2003年4月9日(水) 旭川市民文化会館
 
さてさて、初の後半戦。1月に痛めたヒザは完治したんだかわからん状態。多少の不安はあるけれど、気にしてたら楽しめないからね。暴れる気満々。しかも今回は妹と車で移動という、慣れない行動があるからね。やや緊張。眠れず。
朝10時に駅まで妹を迎えに行って、さあ出発。夜勤明けだし、ムリせず妹に運転してもらう事に。まあ一応助手席の義務として?居眠りはしなかったけどね。車を運転したりしていると、このアホ姉妹も大人になったなぁーなんて感じたり(笑)
札幌あたりから旭川までは車で2〜3時間で着くんだよね。しかも国道をひたすら真っ直ぐなのよ。
道中不思議な物を積んだトラックがいまして。まずは木の木っ端を雪みたいに降らせているトラック。後ろにいるといっぱい飛んできてめっちゃ気になった。追い越してもどっかでまた追い越されたりしてさ。そんなもんよね。そのあとは、白い物が入ったカゴをいっぱい積んだトラック。羽根みたいな物がちょこちょこ降ってくるから「ニワトリ?」とか言ってたんだけど、よくよく見たらそれらがピクリともしないの。「・・・死んでんちゃう???」とか言ってるうちにだんだん恐〜くなってしまったよ。他にも気になる車があったような気がする・・・。

旭川に到着。でもまずはゆかりの地へ、というわけで、目指すはJR北永山駅。ここは96−97年のツアーパンフに載ってる場所なのよ。他も北海道内で撮影してるっぽいんだけど、私が見てわかった場所はここと豊平川だけなのよね。
旭川の中心部を抜けて工業地帯と郊外の商業地域をさらに抜け、広い畑がたくさんあるような、ちょっと懐かしい感覚になるような田舎の風景の中に小さな小さな無人駅があって。すげー寒かったけど、できるだけパンフに近い角度で写真を撮ってみたよ。こちらから見てみてね。
意外と時間が余ってしまったんだけど、駐車場のそばにあったボロボロのカフェの「トースト・ドリンク オール100円」てな看板に惹かれて入ってみた。マジでボロかったけど、まったり休めた。ついでに少し仮眠も取った(笑)

で、会場に到着。両サイドに2階席みたいな空間のある座席。どことなく懐かしいような、趣のある会館だったわ。私らアホ姉妹は14列目テツヤ側。今のところホールでは最前のポジション。限定Tのグループがいたり、前掛けしてる男の子(ライブ中もかなり熱くなっていた)がいたりしたけど、ワリとお子様連れが多い感じがしたよ。ホント「まったりタイム」なんて「母と子のファミリーコンサート」みたいな空気感だったし。
ライブはねー、手拍子率が高いのと、崎ちゃんの自己紹介がウケてた事がポイントかな(違
東京のライブとかを経験すると、地方は手拍子多いなあーって感じるよ。全然悪い事ではないけどね。崎ちゃんがシンバルに頭をぶつけるのも、初めて見た人がたくさんいるんだろうな、とか思ったし(笑)
なんかね、マサムネも「あったかい感じで、なんか昔からの友人とかたくさん来てくれてるような感覚」と言ってたんだけど、会場内は終始ふんわりあったかい空気感だったね。うちらの両端の人がおとなしくて、暴れて迷惑かかるかな?とか気になったけど、結局は容赦なく楽しませていただきました(笑)
「田舎の生活」はナマで初めてだったんだけど、いいねえ。でも、ちょっとあのDVDの若き日のマサムネを思い出しちゃうんだけど。あとは相変わらず「ガーベラ」いいね! すげー倍音がきこえてくるのが気持ちいい。
そして、ようやく新曲「三日月ロックPart3」を聴けたよ。かわいくノリ良く、ってな感じ。歌詞も全部聴き取れてないけど、かわいい感じだったよ。いつCD化するんだろうね?

MCはこんな感じ。
マサムネの、「昨日北海道に来たけど、まだまだ乾燥してるね。ライブが始まってみなさんから潤いをいただいてるけど、もっともっと潤いをください」みたいな、定番っぽい話。あと、旭川でのライブは6年前になるって事、昨日TSUTAYAでゲームボーイをみんなで買って(崎ちゃんは九州シリーズで先に購入していたので、あとの3人が購入。東京ではまだまだ品切れ状態らしい)、4人で対戦しようとか言ってたという話、マサムネが最近ようやく「ハモネプ」を知ったんだけど、スピッツのメンバーでやったらどうか?てなネタ。いきなり「♪あ〜いのま〜まにぃ〜」とB'zを歌い出すマサムネが確信犯的なかわいさだった。「ギター弾いたらハモネプじゃないじゃん」ってテツヤに突っ込まれたり、ハモリを歌おうとしたら音はずして苦笑いしたり。もう、どんな35歳なんだよ。かわいいって。しかも誰がどのパートやる?とか言ってたけど、メンバー内でイマイチ盛り上がらず(笑)
メンバー紹介はタムラから。前日ずっと寝ないでゲームボーイをして、松井の野球を見てたって話なんだけど、野球が始まるまでの時間に寝ようか迷って、つい有料チャンネルをチラ見してしまったと。でも、自分の中ではキャンセルした、見てないんだって事にしたと。で、スタッフがチェックアウトしてくれてる間、正直ドキドキしたけど、結局料金を取られずに済んだんだって。そこまで話したら会場内拍手喝采。マサムネが「拍手するところじゃないから」って突っ込んでた。で、タムラが「マサムネも見るよね?」って言ったら「オレは見ないよ」って答えたんだけど、タムラが即「ええぇ〜〜〜?」って言ってたのが笑えた。さらにマサムネが「オレは想像力が豊かだから・・・」なんて言ってた。最終的にはエロ話。
クージーはゲームボーイを買って「色がかぶらないようにすれば良かった」とか「対戦しようぜ」とか話してる4人を見て写真を撮りたくなったらしい。写真を撮ったらダウンタウンDXの「視聴者は見た」のコーナーに応募するって言ってた。
崎ちゃんが面白かったんよー。ホテルの下で髪を1センチくらい切ってもらったんだけど、乾かす時に「自然な感じで」って言ったのに、カールブラシで前髪は内巻き、サイドは後ろに流れる感じにされたんだって。昔のアイドル(松本伊代?って言ってたはず・・・)みたいだって盛り上がってた。そんな崎ちゃんを見たかったなぁ。
テツヤの第一声は「パックンチョ!」。最近のゲーム音楽はいいのがたくさんあって、風呂とかで口ずさんで、何の曲だろう?って考えるとゲーム音楽だったりするんだって。ギターソロのフレーズを考える時にもつい浮かんでしまうみたいで、マサムネが「それでパックンチョ(パクリから転じて)だったの?」って言ってたけど、テツヤ的にはまったく無関係だったらしい(笑)。で、いつもと同じくワケわかんない話になっていくんだけど、「パックンチョも色々あります。男のパックンチョ、女のパックンチョ、子供のパックンチョ、お年寄りのパックンチョ・・・」とか言ってた。妙にエロい?

アンコールは2曲ともまったり系だったので、ちょっと暴れたりなかった感じだったけど、まあ会場のあったかい雰囲気にはとっても合ってたと思うよ。

おお! でも、そんな雰囲気を壊すようなステキなアクシデントがあったよ。「俺のすべて」が始まってすぐにタムラがチェックのシャツを脱ごうとしたんだけど、右袖が引っかかって間に合わなくて、右袖だけ残った状態で弾き始めたの。合間に腕を振り回したり、袖を引っ張ったりするんだけど、なかなか脱げなくてね。ますます腕にシャツが絡まるし、しまいにシャツが邪魔してベース弾けないのよ。タムラも笑ってんの。最高だぜ。途中で無事?スタッフが袖を引っ張って脱がせてくれてたけどね。やっぱライブはタムラが最高だぜ。腹よじれるくらい笑わせてもらったよー。



セットリスト
01 夜を駆ける
02 チェリー
03 エスカルゴ
04 青い車
05 ミカンズのテーマ
06 ハネモノ
07 恋は夕暮れ
08 あじさい通り
09 ババロア
10 惑星のかけら
11 バニーガール
12 海を見に行こう
13 冷たい頬
14 田舎の生活
15 ガーベラ
16 三日月ロック3(新曲)
17 ローテク・ロマンティカ
18 8823
19 メモリーズ・カスタム
20 俺のすべて
21 けもの道
アンコール
01.遥か
02.空も飛べるはず



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