2005年10月28日(金) Zepp Sapporo |
ようやく後半戦。数日前から風邪をひき(小児科の子供たちからうつされたと思われ。労災じゃー!)、ノドの違和感と咳が続いていて微妙。せっかくの誕生日&地元ライブなのに。ギリギリまで自宅で待機。昼くらいに友人から「さっき着いたよー」とメール。事前に何時の便で来るかという連絡すらないというところが彼女たちらしい。というわけで放置(笑)
会場には結構ギリギリに着いたかな。整理番号が良くないと気合いが入らないぜ・・・と言いつつ開場前からTシャツですが何か。開場が遅れてて少し待ったけど、首に巻いたタオルのおかげで寒くない。タオルバンザイ。隣に並んでたお姉さんに「寒くないんですか・・・?」と聞かれた。気合いが入ってれば寒くないよ。たぶんね。あとでガタこなけりゃいいけど。我ながら風邪ひいてるのにこんな格好している事自体呆れるぜ。ホント何のためにナースしてるんだよ。 開場。意外と前の方が空いてたので一番前のブロックに入ってみた。しかしこれ失敗だったねー。開演したらどの辺で見ようとか、途中で色んな事考えてたけど全てムダだったと気付くのは開演後だった・・・。 開演。暗くなった瞬間、ワシは後ろからのものすごい力に押されて一気にマサムネ前へ。下がりたくてもみんなの押しがものすごくて戻れねえ(号泣) つかみんなガツガツしすぎやねん! そんなんしてまで前行きたいのか!?と一瞬ムカつく。しばらくこの押し合いが続いていたおかげで始めの2曲は全く集中できず。「8823」が始まった瞬間ワシはこう思った。「ここじゃタムラが見えないじゃねえかよ!」と。ホントかなり前に出てしまったので、マサムネ以外何も見えないのよ。しかも押されて苦しいし。イントロで一気にタムラ方面に下がったよ。何とか「8823」のタムラ様を拝む事ができたわけで。当分ライブハウスは前方に行かない方がいいかも・・・。あんなに周りがガツガツしてるんじゃライブに集中できないぜ。いや、ホントに。始めの3曲返せー。 衣装といえば、マサムネは何故か「ポリドール」のロゴマークの入ったTシャツ着てた。今頃なぜ? タンス整理してたら出てきたのかよ!? 実は結構かわいかったりするんだけれども。 ネタバレ見てたけどセットリストまでは覚えてなくて、いちいち「ああ、こう来るんだー」とか思いながら見てた。 ライブで聴いてイイ!と思ったのが「白い炎」。アルバムだと結構どうでもいいや程度に聴いてたので、これぞライブの良さだよね。CDと違う感覚やアレンジが楽しめる。「秋らしい曲を・・・」と「ロビンソン」やったけど、ワシには秋のイメージじゃないんだよなぁ。いっぱい聴いてたのが春だったから。まあワシの事はいいんだけどね。 後ろに下がったけど、それでも立ち位置イマイチだったらしく、タムラが奥の方で暴れてる様子が見えなかった。何で代わりのベースが出てきたのかとか、状況を把握するのがいちいち遅かった。これはワシ自身の久々に大きい反省材料ですよ。次回(ダンスクラブ松下)の立ち位置考えないと・・・。ホントもったいねえ(泣崩) 周りで気になったのは小学生くらいの男の子を連れた母親。うちらでさえ暑くて苦しいのに、子供はうちらよりも低い場所にいるからさらに暑くて恐ろしい目に遭っていて、しかも大人に囲まれているからライブまともに見えてない。それを周りの人たちもすごく気遣っていたんだけど、肝心の母親はどう思ってたんだろうか? 少なくても周りの人間は気になって全然ライブに集中できてなかったよ。酸欠とか脱水になる可能性だってあるわけだし、ライブを一緒に見るのはすごくイイ事なんだけど、ライブハウスは特に子供に配慮してあげてほしいな。ホントにすごく心配でしたわ。あとは後ろで「タムラいいなぁ〜!」と絶賛していた男性。きっとライブでのタムラの良さに気付いたと思われ。そうやってみんなタムラから目が離せなくなるんですよ。ウシシ。他にもあの激しい前線でずっと頑張ってたオバサンとかいたなぁ。素晴らしい。その後腰とか大丈夫でしたでしょうか?(←余計なお世話) 気を取り直してMCを。もうメンバー紹介でしゃべった事もまとめてしまうが許しておくれ。ライブ当日はテツヤと崎ちゃんがスープカレー(一灯庵)を食べて、当日入りのタムラは空港から電車(普段は空港から車で移動するから電車満喫したらしい)で移動して札幌駅でイベンターの人と合流。そこで「カレーが食べたい」と言って結局西武の地下にある一灯庵に行って来たんだって。アンタ前半も一灯庵だったじゃないの。ワシなら木多郎にするけどなぁ。うまいし。それなのに「今まであんまりスープカレーっておいしいと思った事なかったんだけど、今日はおいしいと思いました」だって。だからワシがおいしいところ案内してやるって! いや、案内させてくださいよホント(笑) そこでマサムネが「俺いつもライスだけが残っちゃうんだよねえ。俺、計画性ないからさぁ」と甘ったれぶりを発揮して、あとでクージーにチェックされてた。「スープっておかわりできるのかな?」というマサムネの問いに「君の勇気さえあればね」とタムラ。おかわりに勇気はいらないが金がいるよ。前回のツアーの帰りにマサムネは大泉洋プロデュースのレトルトのスープカレー(具を入れて作るタイプ)を買って帰ったんだって。おいしかったって。そこでテツヤが「大泉“アキラ”さんの・・・」とワシにもわからない事を言い出す。マサムネも「あれ?『孫』の人は逸郎だったっけ?」と続き、テツヤが「俺のじいちゃんは『ミツロウ』な!」で終了。まあそんなスープカレー話から「次はスパイシーな曲を・・・」とナンプラー日和に繋がっていくのだった。 タムラ以外は前日入りしていて、夜にジンギスカンを食べに行って来たんだって。店を出た向かいで並んでる人がいて、なんだろうと思ったら「けやき」というラーメン屋だったんだって。昔マサムネも並んで食べた事があった、という話でございましたよ。ライブ後友人たちが早速その店に行ったらしいが、期待してたほどではなかったらしい(苦笑)。 テツヤは今回「ジンギスカン行けるよ!」て事でジンギスカン克服したんだって。これでひとつ北海道グルメを楽しめるようになったというわけで。マサムネが「子供の頃なけなしのお小遣いでレコード買って、部屋がディスコと化してた」と「ジンギスカン」ていう昔流行った曲(ワシも覚えてる)を踊ってた。更に「サタデーナイトフィーバー」のポーズでキメてた(笑) いつも思うが、こういう古めのネタ多いよね? それに反応して笑ってるワシ自身「年だなぁ」て思うんだけど・・・きっと20歳以下くらいの世代は知らない事で盛り上がってる事あるよね? このバンドのボーカルの人・・・わざと言ってるのか? マサムネが最近ツアー中も快眠で、ようやく自分に合った枕を見つけたんだって。テンピュールもダメで、ずっと色々試してた結果「これだ!」というのがニトリの550円の枕だったと。安い・・・庶民丸出しかよ・・・でもそれが合うんだから良かったよな。確かにホテルの枕が合うかどうかで安眠が得られるかが決まるよね。わかるけど・・・何故550円・・・。 北海道のライブで時々言ってるのが「北海道の景色は地元・福岡と全然違うよね」という話。あと「ここが日本で最初にできたZeppなんだって」というトリビア話。北海道厚生年金会館は大きいけど、オケピがあって1列目まで距離があるからお客さんとちょっと離れた感じがするからZeppはイイって。そんで「またペニーレーンでもやってみたいよね」という話になって。ワシ行く機会がなくていまだにペニーレーン24っていうライブハウスに行った事ないんだよね。Zeppより小さいのは確かだけど。そこからタムラの「チャック事件(確か本編全部チャック全開だった、という話だったと思う)」へと話が発展。またマサムネが「チャックは日本語なんだよ。巾着から来てるんだって」とトリビアを披露。ライブ後ワシと友人で「何故巾着が関係してるのか」で議論になったが、なんで? 下ネタ的な発想しかできないんですけど・・・。 後半盛り上がっていく前の決まり文句では「でっかいスピッツに乗らないかい?」。しかし「♪ぎ〜んのりゅ〜うの〜 背に〜乗〜ってえ〜〜」と歌うマサムネ。中島みゆきでつか・・・。 メンバー紹介のところでは崎ちゃんは「日ハムの試合見に来たい」て言ってた。SHINJOファンだから阪神の次に日ハムを応援してると言ってたよ。ホームでの試合の時、SHINJOがかぶりもので現れたりするから、それも見てみたいんだってさ。あ、書くまでもなくシンバルに頭ぶつけてましたから。あとは「明日火星がでっかく見えるんだってさ!」と珍しく話題性のある発言。しかし「明日天気悪いんでしょ? 雪降るかも知れないとか・・・」とマサムネ。そこで話が終了したかと思えば、テツヤが自己紹介の出だしで「明日火星がでっかく見えるんだって!」と再び。「えぇ〜〜〜!!!」と笑っていいとも!並みのリアクションをするお客さん、みんな素晴らしいよ(笑) テツヤを理解してるからこその反応だよね。 テツヤは6月に北海道に旅行に来た話。旭山動物園(旭川)に行って、美瑛・富良野・登別まで行って来たらしい。バイクで行ったとか言って一瞬空気が止まる。オートマ限定免許(数年前に取得)しか持ってないのに。ほいで「クマ牧場はみんな行った方がいいよ!」と。お客さん苦笑。ワシ行った事ないけど、とりあえずクマは臭いらしい。 自分のポジションについての反省は多々あるけど、ライブはやっぱり良かったよ。あんまり前が見えなくて、気付いたらタムラのペリエ浴びてたし。ライブハウスはこれがなくちゃね。それにしても、ホントいいバンドだよね〜。帰りはいつもの店でスープカレー食べて帰った。次の日も仕事だったからさ・・・。そして夜行列車で稚内に向かうのでした。つづく、、、 |
セットリスト |
1.テイタム・オニール
2.エスカルゴ 3.8823 4.白い炎 5.ワタリ 6.恋のはじまり 7.ロビンソン 8.ほのほ 9.スピカ 10.けもの道 11.会いに行くよ 12.ナンプラー日和 13.正夢 14.夜を駆ける 15.甘ったれクリーチャー 16.メモリーズ・カスタム 17.俺のすべて 18.みそか |
アンコール |
1.チェリー
2.放浪カモメはどこまでも 3.春の歌 |
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