VF1000R FAQ

掲示板やメールで寄せられた質問の中からよくあるものとその回答をピックアップしたものです。

Q1
アクセルオフでフロント(ハンドル)が振られる

A
フロントタイヤが摩耗している可能性があります。16インチタイヤは摩耗に弱いので、スリップサインで判断せず早め早めの交換を心がけましょう。タイヤ交換しても直らない場合はステムやホイールのベアリングをチェック。ちゃんと整備してあればそう振られません。

Q2
ブレーキが効かない

A
整備してあればそれなりには効くので、まずキャリパーをメンテナンスしましょう。特にVFが使っている片押し式はスライドピンの状態で効きが変わってくるのでグリス切れには注意しましょう。

Q3
タイヤはどんなものが付けられますか?

A
国産ではブリジストンのBT45Vのみで選択肢はありませんが、輸入品なら、リアタイヤを1サイズアップの150/70に変更することも含めると、ミシュランのマカダム50/90(100)、メッツラーMEZ2、エイボンのST22/23等々いろいろあります。

Q4
ロスマンズカラーの1000Rの相場はどれくらいなのでしょう?

A
ロスマンズカラーはヨーロッパ仕様の3型のみのカラーです。2型以降のヨーロッパ仕様は市場でほとんど見かけることは無く、相場と呼べる物はありません。どうしても欲しい場合は根気よく探して見つかったら値段には目をつむって買うしかないです。

Q5
バックミラーが見にくいのですが・・・

A
VFR750F(RC24)のミラーに変更すると大分見やすくなるようです。また、転倒などでミラーを破損してしまった場合にも、このミラーはお奨めです。なにせVF純正ミラーは高いので。

Q6
キャブレターが外れません

A
特にインシュレーターのゴムが経年劣化で硬化していると外れにくくなります。こうなってしまうと素手で外すことはまず無理で、連結パイプ等構造上弱そうな点を慎重に外してバール等でこじるしか方法はありません。自信の無い場合はバイク屋に任せた方が無難です。

Q7
外れたはいいのですが、今度はキャブが付けられません

A
V4という構造上、普通にやっては付きません。キャブをVバンクの中央に置きインシュレーターに潤滑剤を大量に吹き付け滑り込ませる方法と、まず前バンク分をはめリヤバンクのインシュレータを斜め(エンジン側には後側、キャブ側は前側が掛かるように)にセットし、この状態からリヤバンク側を押し込み、マイナスドライバー等を靴べらの様に間に滑らせて(インシュレーターに傷を付けないよう注意!)はめる方法があります。いずれにしろ慣れが必要なので、まずは焦らずにチャレンジしてください。注意点としては、インシュレーターバンドのネジの位置が悪いとはまりませんので、特にエンジン側への干渉に注意してください。また、キャブに付いているエアクリーナボックス下部のアルミ板を外すと一見楽なように思えますが、外しても作業は大して楽にはなりませんし、この板が4つのキャブの位置決めをしている為、外すことにより前後左右のキャブ位置関係が変わり、スロットルのリンクに付けられている大小のバネが非常に飛びやすくなり、後で苦労します。

Q8
エンジンオイルの量が分かりません

A
85、86アメリカ仕様での指定は、通常2.7リッター、フィルター交換時で2.9リッターです。その他の仕様についてはこの数字を参考にオイルレベルゲージで計って調整してください。(SMやオーナーズマニュアルをお持ちでお分かりの方はお教えください。)

Q9
ではフォークオイルの量は?/H3> A(J
85、86アメリカ仕様での指定は、右430cc、左450cc、油面180mmになります。この数字はほぼ全てのモデルに適用できると推測されます。

Q10
1型と2型以降、パーツはどれくらい共用できますか(1型に2型/2型に1型のパーツは付きますか?)

A
2型(後期)ではほとんど全ての部分に大幅な変更が加えられているので、ほとんどのパーツが付かないという認識でいた方が無難です。例を挙げるとフロントカウルはステーを含めて違います。エンジンもマウントの位置は同一ですが幅をカラーを作成して調整する必要があり、また点火タイミングが異なるので(イグナイターは数からして異なる(2個→1個)。そのまま使うと進角が始まる付近からまともに吹けなくなる)パルスジェネレーターやタイミングローターを兼ねているスタータークラッチの交換作業が必要になってくる等、換装には相当なノウハウが必要になります。具体的に何が変わっているかはVFスペックのページを参照して下さい。

Q11J
なぜキャブの脱着がFAQなのですか?

A
まず不動や不調の原因の多くがキャブのつまりであること、そしてVFの数少ない社外品改造パーツの1つにダイノジェットがある(正確には、あった)からです。装着するにはメインジェットの交換が必要となる為、キャブの脱着が必要になってきます。


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