ペットボトルの清涼飲料水を飲み続けるうちに、糖分の代謝を促すイン
スリンの供給が間に合わなくなり、高血糖状態になること。
つまり清涼飲料水に含まれる糖分が問題となるわけです。その意味では
ペットボトルだけでなく、缶やビン入りの清涼飲料水も同じです。だる
い・のどが渇く・多尿・昏睡状態・体重減少などの症状が現れます。
この症候群はのどが渇くので、また清涼飲料水を飲むという悪循環に陥
りやすくなるのが特徴です。
じつは糖分を取りすぎるともう一つ恐いことがあります。高血糖状態の
ためインスリンが一時的に大量に分泌され、その結果、血糖値がガクン
と下がる低血糖状態になることがあります。
低血糖になると脳のエネルギー源が不足し、不眠・イライラ・暴力的・
被害妄想などの症状が現れます。清涼飲料水をがぶ飲みし、菓子類をい
つも食べている若い人が、低血糖状態になってキレやすく犯罪に走って
しまうことは十分考えられます。これは本人にとってとても不幸なこと
です。
自動販売機やコンビニで手軽に清涼飲料水を入手できるため、子供でも
発症の危険性は十分ありますし、糖尿病予備軍ともなっていしまいます。
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