100s  2005年9月9日 Zepp Sapporo
 
行ってきましたよ初100s。あ、読めない人おる? 「ひゃくしき」でございますよー。中村一義がデビューした97年当時、看護学生だったワシもバイトで稼いだお金で多少CDが買えるようになっていた時期でね、他のCDも気になりつつ、迷った結果手に取ったのが「金字塔」というファーストアルバムだったのよ。歌詞も音も衝撃的だった。だって、最初の歌詞が「どう?」だよ? 次のアルバムではうまく前に進めてない気がして本気で「音楽業界から消えてしまうんじゃないか」と勝手に心配していたけど、その後出した「ハレルヤ」で「ああ、もう彼は大丈夫だ」と勝手に安心した。そして現在は100sとして6人で活動している。とにかく、これだけの前置きを書いてしまうくらい長年想っていた相手なのである。そして初めての北海道でのライブなのである。だから行かずにはいられないのである。ひとりでも行ってしまうのである。

まず、女性率高し。そして100sのTシャツ着てる人も結構いて、もしや道外から来てるか、道外のライブに行った人も多いのかな?と思った。開演までの間、ずっとひとりでいるのは時間が長く感じてイヤなもんやね。ひとりライブで一番面倒なのが待ち時間。周りの様子を伺ったり、流れている音楽に耳を傾けたり、とにかく色んな事を妄想しまくったりするんだが、それでも1時間以上黙って立っているのは飽きてしまう。まあライブが始まってしまえば、そんな苦労は完全に忘れてしまうんだけどね。さ、本編です。

マイクの高さからして予測できていたけど、パッと出てきた中村一義は小柄でかわいらしかった。そしてあの声! 好みがすごく分かれるとは思うけど、ワシは好きだ! そして池ちゃん! 頭でか!(笑)

最初はワシ自身も、きっと周りも初めてで手探りな空気が漂っていて、MCのノリもイマイチわからず、な状態だったけど、徐々にみんながひとつになっていく感じ?になっていくのがすごくわかった。ワシの好きな曲もやってくれたし。しかし中村一義て、ライブでギターとか弾かないんやね。マサムネにはできないな、とふと思った。それにしても、ホント彼の声は高いね。すげえよ。若干ボーカルの音が控えめなバランスだった気もするけど。
MCはまったりしていたけど、一番池ちゃんがしゃべってたかなぁ。客に「髪伸びたー?」て聞かれて「伸びたよ、数分でね」とか言ってた。周りは口数は少ないけど、なんだろ? コンビネーションはバッチリというか、仲いいからこんなんで伝わるんかな、みたいな部分があった。うまく説明できないんだけどさ。許してよ。
ちなみに北海道に来たのはCM撮影(ニッサン)の時が初めてだったんだって。ライブではもちろん初めてだし。池ちゃんも初めて北海道に来たらしい。次は是非バタ犬のライブしに来てね。

後半は盛り上がり曲が多くて、ワシいつになく奇妙な踊りしてた気がする。まあいいけど。周りもすげー盛り上がってたし。そしてアンコール! 2回出てきて曲ももりだくさんですよ。みんなで歌ったりして楽しかった。踊りまくったし。池ちゃんはホウキを持って出てきて、床を掃除したりギターに見立ててチューニング始めたりしていておもろかった。

セットリストわからんし、ハンパなネタバレするのもなぁ・・・ツアー初日やし・・・というわけで曲名いっさい書かなかったよ。とにかく楽しくて大満足。また来て欲しいな。




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