2010年8月20日(金) ロックのほそ道 2日目
 
さて、ホテルではあんまり眠れないワシ。布団とエアコンの調節がうまくいかず、暑いんだか寒いんだか
とにかく快適な環境にならなくて、この日も地味にほとんど眠れず朝を迎えることになり。
ゆうじんたちもお疲れで、ホテルの朝食を食べたのはワシだけ。すぐまた食べるだろうし、軽めですけどね。

案の定、このあとはハンバーガー、カレー、ずんだシェイク、牛タンを食べてからZeppへ。途中死んだように寝たりしながら。
他のスピッツファンの人たちで、ここまで食べ続けてるグループはいるんだろうか? むしろライブより必死です(笑)

午前中にKREVA氏が急病のため出演キャンセルという情報を知る。何度もイベントで一緒だったというのもあり、
友人たちもワシも地味に楽しみにしていただけに残念。詳細もこの時点ではわからなかったので心配だったし。
みんなで「くればいいのに」と言ってた。来年は是非!

今日は友人たちと一緒(途中でどうせバラバラになっちゃうんだけど)に見ようと思って最前ブロックへ行く。
もちろん?タムラ側ですよ。腰砕け希望(笑)
予想通りスピッツの時はゾロゾロと前に出てくる人たちが多くて、なんかデパートのセールみたいな感じ?
フラカンとか他のファンはもっとスムーズに前に入ってきてくれるんだけど・・・これ以上は書けないほど不快な感想。
ワシは最前に行くより見やすい場所がいいので前に人が入ってきてもいいんだけど、なんか、入り方が下手くそなんだよ。
そしてタムラ側にいるのにボーカルしか見てない種類の人も近くにいて、どんどんワシの視界に入ってきてさ(怒)
一緒にタムラとか、前を向いてるならともかく、ほぼ横を向きっぱなしで周りの動きと全然合ってなくて。
途中でイライラしちゃってワシは「桂馬ジャンプ」でクリアしました ←将棋の駒の動きがわかればイメージできるはず
特定のメンバーが好きなのは別にいいんだけど、それならその人の前にちゃんと行くとか、他の人たちの様子も見て楽しむとか
もっと全体を楽しんでくれた方が得だと思うんだけどね。メインは1人じゃないっす。ステージに関わる人たち全員っす。
例えは良くないかも知れないけどさ、1ヶ所しか見ないテーマパークや動物園ってもったいないじゃん。ワシの考え方おかしい?

話はライブに戻しましょう。最初の登場はOKAMOTO'S。今回1番ワシが気に入ったバンド。
客席を煽るのもうまいし、魅せ方も知ってるし、演奏ももちろん上手なんだけど、みんな19歳ってのが衝撃的!
自分が19歳の時なんて看護学校つまんねえ!と腐ってた時期で、全然こんなすごい人じゃなかった(今も、ですが)。
ベース側にいたので、動き回るボーカルと対照的に淡々と弾いてたベースが印象的だったなぁ。
また見たい!と思うバンドでございました。しかしオバチャンなワシが出だしからこんな飛んで体力持つか・・・(笑)

次はのあのわ。派手でちょっとフリフリな衣装のボーカルは歌いながらチェロ弾いてた。メルヘンな感じ?
好みが分かれるかも知れないが、基本的にあの音域の歌声はあまり得意ではない傾向にあるワシでした。
(女性なら低めの声が出る人のが好きだったなぁ、とか色々考えながら見てた・笑)
「ロビンソン」のCDがきっかけで転校後に友達ができたというエピソードも話してた。スピッツ好きということで。

KREVAがいたら、どの順番に出てくるのか・・・と考えたりもしたけど、お次はフラワーカンパニーズ。
この時点で相当盛り上がってたよー! ワシも曲ほとんど知らないしライブも初だったけど、踊る踊る。
OKAMOTO'Sみたいな若さのあるパワーもすごいけど、40代のベテランのパワーもすごいよー。
「真冬の盆踊り」では「ヨサホイヨサホイ ヨサホイホイ〜」とみんな踊り続ける。すっげえ楽しい!
万が一ココで今日のイベントが終了しても、まあいいか!と思えるくらい(笑)

そしてスピッツ! フラカン効果か、昨日より盛り上がってるって!
セットリストはほぼ同じだけど、途中でカバーやってくれたよ。オリジナルはワシの世代じゃないんだけど、
ハナレグミがカバーしているのがすっごい良くて。スピッツはやっぱりイイ意味でスピッツ色になるねえ。
そうだ、両日とも出だしでハウリングしてさ、「動く城かよ!?」と面白くない突っ込みをするワシ。
他では全然ハウッてなかったのにねえ。まあ、イベントなんで仕方ないけどね。

MCではサビの部分だけ「くればいいのに」をギター弾き語り。リハとかしてたんだろうに、ホント残念。
「OKAMOTO'Sがすごかった!」という話題から、「俺たちが19歳の頃はコード3つしか知らなかったよね。」と発言。
同じ時代にバンドやってなくて良かった(勝てない)とか話してたよ。あと、セブンスのコードを「小野リサ」って言ってたとか。
アンコールの自己紹介でタムラが「もし19歳に戻ったら・・・ヒゲを伸ばします」とココでもOKAMOTO'Sの影響が(笑)
いやいや、タムラはヒゲ伸ばす担当じゃない方がイイと思うよ・・・。いや、意外とアリか!? どっちだろう(妄想)
あと、テツヤが「言うよね〜」とか「どんだけ〜」とか何度も言ってたな。冷房効果アリ(笑)
のあのわがチェロ弾いてたのでマサムネが「うちも他の楽器入れてみたいと思ったりしたんです。フルートとか。」と言い出して
「でもアレ、難しいんだよね。音出ねえの」と、尺八のユリ(ビブラート)かけるみたいな動きと顔をして吹くマネしたさ。
顔だけで音が出てない感が伝わる(笑)。でもなんか、素のマサムネっぽい感じで妙に面白かったんだよ。
ちなみにワシはフルートの音は出せます。20年近く拭いてないけど・・・たぶん、運指もだいたい覚えてると思う。
「リコーダーとかならできるかな?」って、それじゃ「たま」じゃんね(笑) アナタのタンバリンとシェイカーもイイよ。

ああ、「ビギナー」でタムラの舌プレイ見た! 昨日と同じかわからないが。マネ結構似てたんだな、と思ったり(笑)

本編は昨日より曲数増えるかな・・・と期待してたら「夢追い虫」来ました!!! アンコールのヒバリも最高!
すごい充実してたけど、これで夏のイベント最後だったんだなー。次はいつライブ行けるんだろうとか思うと寂しいけど、
今回2公演分参加できて良かった! エゾを選ぶか夏イベントを選ぶか毎年悩むんだけどね。行けて良かった。

アンコールの話に戻るけど、再びメタル! マサムネ声高い! 更に途中でフラカンのケイスケ氏とナマハゲ(グレート氏)登場!
ワシはベース側だったので、何気にナマハゲが前に出てきたりするの見て大盛り上がりでしたよ。「泣ぐ子は いねがぁ〜」と。
マサムネが「そのお面イイよねえ〜」と言うもんでグレート氏が当然「かぶってみる?」とはずして渡そうとしたら「いや・・・」と。
じゃあとりあえず「イイよねえ〜」とか言うなよ(笑) 去年トナカイかぶったし、かぶりもの好きなのかと思ったが、違うのか。
それとも、髪型が乱れるのを恐れているのか? 真相はわかりませんが、曲のあとしばしメタルトークするボーカル2名。
去年の打ち上げでずっとメタル談義していて若手が来るんだけどついていけず去って行く、という状態だったほど熱かったそう。
途中でテツヤが「それは(長くなるから)楽屋で話したら・・・」と止めようと思った、って言ってた(笑)
フラカンのふたりもメタル犬Tシャツだったよ。クージーは「犬の生首かと思った」発言してたけど(笑)

そして「ジュニーナ(アルバム発売日)」発言再び。今日も微妙にシーンとしてた(笑)

海っぽい曲がアンコールに並びまして。海に無縁の夏だったけど、これで海満喫したつもりになってみる。

ライブ後はホテルに戻って着替えて、さんざん迷って適当にゴハン食べる。そして明日仕事の人たちは帰る。
早退しないで日帰りするには関東あたりが限界域らしい。まあ、ライブ後ひとりにならずに済んで良かったが。
北海道に戻るにも早退して青森で夜行に乗らないと無理だと思う(時刻表見て考えるのは結構好きだったりするワシ)。

来年また行けるとしたら、ライブの合間に行こうと思って実現してないとこ、色々行きたいな。新幹線も見たい(笑)



セットリスト
1.夏の魔物
2.チェリー
3.放浪カモメはどこまでも
4.ビギナー
5.つぐみ
6.そして僕は途方に暮れる
 (大沢誉志幸のカバー)
7.渚
8.トンガリ’95
9.けもの道
10.夢追い虫
アンコール
11.Street Rock'n Roller(44MAGNUM)の一部
  withケイスケ氏&グレート氏(fromフラカン)
12.マーメイド
13.海とピンク
14.ヒバリのこころ



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