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14.コエンザイムQ  Coenzyme Q

■ 概要 ■ コエンザイムQはいろいろな呼び方があって違う物だと思っている方も 多いのですが、次の呼び方はすべてコエンザイムQのことです。   ・コエンザイムQ10   ・CoQ10(コキューテン)またQ10   ・ビタミンQ   ・補酵素Q   ・ユビキノン 意外と歴史は古く、1950年に英国のモートン博士が存在を確認しました。 もともとはうっ血性心不全の治療薬として使われていたのですが、活性 酸素を中和して細胞を守ったり、アレルゲン抗体を増やして免疫機能を 強くしたりする働きがあることがわかっていました。 アメリカではサプリメントの売上で常に上位の座を占めていますが、な んとコエンザイムQの原料は日本の会社が世界最高品質のものを作って いるそうで、アメリカの会社も日本から原料を輸入しています。日本で は平成13年にやっと食品としての販売が認可され、サプリメントが出回 るようになりました。 ■ コエンザイムQはビタミン? ■ ビタミンQと言われますが、正式なビタミンではなくビタミン様作用因 子と言われるものです。ビタミンPのフラボノイド(イチョウ葉エキス など)も同じビタミン様作用因子です。副作用は確認されていません。 ■ 存在場所 ■ すべての細胞の中のミトコンドリアにたくさん含まれます。場所によっ て濃度が違い、心臓の細胞に最も多く、続いて腎臓、肝臓、すい臓とな ります。 ■ 歳とともに減少する ■ コエンザイムQは体内でも合成されているのですが、20歳を過ぎると産 生能力が落ちはじめ、老化が始まります。 年齢と共に体力や筋力が落ち、シワやシミが増え、痴呆や生活習慣病に なるのもコエンザイムQの減少が原因の一つとされています。 減少の度合いは臓器によって異なります。20歳を100%とすると、  ・40歳なら、心臓は約68%、腎臓は100%、肝臓は約95%  ・80歳なら、心臓は約42%、腎臓は51%、肝臓は約83% となります。コエンザイムQは肌細胞にももちろん存在しますから、肌 の老化にも大きく係わっています。 ■ 補給すべきかどうかの判断 ■ 正確を期すなら血液検査を行い、コエンザイムQの濃度が0.76μg/ml 以下なら補給した方がよいとされています。おおまかには年齢で判断し てよいと思います。30歳過ぎれば取り始めたいですね。 ◆一日の摂取量◆(参考値) 個人差や年齢差はありますが、一日の目安は次の通りです。  ・健康維持や老化防止:30〜60mg  ・体力の回復    :60〜90mg  ・疾患の改善    :60〜150mg  ・運動選手     :90mg以上  ◆欠乏すると◆  ・心臓、腎臓、肝臓の疾患  ・アルツハイマー ・パーキンソン病 ・肥満  ・糖尿病     ・高血圧     ・慢性疲労症候群  ・肌荒れ     ・シミ      ・シワ ◆多く含まれる食品◆  ・イワシ(100g中、約6.4mg)  ・サバ  ・ウナギ  ・豚肉  ・牛肉  ・ピーナッツ
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