RISING SUN ROCK FESTIVAL 2002 in EZO |
去年ですっかり野外フェスの楽しさを覚えてしまった私は、今年も職場の先輩と後輩と行ってきたわよ。石狩湾新港に。 今年はモタモタしてる間にテントサイトのチケットが売り切れてしまい、思い切って野宿作戦(とは言っても、自宅まで車で30分くらいなので2日目だけ野宿状態)を実行したわ。冬支度並みの準備をして。 1日目は普段の日勤と変わらない時間に出発。余裕でレジャーサイトにスペースを確保して、開演まであちこちブラブラしてた。今年はステージが4つに増えてて、かなり広くなってた。移動はちょっと大変そうだけど、それだけ多くのライブが楽しめるわけで。スタンディングゾーンには入らなかったけど、一方通行とかになってて去年より出入りはスムーズっぽかったわ。 オフィシャルグッズがかなり売れてて、すぐTシャツがすべて完売。パンフさえ買えればいいんだけど。そして、民生のタオル購入。なんとなく。缶バッジのガシャポンは今年も好評だったっぽい。地味に気になる「たま」はビデオとCDしか売ってなかった。それもかなり気になったけど、節約モードなので我慢したわ。 そんで探検のあとは昼寝。おいおい、始まる前から寝るのかよ!?でも、外でうたた寝するのって気持ちいいのよ。 で、ドラゴンアッシュが登場して開演。のんびり聴く。そのあとはアーステントに行って、出店チェック&SHAKA LABBITSを見に行く。ボーカルのUKIちゃんの声がめっちゃキュート。酒飲みながらライブ見るっていい気分。ライブハウスだと、ゴミ捨てに行ったりできないし、酔うのも心配で普段は酒は飲まないんだけど、年に1回、ここで酒飲みながらライブ見るのよ。すげえ幸せだった〜。 そのあとは、先輩が大好きなSPARKS GO GO。思い切って3人でステージ前まで行ってみた。でもさ、ライブが始まると、後ろから男達がどんどん前に進んでいくわ、男にTシャツ引っ張られるわ、汗くさいわ、元々あった頭痛がひどくなるわ、 とにかく体力に自信がなくてさっさとテントの外に出たのよ。たった30分ちょっとのライブなのに耐えられなかった自分にショックだったけど、とりあえず今のうちに、とセデスを飲みに戻ったさ。ライブが終わる頃にはちゃんとアーステントに戻ったけど。 次はHERMANN H. & THE PACEMAKERS。事前学習でCD買ってみたら結構気に入って。しかし一方のサンステージでは、モンゴル800が始まりそう。ちょっと迷ったけど、ほとんどヘルマンを見てたね。彼らも「モンパチ見に行かなくていいのー?」なんて言って笑いを誘ってた。CDだけ聴くんじゃなくて、ナマで体感するとまた違った印象に。「ああ、こういうボーカルのからみをしてるんだー」とか、普通の事なんだけど。 慌ててモンパチのところへ。MCがまったりしてて心地よい。ボーカルの人がかわいい(笑)。2、3曲しか聴けなかったけど、みんなで大盛り上がりだった。さすがモンパチ。 そのあとはすぐにたまを聴きに行く。昔と変わらないスタイル(ランニングシャツとか)で、ゆったりと聴かせる感じ。ロック野郎たちも大勢来てたわ。私らも、のんびり干し草のロール(牧場にあるようなすごい大きいヤツ。都会っ子にはわかるまい・笑)に寄りかかって聴いてたよ。ステキ。 たまのあとは、ハイロウズを見に再びサンステージへ。ヒロトが脱ぐところは今年は見れず。残念!あれが一番の楽しみだったのに!(ウソ) 今年は去年の反省(くるりがわかっていながらタイムオーバーして大変な支障をきたしたこと・笑)を生かしてか、どのステージも終了時間が早くてさ。バスで帰る人には良かったと思う。私らは車で自宅に戻るからあんまり関係ないんだけどね。ってな感じで、一度自宅に戻って、シャワーに入り、また真っ黒なハナクソにある意味感動して(爆)寝ました。 そして2日目。前日より早く出発。なぜって、レジャーサイトの場所確保の為よ。テントがないと、これが苦労するわよね。去年と違って通し券を持ってる人は並ばずに入れたんだけど、レジャーサイトが閉鎖されてて入れなくてさ。ブラブラしながら待ってる間に、ふと気づけばすでに長蛇の列が。もう並ぶ気も一気に失せたね。しかも待ってる間にめっちゃ日に焼けたし。グラサン焼け&鼻が真っ赤で泣きたくなったぜ。そんなわけで、我々は撤去を命じられない場所に行こうということで、アーステント側のテントサイトの隅にひっそりとシート敷いたよ。目の前に酒が売ってるし、トイレも近くて混雑してない。あとで「選んで良かった〜!」と思ったよ。自分たちが賢いという錯覚に陥るくらいだったよ。それにしても、北海道の8月はずっと天候不良で最高気温も20℃くらいだったのに、この日に限って真夏日よ。これがエゾのジンクスなんだけどね。1回目から一度も雨が降ったことがないんだってさ。そんな感じで、また開演まで一杯飲んで一眠り・・・。普段外でこんな事してたら、ただの酔っぱらいだよね。 でもって、いよいよ奥田民生登場!「イエ〜!」てないつものノリがステキ☆ 曲はね、The Standard、ヘヘヘイ、荒野を行く、人の息子とね・・・。ああ、忘れた。早よレポ書かんからだよね。スイマセン。赤いTシャツがキュートだったわ。 でもね、日焼けがジンジンしてきちゃってかなりつらかったのよ。終了後、即グッズ売り場に行って民生のバスタオル購入。コレで直射日光から少し逃れられるはず。 しばらく腹ごなし&休息したあとはIn The Soupをちょっと見て、東京スカパラダイスオーケストラを見にサンステージへ。う〜ん、とにかくかっこいい!しかも、美しく燃える森では、ちゃんと白い衣装に着替えた民生が登場!さらりと歌って、ニッコリ笑って帰っていった。彼の登場で、さらに盛り上がったよー。さいこー。 さてさて、私らにとっての楽しみな人たちのひとり、元ちとせを見にレッドスターフィールドへ行く。が、すでにものすご〜い人混み。全然前に行けない!?と思って、始めは遠巻きに聴いてたんだけど、サンステージからの音と混ざっちゃって、ちゃんと聴こえないのよ。なので、頑張ってさらにステージに接近してみたよ。でもねえ、全然見えないの。声だけ。曲は福岡と同じだったよ。アカペラで名前のない鳥を歌ったり、ホント気持ちよく、しかも声にゾクゾクするの。声の持ってるパワーって、ホントすごいね。 このあとは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとPE'Zがほぼ同時だったもんだから、両方中途半端に見ることに。いやー、PE'Z、盛り上がってたねー。かっこいい!みんな踊ってるし。ミッシェルのチバさんも相変わらずかっこいい!ワンマンライブとかには行かないんだけど、こういう場でこそ色んなライブを体感できるっていいよね。何気に毎年ミッシェル楽しみだし。 休憩(寒いのに無理矢理カラダを寄せ合って寝た)をはさんで、いよいよ大御所井上陽水!いきなり傘がないを歌い始める。大興奮!声にゾクゾク!っつーか、私の年代で知ってるのって、ちょっと歳ごまかしてるっぽい気がするんだけどね(笑) アジアの純真、飾りじゃないのよ涙は、少年時代とかを歌っておりました。どれもステキ。他2曲くらいあったけど、曲名わからず。スイマセン。MCもイイ意味で訳わかんねえし、すごく楽しかった! お次は忌野清志郎&矢野顕子。始めの寸劇がかわいかった。ふたりのMCもゆったりとしていて、何だか和んでしまったわ。 一方、レッドスターフィールドではすでにUAが歌ってる。そちらも気になり、場所移動。すでに人でいっぱいで、またもUAの姿が見えず。でも声に聴き入る。ホントにUAの声、スキ。アルバムも楽しみだわ。 このあとは、さすがに私と後輩が眠くなっちゃって、去年のようにバラバラ行動に。先輩は元気に去っていった。私らは、また寝た。めっちゃ寒いのに。Tシャツ、パーカー、ジャンパーという、すげー重ね着。ちょっと寝たけど、やっぱ寒くて耐えきれなくなって起きる。なんか食べるか飲むかして暖まろう、ということでブラブラしてたら先輩と偶然会う。去年は最後までバラバラだったんだよなぁ。エゴラッピン、見逃したよ・・・。先輩の話ではとても良かったと。あ〜あ。 ゆらゆら帝国を見ながら、ラーメンやうどんの店にできた長蛇の列を見ながら、ただボーっとしてた。寒いけど、あの列に並ぶのイヤやし、策略にハメられた気分がして、結局暖かいモノはドリンク類で済ませてしまったわ。 そして、なんとなく向こうの空の色が赤っぽくなってきた。夜明けが近いのねー。とか思ってるうちに、ホントに空が明るくなってきた。これだけで少しずつ気温が上がってきそうな気がして、寒さも忘れかけたわ。でもね、WRENCHは私たちの趣味じゃなくて、すごい退屈になっちゃって。「ブームはまだかー」とか言いながら居眠り。これがまた寒さを倍増させてしまったよ!私たちのバカ!バカ! WRENCHが終わる頃にはすっかり明るくなってたわ。朝ですよ。 んでもって、ラストのTHE BOOM。大型スクリーンに映るミヤはめちゃめちゃかっこいい!歌ったらもっとかっこいい!ギャー! 「ここ、石狩の海から沖縄の海に連れて行ってあげます。旅費はタダです」とかかっこいいこと言って(もう何でもかっこいいと感じてしまう・笑)沖縄っぽい曲を次々と。風になりたいとかね。んで、最後はやっぱり島唄。ああ〜〜〜感動。何だかとっても感動して、ウルウルしちまったよ。ありがとう!ありがとう! 終演後は、モソモソと帰り支度。ゴミの分別を徹底的にやって帰ってきました。やっぱりハナクソは真っ黒だった。そして鼻は真っ赤だった(苦笑)。 率直な感想としては、場所が広くなって、出演者がかなり増えて楽しかった。でも、参加者もかなり増えた分、マナーが気になったり、レジャーサイトの狭さを感じたなぁ。あふれた人がその辺でシート敷いてるんだもん。立ち見したり、移動したりする時にお互い邪魔だし。グッズもあっという間に売り切れたしねー。欲しいモノばっかりじゃなかったけどさ。 なんだかんだ言っても、やっぱ野外フェスは面白いよ。来年はちゃんとテントサイトのチケットを確保して臨みたいね。以上、長い長いレポでした。最後まで読んでくれてありがとうね。 |
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