RSR2005 in EZO |
はいはい、今年こそレポ書きますよ(笑) これね、勢いのあるうちに書かないと二度と書けないね。スイマセン、きっと過去のレポは書けないと思われ。ああ、前置きはいらんね。今年の話をさせてください。
今年は前後にも休みがあるという余裕のスケジュール。雨の確率が高かったので、前日に雨具(上下のカッパとアクア用のスニーカー)を購入。そして古めのTシャツを準備(だって濡れたり汚れたりするから新品やホントのお気に入りは着られない)。それでも晴れてくれる事を祈りながら荷造りしてましたがね。朝日見たいもん。 今回も去年一緒に行った上司の娘さん(しかしもうすっかり友達になってる)と一緒。そして彼女の職場の人たちと隣同士でテントサイト確保。まあテキパキとテント立ててくれたりして助かったよ。ワシ自分のテントのクセに自分で立てた事ないようなもんだからね。たびたび降る急の雨の時も荷物をテントに入れてくれたりしたし、ホント感謝でしたわ。 先にグッズを買いに行ってきたんだが、今年もいました祭太郎。道端で太鼓叩きながらちょっと面白い事を言ってくれるお兄さんなんだが、今年も朝まで一緒に頑張ろう!て空気が伝わってきた。この頃は晴れてたんだが、これ以降太陽を見ることなく朝を迎えるとは・・・ある程度覚悟していたけど・・・。 レジャーサイトでオープニングを見る。しかし、しょっぱなからスカパラと怒髪天が重なってて、どっちも見たくて迷いながらスカパラ見る。すげえ楽しい! ここに来て良かったと感無量になったよ。最後まで見たい思いを引きずりつつ怒髪天へ。もうすでに大いに盛り上がっていて、これも見ないとエゾ来た意味ねえぜ!と思っていたら、増子兄が「テントの外の奴らにも聴かせてやる!」とか言ってテントの入り口まで来たの! ワシと友人は兄の方へ駆け寄って行ったさ。もうそこも最前列並みにぎゅうぎゅうに押し合いになってきたんだけど、オーディエンスの大コーラス、兄の歌、すべて最高。ワシ実はライブでしか怒髪天の音楽聴いた事ないんだけど、ホント最高ですよ。R&Eですよ。そして曲が終わった時、兄がオーディエンスの方に倒れこんできたの。ワシその下にいましてね、兄の背中を支えていたんだけど周りに押されてコケましたよ。その前にワシの前方にいたお姉さんがコケて足をひねったまま起き上がれずにいて助けたかったんだけどワシまでコケちゃって。踏まれずに済んだから良かったけど、ヘタに踏まれたりしたらケガするからね・・・。兄はその後テントの外側を走って再びステージに上がって去っていったらしいんだが見れず。そして足をひねらせていたお姉さんに「大丈夫!?」と駆け寄るワシと友人。歩けたし腫れてなかったから大丈夫そうだったけど「腫れてくるようなら診てもらった方がいいよ」とナースらしくアドバイスしておいた。しかしオープニングからいきなり色んな意味でやられた・・・兄ステキすぎる・・・。怒髪天が終わった時、ちょうどスカパラは「ルパン3世のテーマ」やってた。かっこよかったー。 そしてTHE BAND HAS NO NAMEを見にアーステントへ。タワレコで視聴しただけ、という失礼ぶりだが滅多に見られない組み合わせだし、民生だし見ないわけにはイカンでしょう。いやいやこれも楽しかったですよ。本物のロックや!てな感じで。いや、ホント今回は色んなライブを見るたびに「この人達本物やな!」と思ったよ。魂揺さぶられます。そしてまあ、湿気がすごくてグラサンがくもったりしていたらしく、チラリとふたりがグラサン外した顔を見せてくれたよ。それだけでキャーキャー言ってしまう婦女子たち。しかし途中から外も曇ってきていて雨降りそうだと思っていたら、ライブ終了時にはテントから水が流れ落ちるくらい降っていたの。雨具はテントの中。ワシはタオルを頭に巻いてテントに戻ったけど濡れたよ。先に買っておいたTシャツに着替えて休憩。 このあとは降ったりやんだりしていて、何となく見ようと思っていたライブは完全に見に行く気力を奪われてしまい、合間に腹ごしらえしたり仮眠(しかし眠れず)取ったりしていたよ。22時くらいにトイレもガマンできなくなり、ようやく雨具を着て雨の中を歩き始めた状態。あっという間にアクア用のスニーカーもぐしょぐしょになり、開き直ってアーステントの奥へ。レッドスターフィールドでやってたシアターブルックを遠くで聴きながら夕食。はぁ、かっこええ。気合入れて見に行けば良かったよ・・・。でも雨に負けた・・・。電撃ネットワークも断念して就寝。しかしよく眠れなかったよ。エゾじゃあり得ないくらい蒸し暑いし。しかし隣で友人はいびきかいて熟睡。アウトドア慣れしてる人はやっぱ違うな。 で、20日。そこそこに起きて石狩の温泉へ。エゾロッカーたちで激混み。洗い場は長蛇の列。シャワー横入りしたオバチャンがいたが、ワシらが迷惑かけてる立場なので何も言えず・・・。前に並んでた人はオレンジレンジが始まるまでには戻りたいって言ってたな。ワシらは別に見れたら見よう、くらいだったので、ワシらが上がる頃には混雑は解消されていたわ。みんなオレンジレンジに間に合うように行動してたんやね。で、ワシらは帰りに佐藤水産に寄って大きな筋子入りのおにぎりとかを購入して昼食にした。ウマーでした。 会場に着く頃には既にオレンジレンジが始まっていた。会場の外では中学生くらいの女子が数人遠くから聴いてた。親に許可がもらえなかったり、チケ代が高かったりで入場できない若い子もたくさんいるんだろうな、と思ったよ。ワシ大人で良かったす。全曲聴けてないけど、ヒット曲たくさんやってたっぽい。盛り上がっていたっぽい。 そしてそのあとはフジファブリック見にアーステントへ。しかしプログラムを勘違いしていて、まだニコチンが始まる前だった。でも戻るのもめんどくさいし、そのまま柵の外でニコチン見てた。こういうバンドは今まで敢えて見に行こうとしてなかったんだけど、めっちゃかっこええな! ダイブしてる男たち多数(というか同じ男たちが何度もやってる)で、初体験のワシもすごく楽しめるライブだった。興味のあるナシに関わらず、もっと色々見ておくべきやと思ったね。 で、今回のメインのひとつ、フジファブリック。アルバム1枚持ってるんだけど、ライブだとどうなるんだろうと思いつつ、少々疲れてきたので「虹」見たら帰ろうかな、とか思いつつ始まるのを待っていた(待っている間に一瞬寝てた・笑)。しかし目が完全に覚めたね。1曲目から「虹」やってさ、盛り上がる曲続きでさ。途中で帰ろうなんて思わなくなったね。そのあとも新曲やミドルテンポの曲やったりして、期待以上に良いライブだった。MCで「楽屋にも肉焼くところがあるんですけど、さっき民生さんが肉食ってました」て言ってた。そんなシュールな姿が目に浮かぶ〜(笑) そして、このライブの前に駒大苫小牧の優勝が決まったの。大画面モニターに文字で速報されていて、ますますライブも盛り上がるってもんだよ。昨日も決勝進出の速報してくれたし、決勝戦もスコア書い速報してくれてる店があったりして、もうライブも高校野球も同時に盛り上がっていたね。そんな配慮もありがたかったし。 そのあとはこれまたメインの奥田民生! 今回はサンステージに久々に入ってみた。真ん中の柵のあたりならあまり押されずに済むんじゃないかと思って、その辺で待機。しかしライブ始まって気付いた。ワシ最新作聴いてへん!!! なぜなら貧乏妹がいつか買うんだろうと思ってレンタルせずにいたんだった・・・。直前も予習するヒマなかったし。最新アルバムの曲が多かったみたい。楽しかったけどプチ後悔。いかにも民生ファンなイデタチだったのにこれだもの(半泣) でも「さすらい」で大合唱だったし、民生はかっこよすぎるし、最高でしたよ。次回はもっと勉強してきます。MCでは「僕のライブの時は雨は降らない事になってますから。(雨に)言っておきますから」て言ってて笑えた。しかしホントにライブ中は降らなくて、終わった後に少し降ったんだよ。民生の言ってる事もまんざらウソではないんだな(笑) 休憩しながらフィッシュマンズを聴く。聴いたことある声だと思っていたら、ハナレグミやUA、そして忌野清志郎がボーカルやってたの。今年はUAいなくて寂しいな、と思っていたので嬉しかったよ。そしてステキな音楽でした。今度ちゃんとフィッシュマンズ聴こう。 引き続き遠巻きにハイロウズを見る。毎年見てるけど、こんなに人が集まってみんながハッピーになれるライブはないんじゃないかと思うくらい毎年すごいのよ。サンステージ入場制限ギリギリだったんちゃうかな? ホントかなりの人だった。 そして真心ブラザーズを見にアーステントへ。すごく楽しみにしていたのにワシ失敗したよ。1杯だけ酒飲んだら異常に酔ってさ。柵の最前列にいたのにライブが始まる前に立っているのがつらくなって出たさ。そしたら入場規制していて大画面モニターの前にももにすごい人が集まっててビックリ。音が聴こえる場所に座ってスムージー飲みながらライブ聴いてた。遠くてもかっこいいのがわかる。ああ、近くで見たかった・・・酒なんて飲まなきゃ良かったよ・・・と思いながら何度も寝そうになっていた。こりゃまずい、と思って歩けるようになってからテントに戻った。ああ、真心・・・。 テントで1時間くらい眠って、忌野清志郎の声で目覚めたワシ。そしたら「キヨシです」「もうこんな事35年もやってるとです」「同時期にやってた仲間は海の藻屑と消えたとです」「最近息子が口を聞いてくれません」と、ヒロシの真似やってるの! すげーおかしい! 尿意もあったし、テントから出てライブを見る事に。最新曲「愛を謳おう」とか、ワシでも知ってる曲をたくさんやってくれた。トイレから出た後ちょうど「雨上がりの夜空に」をやってくれてさ、みんなで拳上げて「こんな夜に〜♪」を大合唱。かっこよかったー! ワシも年取ってもこんな風にステキな人間でありたいと思った。 そのあとはブラブラしてご飯食べたりして、アジカンはテントの前とかで聴いてた。シングル曲多くてすげー盛り上がってた感じだった。ワンマンのチケ取りにくいバンドはこういう時に見ておかんとね。 友人とクレイジーケンバンドを見にサンステージへ。今度は中央より少し前の方を確保。ワシはシングル曲しか知らなかったけど、とても楽しませていただきましたよ。ギターソロのショーも素晴らしかったし、途中でライムスターのメンバーも出てきて「肉体関係」歌ってたし。何十回「いい〜ね!」を言ったでしょう(笑) そしてくるり。アレンジのせい?ワシの知らない曲ばっかりやってるように聴こえたんだけど。でも夜中らしく過度に騒ぎ立てないような盛り上がり方ができる選曲だった。うまいねー。有名曲は「ばらの花」くらいだったし。あ、新曲がすごく泣けた。シンプルなラブソングなんだけど、愛する人から本当に欲しいと思うのはこういうシンプルな言葉だったりするんだろう、と思ったね。ワシ本当に恋愛から遠ざかりすぎやねん。このままじゃ一気にオバチャンになってしまうよ? あとさ、メガネじゃない岸田くんをちゃんと見たの初めてだったかも。メガネない方がいい男かも知れん。メガネもキライじゃないけどさ、思っていたよりも垂れ目でかわいかったとです。 空が明るくなってきたけど、曇っていて太陽は拝めず。それでも大トリの斉藤和義はしっかり楽しんで帰るよ! 去年買ったアルバムがすげーかっこよくて、それ以来ライブ行ってみたい人だったんよ。まだまだ知ってる曲は少ないんだけどね。途中でアコギだけで「歌うたいのバラッド」やったんだけど、すごく良かった。泣きそうになった。しかし一方ではエロい歌詞の曲やって放送禁止用語をセクシーに言ったりして、ホントこの人すげえ!と思った。ワシ男じゃないのに、あまりにもセクシーでドキドキしたもん(笑) そして最後は「歩いて帰ろう」。すごく気持ちよい曲で締めてくれた。 こんなに長時間サンステージにいた事なかったけど、この時点ではとても心地よい疲れだった。来年もここに来よう!と思う。今年はバイトの人たちがダラダラしてたり不快に思わせるような行動にも会わなかったし、ムシロ橋でビザバンドチェックのお兄さんたちが歌を歌ったりしながらチェックしてたのが楽しかったな。あとは祭太郎。調子に乗って作ったTシャツとタオルの売れ行きが良くないと言って、値引き&サインしてくれるというのでワシ思わずタオル買いましたが何か。タオルにしっかりワシの名前とサインをしてくれて握手もしてもらったよ。来年も会えるかな? 彼は密かな人気者になりつつあるよ。短時間しか晴れてなかったのに日焼けしてしまったし、帰ってからすごく疲れが出てるけどやめられないんだな。楽しくて。長いレポになったけど、読んでくれてありがとうございました。少しでもエゾの楽しさが伝わっているなら嬉しいです。 |
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