2005年11月18日 Zepp Sapporo |
当初は行かないつもりだったZepp札幌。前回のツアーでは函館の小さいハコのあとだったせいか、なんとなく物足りなさを感じていたので、今回は岸田くんの目の前の興奮をそのまま持ち越そうと思ったりもしていたんだけど、勤務の変更で休みになったので、「こりゃ神様が行けとおっしゃってるんだ!」と思って先週チケ購入(遅すぎ)。
出かける頃には氷雨(♪飲ませて〜ください〜もう〜少し〜♪)が降っていて、邪魔&紛失覚悟で傘をさして会場まで。今日から札幌のホワイトイルミネーションが始まったらしいが、会場の場所の関係もあって、わざとみたいにイルミネーションに背を向けてススキノ歓楽街を通り過ぎるワシ。着いた時にはもう開場していて周りに列が既に無かったので、もう入ってもええのかと思ってTシャツ1枚になって行ったらまだ200番までしか入ってないとは! 結局ワシ1200番台だったからTシャツのまま30分くらい待っていたな。前からあんなにゆっくり入れてたっけ? というくらい列に間が作られていたわ。待っている間、さばけなくて困っているダフィーとか、いまだにいる岸田くん風メガネ野郎のカウントをしたりしていたよ。傘はロッカーに入らないので上に置こうとしたら、ワシより年上の女性が「傘どうしますか?」と聞いてきたので「いや、なくなってもいいから上に置きますよ」と答えたら「それしかないですよね〜」と一緒に上に置いた。ビニール傘だし、しかもワシの壊れかけてるからどうでもいいけど、彼女のは水玉模様でワシより高級な感じやったな。他人の物だけど、なくならなければいいな、と思うワシ。そんなこんなで相当二の腕が冷え切ってからの入場。寒い〜。 こないだのスピッツでライブに集中できないという目に遭ったし、整理番号かなりあとだったし、今回はかなり後ろのブロック(段差の前)の後ろでボーッと待つ。入り口でもらった赤い電車のアメは嬉しかったが、ライブ中どこに置いておけばいいんだよ!?とちょっぴり怒り。せっかく赤い電車の形の箱に入ってるのに、つぶれたら悲しいし、持ったままライブ見てたら汗吸いそうだし・・・。結局前半は持ったりポケットに入れたりして、暴れる時には足元に置いたりしてたんだけど、アンコールでポケットに入れたまま暴れて少しつぶれてしまった(泣) そんで開演。メンバー出てきたーーー! 岸田くんは赤かオレンジの長袖Tシャツ。達身さんはドラムガールTシャツ。あとは視力の関係でわからず。まあ、さすがに後ろの方でいきなり暴れてるヤツはあまりおらず、しかしスペースが十分あるので好きに動けて良かったかな。妙な動きの人がいたな〜と思った方、それはたぶんワシでつ。 岸田くんが「今まで割と小さいハコでやってきたんやけど、こっから新しい曲バンバンやるからな」と言って「マジすかーーー!」なワシ。こりゃやっぱ来て良かったんだと。神様の言う通りにして良かったと。 「花の水鉄砲」や「水中モーター」が新曲以外で函館でやらなかった曲かな? しかしどっちも最高。「ARMY」の音に身を任せてさんざんイイ気持ちになったところで「水中モーター」なんて、ホント楽しい。気持ちイイ。王道かも知れないけど「ばらの花」「Baby〜」は毎度泣きそうになるくらい好きやし。こういうの聴いてると、人を好きになった時の気持ちとか、色んなもんが急に湧き出てくるから不思議。この曲にまつわる思い出なんてないんだけど、それでも急に色んなもんが出てきて苦しくなる。元来音楽ってこういう感情を表したり忘れないようにしたりする為にあったんやろうね。 岸田くんが準備している間にサトくんが「昨日ジンギスカン食べました。俺ウニ・イクラはあまり得意じゃなくて。昼はココイチでした」。客笑う。「(岸田くん見て)・・・これくらいでええかなぁ?」と岸田くんに話題をふる。そんで岸田くん「1300g・・・全部食べたらタダっちゅうやつ。あれ食えないよな?」。サトくん「俺普通のも食えんもん」。岸田くん「まずいからや」。そのあとしばらく客とメンバーはちょっとフクザツな笑いが起こっていた・・・毒舌? あとメンバー紹介と新しいアルバムについて。岸田くんは「自分でも聴くんですよ」と。達身さんが「自分の写真を何度も見てまうようなもんや」と解説。客爆笑。岸田くんも「今まで作ったら聴かないでライブやるだけやったのに、今回ホンマ聴くんですわ」と再度言ってた。要するに客観的に聴いてもすごく良いんだろうな。楽しみだ。サポートの堀江さんが岸田くんに「(リリース前は)緊張する?」と聞いたら「緊張・・・しますねえ。何か試験前みたいな気分。『勉強した?』『した』『・・・俺、してへん(汗)』みたいな」とか言ってた。そうだよなー。ワシにはそこまでの経験ないけど、自分をさらけ出す瞬間みたいなもんだよな。なんかメンバーみんな「ツタヤで予約しました」とか、ツタヤを連呼してたんだけど、あれの意味は? ちなみにロビーでCD販売やってたのは「玉光堂」。ワシ、こないだ買えば良かった!と思った「ウィリー・ワイズリー」を買って帰った。結構良かった。ワシこうして好きな人が好きな音楽とか聴いてしまうんよね。それで音楽の幅も広がって、すごくイイんだけどね。で、今回初演奏な曲もあったりして、新曲それぞれ良かったよ。ホントに「NIKKI」楽しみや。 あと新曲の中で色んな繁華街の名前が出てくるのがあったんだけど、「ススキノ入らなくてごめんな」とか言ってた。 後半は結構後ろの客も飛んだりしてたかな。でも後ろで他人の足踏んでしまうと、ものすごく罪悪感にかられるよな。前でもみくちゃになってたら、そんなんごく普通の事でお互い様なんだけどさ。そんなんで本編終了。 アンコールで出て来た岸田くん「このタオル、よう汗吸うなぁ」とか「そのTシャツなんかええなぁ〜」とツアーグッズの宣伝。しかも達身さんに「乳首浮いてる」とか言ってた。遠くて見えなかったけど(笑) で「皆さん東京まで飛行機で行く? 電車で行く?」と。客ニヤニヤ。「羽田に着くでしょ? ・・・そこから何乗ります?」と岸田くんもニヤニヤ。大半の客は「京急!」と言ってたけど、「モノレール!」な声も。岸田くん「俺もたまにモノレール乗るけどな(笑)。俺ら京急のまわしもんです」と「赤い電車」へ。そして「窓」。そして最後が良かった! 「WORLD'S END SUPERNOVA」のあと、10分くらいずっと色々やってて、それが飽きなくてすげー楽しいの! 途中「汗ま〜みれ〜」を繰り返し歌ったり、「君の汗を俺は煎じて飲みたい」とかいうのを歌ってたな。あとそれぞれソロしまくり。暴れまくり。遠くて細かいところは見れなかったけど、時々メンバーで顔を見合わせながらニヤニヤしたり「ええ? まだ!? 無理!」みたいな顔をしたりしていて、そういうのも楽しかったし。もう満足でしたわ〜。ホント楽しかった!の一言ですわ。 最後みんなで肩組んで挨拶して去って行ったのが印象的だったな。1月のも行きたいなー。 で、帰りロッカーを開けてたら、開演前に一緒に傘を置いた女性が現れて。ちょっと探したけど傘は無事に見つかって、ちょっとだけど「ライブすごく良かったですね」「お疲れ様でした〜」と会話して。なんか小さい事かも知れんけど、そういう感動を共有する、みたいな瞬間ってすごく嬉しいよね。終演後は即帰ったけどね。ああ満足。くるり最高! |
曲目リスト(だいたいこんなもん・順不同) |
お祭りわっしょい
スーパースター Ring Ring Ring 花の水鉄砲 Baby I Love You ARMY 水中モーター バースデー ばらの花 ワンダーフォーゲル 虹色の天使 The Veranda (It's Only) R'n R Workshop! Bus To Finsbury Tonight Is The Night 虹 ロックンロール |
アンコール |
赤い電車
窓 WORLD'S END SUPERNOVA |
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