6.◆昼寝の効用◆
職場や学校で休憩時間でもないのに昼寝をすればたるんでる!と言われか
ねませんが、短時間の昼寝はかえって仕事の能率があがるという研究結果
があります。
そこで、ある建設会社が昼寝を奨励したところ、昼寝のあとにユニークな
設計のアイデアが生まれたという成果が出たそうです。
短い昼寝は、緊張した自律神経系を休め、体全体をリラックスさせる効用
があります。しかし、寝すぎると目覚めが悪くなり、夜に眠れなくなって
しまい、かえってリズムを乱してしまいます。高齢者でも昼寝のし過ぎは
アルツハイマーになる危険度が高くなるというデータもあります。
では、どれくらいの昼寝をどのように取ればよいかですが、まず深い眠り
に入る前に目覚めるためには、20代、30代で15分〜20分、中高年で30分以
内が望ましく、そして午後2時の昼寝が最も効果が得られるようですが、
当然ながらこの時間に昼寝をすることは会社や学校の理解が必要ですし、
昼寝はあくまで昼寝とし、夜の睡眠不足を補うということではないという
ことに気をつけなければなりません。
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