軽井沢のとある別荘

この建物が残っていたとは非常に驚きました。
なにせ70年近く経った木造の別荘建築ですから。

建てられた時期は、あの「夏の家」とほぼ同じ頃。
従って、赤みがかったやや幅の広い下見板や、片流れ型の屋根など、
いくつか「夏の家」との共通点が見受けられます。
この建物を担当した所員は若き日の吉村順三氏。
後年にレーモンドが離れ(寝室)を増築しています。


Data
所在地:長野県軽井沢町
構造:木造1階
施工者:
建築年代:昭和8年

鬱蒼とした茂みの中に建っていました。
 

右手がレーモンド自身による増築部分。
 
  


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