2002年11月19日(火) 北海道厚生年金会館 1日目
 
さてさて、初双六でございます。今回は自分の初双六がツアー開始からすぐだったので、我慢してネタバレも見ないで頑張ったのよ。いや、正式には自分とこのネタバレにカキコがなかったら寂しいので、一瞬チラッと確認の意味で覗いたけど。文章は読まずに・・・ね。雪が心配だったけど、全然降らなかったので車で出陣。駐車場のおじさんが、「ホントは20時までだけど、21時まで料金を払ってくれたら遅くなってもいいよ」と言ってくれて、車を置かせてもらったよ。かわいいフリして「ありがとうございます〜! 明日も来るんで、またここに来ますね!」なんて言ってみたりして。おじさんにかわいく接してもしょうがないっつーの。でもまあ、何事も練習なんでね(笑)
妹と会場で待ち合わせ。着いたので電話したら「地下鉄の駅を降りたけど、どっちに行ったらいいかわからない」なんてアホな事言ってやがる。電話しながら指示して無事合流。こんなヤツはほっとけば良かったか!?
30分くらい並んで待ってたけど、さほど寒くなかった。後ろにいた40〜50代くらいのオバチャンが「初めて来たんです。息子が一回行ってこいって言ってくれて・・・。(スピッツが)大好きなんです。でも、こんな歳の人、あんまり来てないだろうから恥ずかしくて・・・」と話しかけてきた。恥ずかしそうに、でもすごく嬉しそうにしゃべるオバチャン、かわいらしかったなぁ。「ライブ楽しんでるかな?」とライブ中にもオバチャンの事を思い出してしまったわ。
雑誌とかでもよく言われてるけど、スピッツのライブって年齢層が広いのよ。デビュー時は生まれてなかったかも知れないような中学生もいれば、親子連れ、白髪のご夫婦・・・。どの時点でスピッツを知ったのかは様々だろうけど、日本人にとってスピッツの存在って貴重だと思うよ。こんなに色んな世代の人に愛されてるんだもの。

グッズをがっぽり買って会場へ。席は2階。しかもステージを横から見下ろす位置。こんな場所初めて。でも楽しんでやる!と意気込み、UA(舞台セットを作ってる会社ね!)のTシャツに着替えてみた。意外とツアーTシャツとか、みんなが持ってそうなやつはなるべく着ない主義でね。でもツアーTシャツも買うんだけど。
で、開演。ESの中、メンバー登場。しかし、場所が場所なだけに、立たない人も多し。でもいいの。うちらはどこでも楽しんでみせるわ!とか思ったり。

1曲目は予想してなかった曲で「おお!」と思って。しかし、やはり場所的にノリ悪いなぁ・・・。マサムネがレスポールを持ったりとか、ギターも種類豊富に使ってたなぁ。「マリ」「名前をつけてやる」は嬉しかったね。初期の曲ってすごく嬉しい。勝手にひっそりと?コーラス入ったりして。今日の「ロビンソン」は良かったと思う。バリバリマサムネの声の倍音が聴こえてくるの。すごいキレイ。「ババロア」で手ぶらのマサムネ、未だに慣れないのか歌ってない時の姿がおかしい。でも頑張ってる!かわいい! 崎ちゃんもドラム叩いてて一安心(全部打ち込みのパーカッションだったらする事ないのか?とか思ってたので)。「ガーベラ」も良かった〜。やっぱり「ヒバリ・・・」「8823」はタムラばっかり見てしまう。この会場、オーケストラピットがあるから1列目でもスピッツがちょっと遠いんだけど、その分暴れるスペースがあるんだよね。私らも周りがおとなしいから、ちょっと遠慮しちゃったけどそれなりに暴れておいた。アンコールは「空飛べ」。初めてナマで聴いた気がしてたのに、帰って確認したら何回もやってるの。私の記憶って・・・。「俺のすべて」はもうズルいよ!ってくらい盛り上がる定番になってるよね。タムラ、暴れすぎ。最後にベースの弦ブッチブチ切って放り投げていなくなったわ。マサムネもテツヤもガンガン前に出てきたし。
全体のノリ的にはどうだったのかな? と1階席を見下ろしてたけどよく見えんかった。

で、MCね。まずマサムネ。「北海道・・・思ったより寒くないですね。今何℃くらいだったの?」って言葉に「マイナス2℃ー」と会場からの声。マサムネの「マイナス2℃ぉ〜!?」って反応が妙に笑えた。夜は寒いのよ。マサムネ、甘いわ(笑)
そして「北海道は寒いし、乾燥してるんですよね。だから、ちょこちょこ『お水』を飲んでたんですけど、根室から飛行機に乗ってきたんだけど、離陸してすぐにオシッコしたくなっちゃってね。でもすごい揺れてて、ずっと『お席をお立ちにならないでください』なの。もうずっと、冷や汗をかきつつ我慢してたんですけど。」とマサムネ。お水って!かわいすぎ! で、テツヤが「だから窓開けてしろって言ったのに。窓開けてしたら『バタバタバタ!』って・・・」。はい、何がどうなる音でしょう? 手を使ってのアクションつきだったよ。はい、下ネタですよー(笑)。いつもの如く、会場は微妙な空気に。マサムネもいつものように「ほら、ひいてる(笑)」なんてフォロー。しかしテツヤは「これね、言えって言われたのよ。ホントは飛行機なんて窓開かないのよ。でもさ、ホントに窓開けてしたら『バタバタバタ! カチーン!』・・・」(だったかなぁ、擬音語忘れたよ。要するに、上空は寒いから出したら凍ってしまうよ、という事が言いたかったらしい)。最後にマサムネが「だから、札幌の街の明かりが見えた時は『なんて美しい街なんだ!』って思ったんですけど。でもまあ、着いてから無事に放尿できたんですけど。で、いつもは千歳に降りる事が多いんですが今回は『タマオカ』?」で会場大爆笑。「? ・・・あ、『オカダマ』ね!」と、まとめようとしたのにかえって深みにハマってしまったような感じになってしまっていたわ。

メンバー紹介ね。タムラから。「タムラで〜す! えー、今日はカレー・・・スープカレーを食べに行ってきたんですけど。最初『おいしい店知りませんか?』って聞いて教えてくれたのがココイチだったんだけど(笑)。おいしいって店をメモしてもらって地下鉄に乗って行ってきたんだけどね、15歳も年下のヤツからメモを渡されて・・・。おいしかったです。もうすでにお尻があっつくなって・・・半分出てしまったんですけど(笑)、今日はカレーパワーで頑張りたいと思います!タムラでした〜!」。やっぱカレー食べてきたのね。しかもどの店に行ったかおおよそ検討がついたわ。さすがタムラ。クージーは昨日の夜にラーメンを食べに行ってきたって。タクシーのオジチャンつかまえておいしい店を聞き出したらしい。「私はラーメンパワーで頑張りたいと思います」と言ってた。
で、崎ちゃん。やっぱりシンバルに頭をぶつける。もう許す!永遠にやってくれ!(笑)。クージーがさんざん食べたあとにラーメンを食べに行った事を暴露してた。そして、自分がだんだんたくさん食べられなくなってきたと。「昔はココイチで500とか600グラムのご飯を頼んでたのに、今なら『減らしてください』なんて言ってる。でも、燃費良くいきたいと思いますんで」と言ってた。加齢に伴って代謝も落ちてくるから、これは自然なことなのかも知れないけどね。
テツヤはどこにも行かず、ヒマでTVを見てたんだけど結末を見れないまま会場入りしちゃって、結末が気になったけどクージーが知ってて教えてもらったという話をしてたわ。マサムネはあんまりしゃべってなかったなぁ。あれ?記憶にない!私としたことが!(笑)。思い出したら書きますわ。スマンねぇ。
思い出したよ。「普段着かって感じの衣装なんですけど、普段俺がベルサーチを着てるっつう噂があって・・・」という話。テツヤが「下着はブランド物だよな?」って突っ込んでるのに、すぐに反応できてないマサムネ。で、「俺、パンツはユニクロの時もあるよ」ってなお答えでしたわ。



曲目リスト
01.ローテク・ロマンティカ
02.さわって・変わって
03.ハネモノ
04.僕の天使マリ
05.スパイダー
06.名前をつけてやる
07.ミカンズのテーマ
08.ロビンソン
09.ババロア
10.旅の途中
11.ガーベラ
12.水色の街
13.今
14.エスカルゴ
15.夢追い虫
16.夜を駆ける
17.ヒバリのこころ
18.8823
19.遥か
20.けもの道
アンコール
01.空も飛べるはず
02.愛のしるし
03.俺のすべて



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