2006年4月18日 北海道厚生年金会館 |
なんと札幌で生まれた3人の侍がツアーをやってしまった。幕末に「藩」があったところや地方都市をギター片手に訪れるという内容。内地(北海道から見て本州)や琉球の人たちにはどう楽しんでもらったんでしょうか。ちょっと検索したけどレポあまりなさそうだったので。このレポ読んで何かしら反応もらえたら嬉しいです。
今年の4月は寒くてね、平均気温が5℃に満たなかったという状況。そしてこの日も寒かった。後輩と一緒にライブ前にケーキセット食べてから会場へ。このあたりから徐々に「ござる」調で話すワシら。歩きながら外来語を無理矢理日本語に直したり。タクシーを「賃走車」とかバスを「大型公共交通車」とか。意味不明でござる。 着いた時にはもう開場してたけどまだまだ長蛇の列。待ってたけどギリギリになったので並んで入場して速攻Tシャツ(BEAMSとのコラボのやつ)を買って座席へ。そしたらなんと前座としてアナム&マキ(自称くの一)が登場。ワシとしては大変嬉しいハプニング。3曲やってくれたんだけど、ふたりのパワーあふれるギターと声にはとても感激した。本人たちも「3人の侍に憧れて、いつかくの一になりたいと思っていて、なれて良かったです」と言ってた。 開演前のアナウンスから既に侍モード。「演出の都合上非常灯などを消しますが、暗闇で辻斬りなどにあわないようご注意ください」とか、忘れちゃったのもあるけど笑ったー。アナウンス終了後には拍手が。スピッツ@稚内以来の出来事でござる。いや、普通アナウンスで拍手するような状況(特に出演者がしゃべっているわけじゃない場合)なんてないよな。 そして緞帳が上がりステージが見えた。バックには大きく「3人の侍 旅情編」と書かれた紺色の垂れ幕が。ステキ。 ほんで3人がご登場。やはりまさよしはチョビヒゲ天パやった(半泣)。作務衣みたいの着てた(MCで神戸からずっとこればっか着てるとか、洗ってないんちゃうかとか突っ込まれてた・汚ねえ?)。民生のチョッキみたいなのは何だったんだろう? ちょい遠めだったのでかっこいいのかダサいのかわからず。charはやっぱ渋いねー。かっこいいオジサマて感じ。 最初にやったのは「ホテルカリフォルニア」。渋く始まったな・・・と思っていたら、「♪ホテル オシャマンベ」て歌ってて爆笑。その後も色々札幌市内の地名に置き換えて笑いを取ってたんだが。「毛ガニ」「ススキノ」「狸小路」とか。しかしこのライブ、曲名わからんけどよく知ってるメロディー、という曲がホント多いんですよ。あまりレポになってなくて申し訳ない。まあ、不満な方はスカパーでダイジェストやりますんで、そちらをチェックしてもらえたら良いと思います。(先に謝れば何とかなると思っているワシ・笑) お次は定番「3人の侍」のテーマソングみたいな曲。途中で「かえるの歌」の輪唱を「侍の歌が聞こえてくるよ ござる ござる ござる ござる 侍でござる」てな感じの歌詞でござる。3人のハーモニーが素晴らしい。ワシにとってはエゾ含めて3回目のライブになるんだけど、これ聞くと「ああ、侍や!」と何故か感慨深げになる。調査?によると、ザ・ダイナマイツの「トンネル天国」、ビートルズの「Nowhere man」、ダークダックスの「銀色の道」とかもやってたみたい。 トークはござる調で基本的に外来語禁止。そしてユルイ。酒やタバコを飲みながら。「参勤交代で旅(ライブツアー)に出ていたでござる」「我々はここ蝦夷地の出身で、今までここでしか演奏してなかったんだが」「鎖国だったでござる(笑)」「この話が出て、拙者(char)と奥田殿はあまり乗り気じゃなかったんだが山崎殿がやる気満々でな」と経緯を話してたわ。 途中で「花ちゃん」という女性を呼んでウイスキー持ってきてもらってたんだが、この花ちゃんパツキンでして(笑)。「山崎殿はパツキン好きでござるな」とか、何かにつけまさよしが突っ込まれ役になっていた。寒いのまでまさよしのせいにされてた(確かにライブで来ると天気が荒れるんだけど)。まあ、大先輩たちに突っ込むのは下克上なので基本的に笑顔で返してたな。そして民生を残して3人は退席・・・。 そこで民生が歌ったのは「冬ソナ」の「最初から今まで」。雪の照明をバックにちゃんとハングルで歌ってたのが哀愁よりも笑いを誘ってた。ワシこのシーン1番好きかも。いつしかバックの垂れ幕は3人の家紋のものに変わっていた。 このあとは民生のソロ2曲、まさよしが出てきて一緒に「アレルギーの特効薬」、まさよしのソロ2曲、まさよしとcharが一緒に「BLACK SHOES」、charがソロ2曲、charと民生で「ロボッチ」・・・という感じにソロとセッションの時間。それぞれの声やギターを堪能できる時間でござった。こんなに弾けるようにはならないけど、ワシまた久しぶりにギター出して弾こうかなぁ、なんて思った。 まさよしと花ちゃんは一緒にススキノに消えたことになっていて、ひとり戻ってきたまさよしに「花ちゃん・・・どうだった?」とふたりが質問。「・・・白かったでござる」と答えるまさよし。大人の時間でござる(笑) 後半は再び3人でセッション。ビートルズの「Come Together」とか。この企画のきっかけを作ってくれた人物(WESSの若林氏)に感謝するでござる!とストーンズの「Sympathy For The Devil」(すんません、わからなくてブログから情報を頂戴したでござる)。「♪フーフー」のところを客も一緒に「♪痛風」と歌う。彼は尿酸値高いんだろうな。でもでも、3人の侍を作ってくれた彼に感謝する気持ちはみんな持っていたでござる。本編最後はザ・キングトーンズの「Good night,Baby」。民生がメインボーカル。すげーいいのに、裏声になるとこでみんな妙な笑いを見せていたのは何故だろうか(笑) アンコール。ライブTシャツに衣替え。最後の曲は「上を向いて歩こう」。「♪3人の侍の夜〜」とフェードアウトしながらギターを置き、指を鳴らしながら何度もフェイントかけながらもゆっくり立ち上がり、ステージ袖に消えていった・・・のではなく、なんとステージ中央から3人が降りてきた! みんな大騒ぎなのは言うまでもなく、ワシは「ええなぁ、そのまま真ん中から出て行くんだろうな」と思いながら見ていたら、ふとワシの横の方でスタッフが集まってきているではないか。「そうか、こっちに来るか!」とワシはコソコソ通路の方へ移動。予想通り3人はコチラに向かってくるではないか。先頭から民生、char、まさよしの順。先のふたりは下向いて歌に専念していたが、まさよしはニコニコ握手に応じている。チャンスや! みんな名残惜しく握手の手をなかなか離さないので、結局前腕をつかむという微妙なお触りになってしまったが・・・後輩は他の客に阻まれていて触れなかったというし、ワシはかなりラッキーな客のひとりということになるであろう。最終的にステージ横の出入り口から退場した3人。間近で拝めて良かったでござる(感涙)。 再度アンコールの声に応えて3人がステージに登場。何か客席に投げているが何か見えず。他のブログとかを見て家紋のステッカーだったと判明。ピックと違って飛距離が出せず、ワシらの辺りには全然飛んでこなかった(泣)。 はうう、ええライブやった〜〜〜。毎年やって欲しいなんて贅沢は言わない。でも時々このメンツでライブやって欲しい。 ソロの曲とか一部自信なくて明記しませんでした。札幌でやったのこれだよ!て知ってる方いましたら情報ください(他力本願)。色々検索したけど見つけられませんでした。侍の本拠地レポ、誰か書いてオクレ〜。 |
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