7.◆脳波の可能性◆
脳波とは、やや難しい説明ですが脳の神経細胞どうしが信号を伝え合う時に
発生する活動電位パルスのことです。脳波は脳が使われている状態で周波数
が変わります。
・普通に生活している時は14〜25ヘルツのベータ波
・リラックスしている時は8〜13ヘルツのアルファ波
・熟睡と有意識の中間の状態の時は4〜7ヘルツのシータ波
・完全に無意識の状態の時は0.5〜3ヘルツのデルタ波
意識が低下するに従って徐々に低い周波数になります。
アルファ波の状態になればもの事に集中でき、思考や集中力がさえてきます。
面白いのはシータ波以下で、完全にこの脳波になるといわゆる超能力が現れ
るといわれています。発明などのひらめきやスプーン曲げや透視などはシー
タ波の状態下です。
シータ波になるためには完全無欲で瞑想ができなければならず、これは我々
凡人にはほとんど困難です。冷たい水に打たれる滝行に慣れるとシータ波の
状態になるそうですが、これもいつもできる事ではありません。しかし、思
いもかけない能力が目覚めたり、自己治癒力が飛躍的に向上するアルファ波
やシータ波にする意義は非常に大きいと言えます。
これは私見ですが、遺伝子の90%以上は休眠状態と言われていますが、脳波
がアルファ波からシータ波へ、さらにデルタ波の領域まで下がった時に、も
しかすると眠っている遺伝子がオンされるのかもしれません。そしてその部
分には、思いもよらない能力が隠されているのではないでしょうか。病気と
も無縁になるかもしれません。
ヘッドフォンから特殊な周波数の音を流すことで、脳波をコントロールする
器械もできています。アルファ波の状態で勉強すると非常に能率があがるそ
うですから、試してみる価値はありそうです。
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