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45.◆年を取ると歩くのが遅くなる◆

年を取ってくると歩くスピードがガクンと落ちてきます。さらに、つまづ くことが増え、猫背になりがちで、階段の一段飛ばしがきつい、手すりな しで階段がのぼれない、などを感じるようなったら筋肉が衰えてきて いる証拠です。                 筋肉には速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)があって、早い動きの時は速筋、 ゆっくりした動きの時は遅筋を使います。年を取ってくるとまず速筋が衰 えてくるため、速く歩けなくなります。ついで遅筋が衰えるため、長く歩け なくなります。         そして、上半身と下半身をつなぐただ一つの筋肉である大腰筋(だいよう きん)も衰えてきます。この筋肉は腰の奥にあるため外からは確認することは できません。意識して鍛えないと衰えるばかりで、60代では20代の60%、70代 では20代の半分まで減少します。                                 大腰筋は足を上げる時に使う筋肉なので、これが衰えると足が上がらなくなり、 すり足で歩くようになるため、つまづいたり階段が上れないというような 歩行障害が出てきます。 健康のためにウオーキングをする方も多いと思いますが、主に遅筋を使っ ているので速筋や大腰筋は鍛えられません。 転倒や寝たきりの予防のためにも、筋肉を鍛えることはとても重要です。 簡単な筋トレで鍛えることができますから、ほとんど運動をしない方は次の(1)を、 散歩やジョギングなどをしている方は(2)をぜひ続けて下さい(週3〜4回)。  (1)立ったまま、ひざを交互に胸に引きつけます。    すばやくということが大切です。一日に各足10回程度行います。    上げている足は速筋が、支えている足は遅筋が、そしてこの動作で    大腰筋も鍛えられます。     (2)椅子に腰掛け、ひざを交互に胸にすばやくひきつけます。    すばやくということが大切です。一日に各足10回程度行います。    この動作で大腰筋が鍛えられます。  寝たきりにならないためにも、特に高齢者の方にはぜひ続けて欲しい筋トレです。
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