2号戦車とその系列、4号、ロシア戦車他

タミヤの1/35 2号戦車F型です。装甲が強化された最終型です。自分にとって模型の世界に引き込んだ記念碑的な戦車です。どれだけ時が流れても興味が尽きません。
前から見ると結構迫力あります。3人乗りの軽戦車ですが初期の電撃戦に適した戦車ではないでしょうか。最初先入観から20mm砲は1発ずつ込めるものと思い込んでいました。森から突然こんな戦車が飛び出してきたら浮き足立ってしまうでしょう。
オフセットされた機関砲と機銃が初期のドイツ戦車の武骨な車体に合っています。初期の戦闘では歩兵が戦車に協力し、迅速なスピードで薄い戦線を突破していく戦車本来の機動戦を行なえる戦車でした。
子供の頃、ティーガー戦車は高くて買えなくて、しかたなく買った記憶があります。でも組み立ててみると小さな砲塔が以外と気に入って何台も買っては違う色で塗装してました。今でも中古パッケージを見つけるとついつい買ってしまいます。ドイツ戦車では一番作りやすいのも魅力の1つです。
タミヤMMシリーズNo.9という古参キットですが、よく特徴をとらえた名キットです。作りやすさも抜群です。まだ現役なのです。U号戦車は派生型も多いです。
タミヤMMシリーズNo.60 マーダーUです。これも古参キットの1つですが、まだまだ現役です。パッケージの絵と同じにしました。マーダーUといえばこのマーキングです。キルマークと石炭泥棒のマークがないとマーダーを作った甲斐が減るような気がします。
車体は2号戦車F/Gと同じですが戦車にとって天敵となる迫力を持っています。性格上、待伏せ戦術をとることが多く入念なカムフラージュが施された車両が多いです。
車体が小さいので搭載できる砲弾は少ないのです。木箱の砲弾ケースを沢山積んでいる写真が多いです。
マーダーU正面です。結構車高が高いように思いますが、待ち伏せ&稜線射撃に徹すれば問題ない兵器です。75mm対戦車砲は有名な傑作砲で威力十分です。今でもお店で見かけると買ってしまいます。
タミヤの4号D型(1/35)です。サンケイのシリーズ本(赤本)「ドイツ機甲師団」の表紙写真から、意識の底にドイツ戦車として刷り込まれている戦車です。能力が十分発揮された時期の戦車は輝いてみえるような気がします。T34ショックでドイツ戦車は大きく変わってしまうのでした。
無骨でドイツ戦車らしいです。緒戦の快進撃時期のジャーマングレーが好きなので、本当はパンターやティーガーUもこの色で塗装したいのです。
タミヤ 1/35 4号対空戦車 メーベルワーゲンです。試作のみで量産型はありませんでした。大戦後半の独軍にとって対空戦車は機甲部隊に無くてはならない車両でした。
基本塗装のみで、まだ苦手の塗装が残っています。4号戦車の車体は各種派生型車両が豊富で、1度作成しておくと次からスムーズに作れます。独軍の「軍馬」として最後まで奮戦しました。
4号突撃砲です。駆逐戦車との違いはほとんどありません。3号突撃砲の生産数をカバーするために作られたとのことです。1100両以上が作られました。長砲身75mm砲を持ち対戦車戦に特化しています。車高が低いので待伏せにはうってつけです。古いキットですが良く出来ています。独軍車両にしては作りやすいので、模型屋で見つけるとつい買ってしまいます。
T34/85です。ロシア戦車はみんな作りやすくて良いです。独戦車作ったあとは息抜きに露戦車をつくることがお勧めです。映画「鬼戦車T34」、「戦争のはらわた」(邦題)でも大活躍です。その土地に合った戦車を揃えることは大変重要であることを教えています。
荒い鋳造砲塔がロシア戦車らしいです。模型でここまで再現するタミヤはすごいです。悪役として出てくるが多いですが大変好きな戦車です。荒々しい仕上げの車両が多いです。
何百両も、軽快に迫ってきたら逃げるしかないです。東部戦線で中央軍集団が飲み込まれました。今でも現役で使われている戦車です。手すりが一杯適当についてる写真が多いです。それは歩兵を山のように乗せるからです。
ロシア戦車はマーキングも地味で潤いの少ないものが多いです。砲塔に書かれた文字も「祖国のために」ようなスローガンが多いようです。
KV−Uです。152ミリ榴弾砲を特異な砲塔に搭載した「怪物」です。「ギガント」とか「モンスツルム」と呼ばれていたとか。その通りの迫力ある車両です。子供の頃タミヤから発売されたとき(不恰好な為)作ることはまず無いと思いましたが、いまではロシア車両の中でも大のお気に入りなのです。
タミヤ 1/35 SU−122 襲撃砲戦車です。122mm榴弾砲を搭載したロシアの自走砲です。強力な榴弾砲で、陣地攻撃に大変有効でした。対戦車用ではないので戦車が相手では苦戦した様です。
3色迷彩の97式中戦車(チハ)です。まだ作成途中です。昔、「のらくろ」がアニメで放映されていたとき、のらくろが戦車の中で活躍する回(戦車を友達として描かれている印象深いストーリーです)があり、それ以来、思い入れの強い戦車です。戦車戦には全く向かないですが歩兵援護用としては有用です。搭載した砲(57mm)も陣地攻撃が主で戦車相手ではないです。用兵者がこの戦車の性格をしっかり把握していれば、戦車の相手をさせるようなことはなかったと思います。
中戦車ですが列国の戦車と比べるとかなり小さいです。(軽戦車と戦っても不利です)砲塔が中心からオフセットされている形態の戦車は珍しいです。ハチマキ型アンテナとリベットの装甲版が子供のころは強そう見えたものです。(当時の日本では世界一強い鉄獅子部隊と思われていたそうです)砲塔が小さく、車長が砲弾の装填手を兼ねているので戦闘時は大変です。
1号戦車B型とsdkfz.222 4輪装甲偵察車です。1号戦車の足回りはトラクターぽいです。古いキットですが良く出来ています。中古で見つけてやっと作成できました。
4輪装甲車は今でも色あせない未来的な車体です。となりの1号戦車より強そうです。ドイツの装甲車はみな強そうなものが多いです。
かの為政者が1号戦車の隊列を組んだパレードをみて「ほしかったのはこれなのだ!」といったとか。
独軍は偵察車両の重要性をよく把握し、敵戦車と遭遇してもある程度対抗できるまでに強力なものが出現しています。

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