2005年12月4日(日) ダンスクラブ松下 |
ようやく普通にゴハンとか食べられるようになったワシ。でもワシにとっては今日がツアーファイナルなわけで。沖縄満喫しつつもどこか寂しいわけで。朝ひとりでレンタカー返しに行ったらまた迷って(何の為のナビなんだか。トホホ)落ち込んだが、そのおかげでワシのガイドブック?に載ってたスポットを発見できた。良かったのかなぁ・・・。しかもこの日は沖縄マラソンの日で、時間帯ずれたら巻き込まれて大変な事になるところだったあるよ。テレビでちょっと見たけど、真剣に走ってる人と仮装してお遊びで走ってる人が混じっていて妙な空気。どうなんでしょう、あれ。
でもまあ、気を取り直して観光しましょうねー。まずは「ゆいレール」に乗って首里城へ。各駅に向かう時に沖縄メロディーが流れるの、イイ感じ。本州とは繋がってないが日本最南端と最西端の駅を通過。この1ヶ月くらいの間で最北端と最南端の駅に行くなんてワシらホントどうかしてるよ。 首里駅を降りたらまた客引きタクシーがたくさんいて、無視して歩いていこうとしたんだけど、「タクシーなら入り口まで入れる。バス停から歩くと結構あるよ」という言葉に負けて乗車(笑) 車内でも他の場所にも案内するよとか、色々誘われたがワシらなりの目的があるからお断りして。北海道じゃこんなに勧誘してくるタクシー見た事ないけど、これくらいやらないと商売にならないんだろうか。 某オカルトナースの話によると、首里城あたりは北海道からの部隊の人がたくさん戦争で亡くなっているらしい。警戒してワシあまり写真撮らなかったんだけど、あとで見たら微妙なのが少しあって・・・まあどうにかなるだろうけどね。それにしても首里城は日本・中国・朝鮮の文化が色々と取り入れられていて、更に琉球独自の文化があってすごくステキだった。是非まだ手を加えられていない非公開の場所にも行って見たかった。 そのあとはワシのガイドブック(以下バイブル)などを見ながら食べ歩く予定だったんだが臨時休業だったりして一部は食べられず。次回是非。ぶくぶく茶は味は普通だったけど、ぶくぶくの泡をたてたりするのが面白かったかな。あとはバイブルに載っていた沖縄そば屋。外見は普通の民家で看板も特にナシ。思わず土足で上がってしまいそうな入り口。居間としか思えない店内。しかしそばはうまかった! 1人分しか残ってなかったじゅうしいを3つのおにぎりにしてくれたんだが、それもうまくて、絶対次回はちゃんと食べてやる!と思ったね。お店のオバチャン、ワシが北海道から来たと言ったら何故かすごく喜んでくれて、自分が北海道に旅行した時の話とか色々してたなぁ。イイ時間だった。 この日はとにかくえらい寒くて、うっかり上着忘れたのをひどく後悔。あとは農協に寄って、島バナナや沖縄っぽいお菓子を購入。ローカルなお土産。ホテルで島バナナ食べたがおいしかったよ。濃厚な甘さ。 寒かったし、少し休んでからダンスクラブ松下へ。歩いているとスピッツTシャツを着た人に続々出会う。寒いしうちらはなるべくスピッツファン露出しないような服装でいたが、待ってる間ホントに寒かっただよ。おまけに函館のフライデーナイトクラブ並みの「ただのハコ」感の強い会場。そしてものすごくぎゅうぎゅう。終始押される押される。 まずは対バンのモンパチ。結構好きでアルバム持ってるんだけどね。エゾでも遠くから見てたんだけど、ちゃんと目の前でのライブ体験は初めて。「小さな恋のうた」「あなたに」といった有名曲から新曲まで、7曲くらいやってくれた。ワシはかなり満喫。清作くんのMCもほんわかしてイイ感じだった。対バンっていいねえ。 しかし当然次のライブのセッティングには時間がかかるもので。エゾとかも30分ちかくかかるもんな。その間さらに後ろから押してくるもんだからきつかったー。ライブハウスだから仕方ないとは思うけど、もうちょっと思いやりがあってもいいのでは?という人も。ワシはなんとか中央のバーを確保していたけど、そうじゃない人たちはホント大変だったと思う。 そしてスピッツ登場。ますますえらい事になる会場内。そして時々誰も見えなくなる状況。でも必死にここに来れたこと、スピッツと同じ空間にいられることに感謝しながら耐えるワシ。ここで文句言ったらもったいない。 マサムネ恒例のショボビア(しょぼいトリビア)のコーナー。しかも「カントリーマアムのしっとり感は餡子が入っているからだぜ!のコーナーです」とか言ってた。で、今日のショボビアは「スピカ」の歌詞。「古い星の光」って歌ってるけどスピカは新しい星なんだ!という内容。確かに星の中では生まれたばかりの部類なんだけどね。 あとメガネの話。デビュー当時テツヤとタムラがメガネで、バンド内にふたりメガネがいるのはどうかと思ったと。テツヤ「しかもベッコウだからね!」と。当時流行ってたからな(笑) タムラはモンパチのTシャツ着てたらしいがワシにはそこまで見えなかった。しかも「モンゴルさん」て言ってた。マサムネが「俺らもスピッツ600に・・・」とか言ってた。なんで数字減るよ(笑) ああ、あとね、あとね、一番良かったのが「ナンプラー日和」! スペシャルゲストとして三線の よなは徹氏 が登場! まさか生の三線が入るとは思わなかったのでワシも会場のみんなも大興奮。地元の人も、そうじゃない人もみんなカチャーシー踊る踊る踊る!!! ワシも全然いい加減なのにここで踊らな損するで!とばかりに踊る。めっちゃ楽しかったーーー。もう、よなはさんずっといて!って思った。マサムネも「客席にいてみたかった」と言ったほど、客楽しそうだったんだろうなー。そう、終始メンバーめっちゃ楽しそうだったよ。久々にここまでメンバーが「楽しんでる」ライブだったのかも。 よなはさん、1曲で去っていったんだが、打ち上げの時にある疑惑が浮上。事実は謎のまま・・・。 でもさあ、ワシ「沖縄でナンプラー日和の時に生カチャーシー体験がしたい」と思っていて、もう大満足でしたよ。来て本当に良かった。また次回も沖縄に来たい。 アンコールの時にテツヤが着ていた「エロス」Tシャツ。那覇市内のバーのTシャツなんだけど、あれ着て「夢追い虫」とかやってるのが微妙に笑えた。しかもメンバー紹介で「福岡と沖縄マラソン走って来ました!」とか言ってた。最高。 ライブ後は居酒屋で打ち上げ。そして寝た。翌日は空港で順番にアホで愉快な仲間たちとお別れ。地元の友人が「おそろいだよー」って買ってきてくれた、ちんすこうのストラップに涙し、別れぎわにA&Wでハンバーガー食べながら泣きそうになり、あとで思えば「どんなだよ」という状況連発だったが名残惜しいまま帰路へ。函館の上空がめっちゃキレイだったけど、着いたらめっちゃ寒いの。なんかわかっていてもガックリくるよな。この寒さ。でもまた沖縄行きます。ありがとう。 |
セットリスト |
1.テイタム・オニール
2.エスカルゴ 3.8823 4.白い炎 5.ワタリ 6.恋のはじまり 7.ロビンソン 8.ほのほ 9.スピカ 10.けもの道 11.会いに行くよ 12.ナンプラー日和 13.正夢 14.夜を駆ける 15.甘ったれクリーチャー 16.メモリーズ・カスタム 17.俺のすべて 18.みそか |
アンコール |
1.チェリー
2.夢追い虫 3.春の歌 |
戻る |