日本陸軍の戦闘機を載せていきます
陸軍機は特に種類が多いので写真も増える予定です

「隼」として有名な 一式戦闘機です。これは初期型のT型です。軽戦闘機の代表格です。のちにV型になるとかなり強力な制空戦闘機に進歩しました。写真はフジミの1/72 隼T型の傑作キットです。
T型特有のエンジン前面にある環状滑油冷却器が目立ちます。一式戦は機首にある二門の機関砲の発射口に特徴があります。翼内砲を装備できなかったのでなおさら目を引きます。
一式戦 U型乙です。発動機の換装に伴い3枚プロペラになりました。キットはハセガワの1/72 隼U型の傑作キットです。一式1150馬力発動機(ハ115)に換装したことで大きく性能が向上しました。
隼といえば何といっても飛行第64戦隊が有名です。別名「加藤隼戦闘隊」は、当時の日本ではだれでも知っている栄光に輝く部隊でした。
U型乙は推力式集合排気管を採用しています。ロケット効果で速度向上に有効でした。翼の下に2つの増漕を装備している隼は趣があります。※増漕は1つで200リットルの容量でした。
空戦にも使用できるフラップ(蝶型フラップ)を初めて搭載されたのも一式戦からでした。大戦初期の頃は、優れた運動性により常に優位な空戦を仕掛けることができました。
隼はスマートな機体だと思います。広い翼面と絞り込んだ軽い機体のおかげで優れた運動性と上昇力を有していました。後縁に前進角が付く主翼は、中島設計班、自慢の翼型です。見ていて飽きない綺麗な翼です。

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