2010年6月18日(金) ニトリ文化ホール(旧北海道厚生年金会館) |
10ヶ月ぶりのスピッツ! 今月から仕事を再開したワシは休みを取るか迷ったけど仕事を選択。
パートだから定時にマッハで札幌に向かえば間に合うということが確認できたのでね。 ライブ用ではないけど、朝からライブ的服装で出勤し、仕事のあとタクシーで最寄り駅に行き、 快速と地下鉄で開場後くらいに余裕で到着したのだった。ナイスワシ! しかも本州から来た友人に会場そばで偶然会えて「ありえない」と言われ。 確かにこんなにたくさんの人がいるのに見つけるなんて、まさに運命の人ですか(笑) 今年度になって会場の名前がコロコロ変わったんだよねー。 北海道厚生年金会館→さっぽろ芸術文化の館→ニトリ文化ホール とね。全国的にもそうだけど、なーんか名称が変わると「どこそれ?」て感じ。 まあ建物も内装も変わってないんだけどね。相変わらずオーケストラピットが鎮座。 今回のツアーでは唯一オケピのある会場(全国的にもほとんどないのでは?)ということで、 個人的には1列目でももったいない距離感だとは思う。まあ前に来たときの喜びは倍増か。 この日のワシは10列目以内だったが友人の希望で5列目以内のタムラ側にチェンジ。 で、ライブは定時に始まる。マサムネのチェックのシャツがかわええー。 しかしワシはタムラ側で、ワシより前には真性タムラーがいるようには思えない感じで (常に身体をボーカル側に向けて立ってる人、どんなにタムラが飛んでも見てない人多め。 まあその辺は個人の価値観なのでいいんだけど、ワシは4900円分以上楽しむには もっともっとあちこち見てカッコイイ瞬間をより多く見ていただきたいのです) 1、2曲目あたりで「あ、今日はタムラとマンツーマンですか!?」とか思ったり。 目の前でタムラを煽ってタムラにもっともっと暴れて欲しいのだ!(笑) タムラがあちこちキョロキョロしながら、すごい動きをしながら、ジャンプしながら、 「この曲でこんな弾き方してたんでつか!」と今さら気付くようなベース演奏だったので なかなか他のメンバーを長時間見ることができなくてね。すぐタムラに持って行かれる(笑) マサムネだって腰落としてガシガシ弾いたり、腕をブンブン回したり「お!」てな動きもあり、 崎ちゃんも相変わらずドラムすげーし、テツヤも見えにくいながらも楽しんでるとこ見たけど 激しく弾いて「どう?」て無邪気な目で客席を見るタムラがたまらんわけですよー。 ホント冗談抜きでワシの心を奪われるところだったー。あぶねえあぶねえ。 「俺すべ」でタムラが花道に行った時、マサムネもワシらの前に出てきていて、 マサムネばっか見てる人が多かったように思ったので、マサムネ見てたワシも キュッとタムラに方向転換した瞬間、マサムネがやや寂しそうな目でこっち見た気がした。 (↑妄想と思って読み飛ばしていただきたい) スマン、ワシの目は2つしかないから全員同時に見れないんだよ・・・。 で、MC。お得意の「ケンミンショー」ネタからは意外と現地の人は取り上げられたモノが 地域限定的に流行っているとか定番化しているとかいうことを知らないことが多いこと。 「名古屋で『あんかけスパゲッティを食べてみたい』って言ったら反応が薄くてね(笑)」と。 北海道では「ようかんパン」と「ラーメンサラダ」の話題に。 マサムネ「(ようかんパン)食べてみたいんだけどコンビニに売ってるの?」 客「売ってない〜」「スーパーとか」 マサムネ「・・・(買いに行けないなぁ・・・と困ったような様子)」 こんなやりとりがあったけど、アンコールの時には楽屋にようかんパンが届いていて、 「(甘い扱いを受けてしまって)いいのかな・・・」と言ってた。 ラーメンサラダについては前日に食べたそうで、「家でも作ってみたいですね(マ)」 「俺んちの冷やし中華ってマヨネーズベースで初めて店で食べた時にビックリした(テ)」 という話から「三輪家の冷やし中華をヒントに北海道のラーサラが生まれた!?」説浮上。 あとマサムネが「よくひとりで海水浴に行って、潜ってお魚を見て、陸に上がってから図鑑で 『さっき見たのは○○かぁ〜!』ってやってるんですけど」という話(この時点で笑いが起きてる)。 「北海道の人たちってひとりで行かないんですよね? 割とキャンプとか泊まりが多いんですよね?」 と聞かれて微妙な返答の道民たち。キャンプも多いけど、距離によっては日帰りしてるよね? テツヤに「そもそもひとりで行かないよね!」「(潜って魚見てるって)海水浴って言わないよね!」 と突っ込まれておりました。この時にテツヤが「水泳」って微妙に言い間違えてた(笑) デビュー23年目ということで当時のファッションの話。 ラバーソールでシャツをインにしてたこと、バンダナを腕に巻いたりしてたけど、「意味って?」と。 「肘のとこに布が当たってるとかなら擦れて破れたりしないようにって意味があるけどさ・・・」って。 今またパンツのロールアップも流行ってるけど、自分的には昔一度流行ったものという感じがして 自分がやろうという気にはならないということも言ってた。で、テツヤに「それクロップドパンツ?」と 衣装突っ込みしてた。ちなみにタムラは「The Birthday」のTシャツにロールアップしたジーンズでした。 あとサッカーの話題。昔「ドーハの悲劇」の時にタムラがテレビのリモコンをテレビに投げつけたそうで、 リモコンとテレビの一部が破損しちゃったんだって。使える状態だったけどタムラがテレビを新調する際 マサムネに譲ったんだけど、マサムネはリモコンの壊れた部分を見るたび「物を大切にしないといけないな」 と思う、という話をしたらタムラが「それじゃあ俺が悪いみたいじゃん!」と無罪主張(笑) ワシも「タムラ悪くないヨー」「ドーハが悪いんだヨー」とか思ったり(注:ドーハが地名だと知ってるけど) マサムネはニヤニヤしながら「いや、戒めとしてね・・・」とほんのちょっとフォローしてた。 新曲「しろくま」に入る前は「シロクマも暑がる季節ですが・・・」と繋げてた。今日暑かったからね。 後半盛り上げ曲の前はわざとこういうことを言うんだけど「このまま俺と海の向こうへ・・・イトカワの、 アンドロメダの果てまで行ってみないか?」と言った。前のツアーより格段と恥ずかしくなっとる! キャーキャー言ってる女子達の中、ワシは下向いてニヤニヤしてたんだが「・・・なんか俺より 恥ずかしがってる人がいますが・・・俺だって恥ずかしいんだよ・・・」と横目で客席見て照れてた。 それがなかなかかわゆくてですね。スイマセン、ワシはアンタより恥ずかしく思ってましたですよ。 このあとはタムラの圧倒的な暴れ具合にメロメロ・ヨロヨロになってたわけですが(笑) 新曲がいくつかあったけどワシは「恋する凡人」と「ビギナー」がダントツにお気に入りっす。 あとMCの途中で「LaLaLa Love Song」をマサムネが歌った。大きな拍手に「今日のどの曲よりも 拍手が大きいんですけど」と言ってみせるマサムネ。かわい子ぶってる!? アンコールでのメンバー紹介ではタムラが会場の名前が変わったんだね、と。 「今日は『お値段以上』のライブができたと思います」と言った。タムラにしては珍しくダジャレ。 みんな超拍手してたんだが「さっきスタッフに確認(『お値段以上 ニトリ』で合ってるか)したんだよね」と タムラが笑ってた。テツヤに「これ言うつもりだったんでしょ?」とマサムネが言ったり。 クージーは自分とマサムネ、テツヤが髪を切った話。テツヤが「影がイケてないんだよねー。 なんかさ、『○にこう・・・(毛が)ね(笑)」とライブ中に気付いたようで。 右半分は長いんだけど、左半分は丸坊主なわけ。アレは過ごしやすいのか、どうなんだ。 崎ちゃんは定番の頭にシンバルぶつけるところから。「外歩いてたら『雪降ってる!』って 思ったんだけど、アレはタンポポの綿毛なんでしょ?」という話。雪なわけないがな(笑) 客席からアレはポプラだって言うんだけど、あちこちで言うから聞き取りにくいのに マサムネが「へえ〜、そうなんだ」って次にいこうとしてた。絶対聞き取れてないのにさ。 そのあと案の定「で、アレは何なんですか?」とマサムネ。ほら聞こえてない(笑) 「ポプラの何なんですか?」という質問にはさすがに客席も答えられず・・・スイマセン。 しかし崎ちゃんが「アレが降った後は夏が来るんだってね」と素晴らしくまとめたんだよ! ナイス崎山! 珍しく?起承転結がしっかりしたMCでワシは大喜びさー。 お値段以上、の話からマサムネが「路上でひとりでやったりしたら、みんないくらギターケース とかに入れてくれるんだろうか?」と言ってた。テツヤが「思ったより小さいから、気付いて もらえないかも!?」と突っ込んでた。実際友人の結婚式で歌ってたら外から覗いてる人たちが 「(スピッツのボーカルに)似てる似てる」って言ってたことがあるって言ってた。 終始タムラに目を奪われたままライブ終了〜! 夜は海鮮食べて帰りましたよ。 友人から翌日行きたいとこ・食べたいものを伺ったら仰天するほどの量だったので さて明日どうしよう・・・とグダグダしてたら午前2時過ぎ! 慌てて寝たが熟睡できず・・・。 明日もライブです〜。席はだいぶ後ろになるけど楽しみ方を変える良さもあるからね。 |
セットリスト |
1.初恋クレイジー
2.8823 3.君は太陽 4.ビギナー 5.愛のしるし 6.群青 7.つぐみ 8.日なたの窓に憧れて 9.スターゲイザー 10.海とピンク 11.しろくま(新曲・表記不明) 12.ナイフ 13.愛のことば 14.恋する凡人 15.チェリー 16.スパイダー 17.放浪カモメはどこまでも 18.メモリーズ・カスタム 19.俺のすべて 20.ヒバリのこころ |
アンコール |
1.青い車
2.花の写真 3.空も飛べるはず |
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