしい選手達には、私とは 違う指導者を得て更に良い選手になって欲しいと願っている。  この5年間でエスパルスの新しい歴史を作ることができたし、エスパ ルスが日本サッカー界の手本になるようなチームになったことは誇りに 思う。そして現在2ndステージの成績には申し訳ないと思っているが、 残りのゲームを全力で戦い、これまで築いたエスパルスの強さを証明し たい。 【安本社長 コメント】  ペリマン監督は98年の天皇杯から指揮を執って以来、ステージ優勝、 アジア・カップウィナーズ・カップ優勝を始めとして、良い戦いと良い 結果を残してくれた。クラブとしてはそのような監督の力量を高く評価 し、来季の続投をお願いしてきたがこのような結果になって残念である。 後任の監督についてはこれから検討していきたい。。またペリマン監督 と今後も良い関係を保っていきたいとも思っている。 【ペリマン監督 プロフィール】 ステファン・ジョン・ペリマン STEPHEN JOHN PERRYMAN  <出身>   イングランド  <生年月日> 1951年12月21日  <選手歴>  トットナム・ホットスパー(イングランド)          →ブレンドフォードFC(イングランド)   ★イングランド代表   ★トットナム・ホットスパーでは10年間にわたってキャプテンを務める    と同時に、860試合出場(19年間)という輝かしい記録を持つ。   ★プレミアリーグ年間最優秀選手受賞   ★スポーツ功労賞を英国女王陛下から受賞   ★FAカップ優勝2回(トットナム・ホットスパー)   ★リーグカップ優勝2回(トットナム・ホットスパー)   ★UEFAカップ優勝2回(トットナム・ホットスパー)  <指導歴>    1987年、ブレンドフォードFC 選手兼助監督    1988年、ブレンドフォードFC 監督    1990年、ワットフォードFC 監督    1993年、トットナム・ホットスパー 助監督    1995年、スタートFC 監督(ノルウェー)    1996年、清水エスパルス ヘッドコーチ    1998年12月、清水エスパルス 監督  <清水エスパルスでの監督期間中の成績>    1998年、天皇杯 準優勝(4勝1敗)    1999年、XEROX SUPER CUP 準優勝(1敗)          1stステージ3位(10勝4敗1分)          2ndステージ優勝(12勝3敗)          サントリーチャンピオンシップ準優勝(1勝1敗)          ヤマザキナビスコカップ準々決勝敗退(1勝2敗1分)          天皇杯準々決勝敗退(2勝1敗)         ※オールスターサッカーに「J-EAST」のコーチとして出場         ※JOMO CUPに「WORLD DREAMS」の監督として出場         ※Jリーグアウォーズ最優秀監督賞 受賞         ※AFC 9月月間最優秀監督賞 受賞         ※エスパルス栄誉賞 受賞    2000年、アジア・カップウィナーズ・カップ 1999/2000 優勝(5勝1分)          1stステージ3位(10勝5敗)          2ndステージ(第10節終了時=2勝6敗2分)          ヤマザキナビスコカップ準々決勝敗退(1勝2敗1分)         ※オールスターサッカーに「J-EAST」のコーチとして出場                               以上