血中のカルシウム濃度が高いと結石の危険性があるのに、口からカルシ
ウムを十分に摂っていれば結石の危険性が小さくなるというパラドック
ス(矛盾する説)のこと。
ストレスを受けると、副甲状腺ホルモンが血液中にカルシウムを供給し
ます。もし口からのカルシウムが不足していると、骨からカルシウムを
持ってきます。しかも必要量以上に持ってくる傾向にあるので、血液中
のカルシウム濃度が高まり結石の原因となります。
口からカルシウムが十分に摂れていれば血中濃度は必要以上に上がらず、
結石の危険性は小さくなります。
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